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  • 2人~6人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1990年~

ダイナマイトナース稲妻老人さんのルール/インスト

1387名
2名
0
6年弱前

『コンポーネント』

カード 120枚


患者カード 50枚

    入院患者です。病の難易度、イラスト、病名(怪我名)が書かれています。
    難易度の上に赤字で「急」と書かれた患者は「急患カード」と呼ばれます。


医師カード 26枚

    医師です。医師の腕(技術度)、イラスト、医師の名前が書かれています。
    オールマイティと書かれた医師は特別な医師です。詳細は後述。


イベントカード 43枚

    病院で起こる様々な出来事が書かれています。
    イベントカードの中には引いた時にすぐに使用しなければならない
    オープンカードと、そうではないカードに分かれています。
    オープンカードは赤字で、そうではないカード黒字で印刷されています。


予備カード 1枚

ルールブック 1冊


『インスト』

(1)カードをシャッフルして、各プレイヤーに手札として5枚配ります。
   もし、配られたカードにオープンカードが入っていたら、
   それがなくなるまで新たに引き直して下さい。
   残ったカードは裏向きにテーブルの中央に置いて山札とします。

(2)何らかの方法でスタートプレイヤーを決めて下さい。

(3)以降はスタートプレイヤーから時計回りにターンが進みます。


以上で準備は終了です。


『ルール』

(1)入院患者の数がベッド数を超えている場合、患者の容体が悪化(後述)します。
   ただし、「きりかえし」(後述)により順番が跳ばされて回ってきた場合は、
   この処理を行いません。
   なお、各病院の最初のベッド数は3です。

(2)山札からカードを1枚引き、手札に加えます。
   ただし、「きりかえし」(後述)により順番が跳ばされて回ってきた場合は、
   山札からカードを2枚引き、手札に加えます。

(3)その時引いたカードがオープンカードなら、すぐにその指示に従って下さい。
   その後、もう1枚カードを引いて下さい。
   それもオープンカードならば、もう一度同じように処理して下さい。
   引いたカードがオープンカードでなければ手札に加えて下さい。

(4)次に、下記の行動の内、1つを選んで1回だけ行う事が出来ます。
   何も行わずにパスする事にしても構いません。
   a)患者の外来
   b)患者のオペ(手術)
   c)イベントの発生

   なお、各種行動については後述致します。

(5)手札が6枚以上ならば4枚になるまでカードを捨てます。

(6)次のプレイヤーに順番が移ります。


勝利条件

「ゲームの目的」
  いかに病院で亡くなる患者の数を減らして、病院の評判を良くするか
  という事が目的となります。
  最も多くの死者を出してしまったプレイヤーは、危険な看護婦は

      ダイナマイト・ナース

  として人々の心に末長く刻みつけられる事でしょう。

「ゲームの終了と勝利」
  山札が一回なくなったら捨て札をシャッフルして山札とし、ゲームを続行します。
  さらに山札がなくなったら、そこで一度ゲームを中断します。
  こうして山札が2回なくなるまでを「1プレイ」と言います。
  何プレイかゲームを続け、誰かの「キルマーク」(後述)の合計が10に達した
  所でゲームは終了します。
  そして、その時に「キルマーク」が1番少ないプレイヤーが勝利します。
  最もキルマークの少ないプレイヤーが複数いたら、その時に「入院患者」の少ない
  プレイヤーの勝利となります。
  それも同じならば、それらのプレイヤーが勝利を分かち合います。



(4)ー(a) 患者の外来
   ・患者の外来
    プレイヤーは自分の手番に手札として持っている患者カードを他のプレイヤーに
    押し付ける事が出来ます。
    これを「患者の外来」といい、押し付ける患者の事を「外来患者」といいます。
    1回の手番で押し付けられる患者カードは1枚だけです。
   ・きりかえし
    外来患者を押し付けられたプレイヤーは、その患者を治療出来る医師カードを
    手札の中に持っていれば、ただちにその患者をオペする事が出来ます。
    これを「きりかえし」といいます。
    ただし、「きりかえし」を行う場合には、外来患者(1人)だけしかオペ
    する事が出来ません。
    つまり入院患者を同時にオペする事は出来ません。
    また、外来患者が急患の場合は、「きりかえし」を行う事が出来ません。
    「きりかえし」を行った場合には、順番は「きりかえし」を行ったプレイヤーに移ります。
   ・入院患者とあふれ患者
    外来患者があっても、「きりかえし」出来ないか、もしくはしたくない場合、
    その患者カードを受け取り、左から順に病院のベッドに並べなくてはなりません。
    こうして並べられた患者カードを「入院患者」といいます。
    仮に全てのベッドが既に入院患者で一杯だとしても、外来患者があったら入院させ
    1番新しい入院患者の右へ並べていかなくてはなりません。
    入院患者の数がベッドの数よりも多い時、ベッドに乗り切れない入院患者の事を
    「あふれ患者」といいます。
   ・急患
    外来患者が急患だった時、これを入院させる事が出来ません。
    ただちに「きりかえし」でオペして下さい。
    もし、出来ない場合はその患者はその場で死亡してしまいます。
   ・たらいまわし
    外来患者があった時、イベントカードの「たらいまわし」カードを使えば、その
    外来患者を他プレイヤーに差し向ける事が出来ます。
    これは「きりかえし」とは異なり、イベントカードを使ったプレイヤーに順番は
    移りません。
    ただし、「たらいまわし」によって押し付けられたプレイヤーが「きりかえし」
    を行えば、そのプレイヤーに順番が移ります。


(1)容体の悪化
   ・容体悪化と死亡
    自分の番が回ってきた時、入院患者の数がベッドの数を上回っているならば、入院
    患者の容体が悪化します。
    悪化する患者の数はその時の「あふれ患者」の数と同じです。
    最も左の(古い)入院患者から順番に容体が悪化していきます。
    あふれ患者が必ずしも容体悪化するとは限らない点に注意して下さい。
    こうして容体の悪化した患者カードは裏返しにします。
    既に容体の悪化している患者の容体が再び悪化した場合、その患者は死亡した事に
    なり、ベッドから取り除かれ、「キルマーク」となります。
   ・キルマーク
    プレイヤーは死亡してしまった自分の入院患者のカードを受け取ります。
    こうしてプレイヤーが受け取った患者カードを「キルマーク」といいます。
    各プレイヤーはゲーム中、自分の「キルマーク」の数を他のプレイヤーに分かる
    ように置いておかなければなりません。
    入院患者が死亡していなくなり空間(ベッド)が空いたら順に左に詰めて下さい。


(4)ー(b) 患者のオペ(手術)
   ・患者のオペ
    ゲームに勝つ為には死者を出さないようにしなくてはなりません。
    その為には早めに患者を治療して、入院患者を常に少なくしておかなければなりません。
    この治療行為を「オペ」といいます。
   ・オペの仕方
    オペを行うには医師カードを1枚使います。
    オペを行う時は、まず使用する医師カードと、オペを施す入院患者を宣言します。
    その後、使用した医師カードを捨て、患者カードは、それが容体の悪化していない
    入院患者なら、退院させる事が出来ます。
    容体が悪化している(裏返しになっている)患者カードなら、表にする事が出来ます。
    退院した患者カードはッベッドから取り除き、ただちに捨て札として下さい。
   ・オペの制限
    1回の手番で2枚以上の医師カードを使ってオペをする事は出来ません。
    しかし、オペする入院患者の「難易度」の合計が、使用する医師カードの
    「技術度」の数値を超えなければ、1枚の医師カードで複数の入院患者を同時に
    オペする事が出来ます。
    例えば「技術度」が8の医師なら、難易度8の患者1人か、5と3の患者を1人
    ずつ、あるいは4の患者を2人、2の患者を4人等、一度にオペが出来ます。
    その場合、患者カードの並びに関係なく、どの患者からオペしても構いません。
    ただし、1回の手番に1人の患者に2回のオペを行って、容体の悪化した患者を
    いきなり退院させる事は出来ません。
   ・使われた医師カード
    一度オペを行った医師カードは、捨て札となります。
   ・オールマイティ
    医師カードの中には「オールマイティ」と記載されたカードがあります。
    このカードは他の医師カードとは異なり、そのカードの「技術度」以下の
    「難易度」の患者全てを一度にオペする事が出来ます。
   ・オペの失敗
    オペを宣言した後、他プレイヤーがイベントカードを使った事によって、宣言通り
    にオペ出来なくなる事があります。
    こうしてオペするはずの入院患者がオペ出来なくなった時、その患者のオペは失敗
    した事になります。
    ただちにその患者の容体を悪化させて下さい。
    悪化していない患者なら悪化し(裏返す)、既に悪化している患者ならば死亡して
    (キルマークになる)しまいます。
    つまりオペは他プレイヤーの妨害がなければ必ず成功し、妨害されれば失敗する事
    になります。


(4)-(c) イベントの発生
   プレイヤーは、手持ちのイベントカードを、各イベントカードに指示されている時期
   に使用する事が出来ます。
   時期が正しければ、1回の手番に何枚でも使う事が出来ます。
   他のプレイヤーの番に使うカードであっても、一度に何枚でも使う事が出来ます。
   使う順番も自由です。
   ただし、何枚使ったとしても、山札からカードを補充する事は出来ません。
   イベントカードは特に指示がない限り使い捨てです。
   また、一部のカードは説明文が長い為、カードの指示が一部省かれているものがあります。
   説明が省かれているイベントカード6枚の内容を以下に記載します。


  たらいまわし
    このカードは外来患者または急患があった時に使う。
    その患者カードを望む他のプレイヤーに回す事が出来る。

  伝染病
    このカードは自分の番に使う。
    他プレイヤーの入院患者全ての容体を悪化させる事が出来る。
    既に悪化している患者は死亡する。

  容体急変
    このカードは自分の番に使う。
    望む他プレイヤー1人の入院患者1人の容体を悪化させる事が出来る。
    それが既に悪化している患者なら死亡する。

  紹介状
    このカードは自分の番に使う。
    自分の入院患者1枚をそのまま他プレイヤーの入院患者にする事が出来る。
    相手は「きりかえし」が出来ない。

  新薬投与
    このカードは自分の番に使う。
    山札を1枚引き、それがイベントカードでなければ、自分の入院患者2人を退院
    させられる。
    そうでなければ、自分の入院患者1人の容体が悪化する。
    引いた山札は、内容に関わらず、すぐに捨て札とする。

  税務監査
    このカードは自分の番に使う。
    望む他プレイヤー1人を1回休みに出来る。
    休みのプレイヤーは山札からカードを引く事も、他の活動をする事も出来ない。
    ただし、「きりかえし」だけは出来る。
    また、容体の悪化は通常通りに起こる。



☆オプションルール

 プレイヤー全員が望むなら、以下のルールを使っても構いません。
 ただし、少々複雑になりますので注意が必要です。
 また、これまでのルールと矛盾する点は、こちらを優先します。

 ・手術台ルール
  このルールを採用した場合、「あふれ患者」にオペする事が出来なくなります。
  「あふれ患者」に当てがえるような手術台を確保出来ないのです。
  したがって「あふれ患者」となっている患者カードをオペする為には、まずベッドの上
  の患者を退院させなくてはなりません。
 ・入院開始ルール
  このゲームでは全ての病院が完成した所から始まります。
  その為、どの病院も入院患者がいない状態で始まるのです。
  しかし、病院が一斉に完成するはずがありません。
  そして患者は常に病院を求めているのです。
  そこでこのルールを採用した場合、全てのプレイヤーは、ゲーム開始時に配られた
  手札の中にある患者カードを自分の病院に入院させてからゲームを始めなくてはなりません。
  この行為により手札が減っても、そのままゲームを始めて下さい。
  このルールを採用すると、プレイ時間を少し短くする事が出来ます。

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