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  • 1人~4人
  • 45分前後
  • 13歳~
  • 2023年~
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5ヶ月前

RPG「ファイナルファンタジー」のキャラクター「チョコボ」を主人公に据えた「チョコボの不思議なダンジョン」というゲームがありまして、本作はそのボードゲームバージョンという括り。といっても内容はちょい違うので、キャラクターを使った別ゲームと思って貰えればOK。協力ゲームかつソロプレイも可能ということで、ソロプレイのみですがご紹介です。


概 要

テーマ:ゲーム「チョコボの不思議なダンジョン」準拠。チョコボの行動を決定して、モンスターを倒したり回復したりしながらダンジョンを進ませます。

勝利条件:最下層(4階)でボス(2種から選択)を倒す

敗北条件:①チョコボのライフがなくなる②1階~3階で死神がゲージの最後まで行く③4階でチョコボと死神が一時的にでも隣り合わせになる(追いつかれる)④手札が出せなくなる のどれかを満たした場合


コンポーネント

チョコボカード。100枚あります。1~100の数字と1~5個のチョコボの足跡が描いてあります。数字はアクションの実行順、足跡は回数や歩数になります。


モンスターカード:黄色と赤があり、赤のが強い感じ。トンベリやサボテンダー、ボムやアーリマンなどFFシリーズお馴染みの敵キャラたち。ライフ・攻撃力・倒した際に獲得するアイテム等が記載されています。



ダンジョンボード:両面仕様の3枚。1階の裏が4階。止まるとアイテムがもらえたり回復したりダメージを負ったりするマスも含まれます。上り階段からスタートして下り階段まで行けば次の階層へ。死神の歩数もこちらでカウント。



ボスボード:今回のボスはベヒーモスとオメガ。両面なのでどっちか選択。4階プレイ時ダンジョンボードに重ねます。


トークン類:食べることで手札を増やせる「ギザールの野菜」、モンスターのダメージ管理トークン、使いきりの「本」の3種類。

コマ:チョコボと死神。プリントで良くできてる。

チョコボボード:2枚と軸のコマを組み合わせてダイヤルみたく動くようになってます。チョコボのライフやギザールの野菜数もここで管理。


セットアップ

多人数もソロも共通。カード・トークン類は手の届くところに置いて、以下の準備をします。

①ボードを下から3~1階になるように重ねる(2階と3階は表裏どちらを使うかは任意)

②ボス(ベヒーモス・オメガのどちらか)を選択し、ボードの横に置く。

③チョコボボードのライフは9、野菜は5の位置にキューブを乗せる。アクションダイヤルを任意の位置にセット。

④ダンジョンボードのスタート位置にチョコボ、死神ゲージの一番左に死神コマをそれぞれ置く。

⑤100枚のチョコボカードを山札にして、難易度に応じた手札を引き、同じく本トークンを持つ。

【ソロノーマル。手札10枚と本トークン2つでスタート】


ゲームについて(ソロ)

ダンジョン1階入り口からスタートして、1階~3階は死神に追い付かれないように次の階への階段への到達を目指す、4階はボスのライフを0にすることを目指します。

各階層、ラウンド開始時に出てくるモンスターが示されているので、指定デッキからモンスターを配置します。

移動やモンスターへの攻撃、死神の移動歩数はアクションボードに配置したチョコボカードで決まり、毎ターン5アクションを行います。

ソロの場合は手札上限12枚であることと、カードプレイのやり方が違います。以下ソロのラウンドの流れです。②~⑥が一連のアクション選択になります。

①ダンジョン階層指定数分モンスターを配置する。

②手札から1枚選択して出す
③山札から2枚引いて出す
④②③のカードを見て、手札からもう2枚出す。ここで使用する5枚が決定。
⑤5枚のカードを小さい順に並べ、アクションボード外周5か所に時計回りに並べる
⑥該当アクションを実行する

⑦ボスやモンスターが残ってたら、カードの攻撃力分チョコボのライフを減らし、使ったカード5枚をすべて捨て札にしてチョコボボードを時計回りに1つ進める。

という流れ。

選択アクションは次のとおり。毎回ボードが回転して、1手番中選択できるのは7個中5個。複数描いてある場合は好きな方選択。


はしる:足跡分だけチョコボコマを進める。なにかマークがあったらその効果も適用する

たたかう:チョコボの足跡分モンスターへダメージ。1匹にのみで分散はしない

たべる:足跡分ギザールの野菜を消費して同数分山札から手札に補充する(ソロの手札上限は12枚)

しにがみ:足跡分死神コマを進める


動きの一例です。5枚のカードを小さい順に時計回りに配置します。



1つ目。「はしる」か「たべる」を4つ実行。今回は「たべる」。野菜4つ消費して手札を4枚獲得。


2つ目。「はしる」か「たたかう」を1。マップを見ると1歩先に野菜マークがあるので「あるく」を選択。野菜トークンを1つ獲得(裏は5でした。野菜在庫5個増)


3つ目。しにがみ。2歩移動。4つ目。「はしる」1歩移動。


最後。「たたかう」か「たべる」が5。

たたかうを選択して左のモンスターを攻撃。倒しきったので「本」を獲得。


残ったサハギンの攻撃。1ダメージ。(※この写真では野菜5個追加が反映していません)


ラウンド終了時。

手札11枚(10枚から3枚使用して4枚補充)、野菜6個(5個から4個使用5個獲得)、ライフ9(1ダメージ)、死神2歩移動

チョコボ2歩移動、本3冊(元2冊+モンスター撃破報酬)

こんな感じです。(チョコボボードは1つ回し済)


4階(ボス戦)

通常処理に加えて最初に選んだボスボードを真ん中に置く。ぐるぐる回りながらボスのライフを削りきれば勝利。
死神はゲージではなく、内周を時計回りに移動します。

他の階との違いは

・死神のいるところがターン終了時にダメージとして飛んできます。また、チョコボと隣り合わせになったら即敗北。(下の写真だと黄色の位置で止まった時点。ラウンド途中でも適用されるので、隣り合ったからラウンド中動けばいいやでは駄目)

・ボス効果も適用。毎ターン黄色モンスター出してくるベヒーモス、手札を捨てさせたり山札から引くカードを裏向きのままで残り2枚を出させる(ソロの場合)オメガとどっちも強敵。


【3回目にして勝利。最初は手札枯渇、2回目は出せるカードがなくて死神に隣接されましたが今回は本を使ってギリギリ勝利の図】


感 想

不思議のダンジョンかって言われるとちょっと違う(エッセンスは薄め)と思うけどゲームとしてはすごく良くできてると思います。ソロでも楽しめましたし、多分協力ゲームとしてもザ・ゲーム的に望む昇順になるようみんなで出していく感じでいいんじゃないかと。

ゲームについては難易度結構高めかな。意外とカツカツになるので手札管理重要。毎ターン3枚消費するんで補充しないとあっという間に枯れます。このくらい余裕がない方が楽しいんでしょうけど。

道中野菜や本を上手く拾っていかないと結構辛い。何度も本に助けられました。

毎回沸くモンスターも本持ち>攻撃力高い>その他で、全滅狙いよりダメージ貰っても歩数や手札確保優先で良さそう。振り切って次階層行った方がいい場合もあるし。

ボスに関してはモンスターがわく前にうまいこと速攻+本ダメージ重ねた方がよさげ。殴ったもん勝ち。

アクションボードも今のチョコボ・死神の位置やボード効果を見て考えうる最適解を探すの楽しい。

そしてコンポーネント。クオリティが高い高い。さすが天下のスクエニさん。チョコボと死神コマのできもいい。

気になった点としては、せっかく不思議のダンジョンと銘打ってるなら装備品(爪&鞍)やアイテムがもう少しあってもよかったかな。

そのくらいです。

チョコボ好きはもちろんですが、特にキャラとか知らなくても普通に楽しめると思います。

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