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  • 1人~6人
  • 10分~20分
  • 9歳~
  • 2024年~

ギフトクラフトじむやさんのレビュー

326名
6名
0
2日前

サザンクロスゲームズさんの「エイジオブウィル」のリメイク。ドラフトで素材を集めて動くぬいぐるみ「ぬいモン」を作るゲーム。ソロ+2~6人まで対応で、ソロだとちょっとルールが違うので本来の楽しさと違うかもですが、かなり好みのゲームだったのでご紹介します。


概 要

フレーバー:職人が命を吹き込んだ動くぬいぐるみ「ぬいモン」が作られているウーリー王国。その職人となって、王様の生誕祭に向けて献上品となるぬいモンを作ります。最も素晴らしいぬいモンを作って国一番の職人の名誉を得ることを目指すというもの。

システム:6回のドラフトで必要資源の確保を行い、ぬいモンの作成、余った素材の得点化や減点、ぬいモンのカード効果などを適用し、最大の得点=国一番の職人となります。必要素材の確保はもちろん、カード効果や余り素材の得点変換、倍率による加点等、6回の選択の間に凝縮されています。

ソロ:2人分の資源管理を行い、それぞれ1体ずつ=2体のぬいモンを作ります。ドラフトではなく3枚のカードから1枚ずつ選択・振り分けが6回。一部変更のある得点計算を行い、2人分の合算した得点でランク認定を行います。


コンポーネント

カードとキューブで構成。キューブはパラメータ管理用なので割愛。

まずはぬいモンカード。全25枚両面で絵が違います。ゲームでは6枚のみ使用。それぞれ必要素材、得点、カード効果や効果発動タイミングが描かれています。かわいい。

資源カード。表と裏があり、裏面(最左)は固定資源2つ共通。ゲーム中2回まで裏で獲得できます。表面は素材等が2個~5個描かれています。

個人カード。2枚合わせ。左は素材管理。3種の素材ワタ・ヌノ・デコはぬいモンの素材として必要。その下のケダマは純粋にマイナス点。王冠は後で余った素材3種のうち1種を変換して点数になります。

右側はネズミ(獲得数&他との比較で得点)、ホシ&ハート(獲得数の乗数が得点)、ハイキ(いらない資源を減らせる)という構成。

サマリーも入っていてとても分かりやすい。

得点カード。王様がぬいモンもって待っている。かわいい。


ゲームの流れ(ソロ)

セットアップはこんなかんじ。2人分の個人シートを準備。資源カードは不要分抜いて34枚を1つの山に。あとはぬいモンカード6枚、得点カードを置いて準備完了。

※ぬいモンカードは効果が配置順参照のものもあるので横一列推奨。

流れは2人以上と変わらず、①獲得フェイズ②制作フェイズ③得点フェイズの順で行いますが、一部変更点があります。

①ドラフトフェイズ:通常はドラフトによりますが、資源の山から3枚を表にして、1枚ずつ2人分裏か表で配置し、1枚は捨て札になります。獲得した素材を手元の個人ボードで増加させます。これを6回繰り返します。

※獲得した素材カードの裏表&順番参照なカード効果もあるので順番はばらなさないよう注意。


②制作フェイズ:それぞれ作るぬいモンにキューブを置き、必要素材を支払います。

※ソロなので手元にぬいモンを持ってきていますが、カード効果が配置順参照のものもあるので注意。


③得点フェイズ

以下の順番で行います。

1)ぬいモンの得点+追加ボーナスがあったら反映(ネズミやホシなど)【上の写真でいくと、赤:7点+ボーナスのホシ2つ、黄:8点】

2)王冠作製:余ったワタ・ヌノ・デコのうち1つだけ選択し、最大5個まで王冠に変換できます。作った王冠1つ1点獲得します。【例:ワタ0、ヌノ1、デコが6→デコ5個を王冠に。5点獲得】

3)王冠順位:ソロではやりません。

4)ぬいモン効果:あればカード効果を適用し、得点を得ます。【上の写真で行くと赤は効果なし。黄は素材がちょうど2つのものがないので加点なし】

5)セッケイの解決:ホシとハートを掛け算した得点を得ます。【例:赤はホシ4✕ハート3の12点獲得。黄はどちらも0なので0点です】

6)ネズミの比較:ソロだとそれぞれ4個以上だったら3点を獲得します。【例:赤は2個で0点、黄は5個で3点獲得となります】

7)余剰資源の減点:ワタ・ヌノ・デコ・ケダマの余剰数-ハイキの数を見て減点を行います。(そのままの数じゃないので注意)

こうして2人分の得点を算出し合算した結果でランク認定を行います。

【例:このときは赤21+黄13の34点でランク判定。ぎりぎりで5段階評価のうち中間「素晴らしい仕上がり。王も満足のようだ」という評価。最高評価は40点以上必要となります。1人(の得点)で王様のところに行ける日はくるのか・・・】


感 想

アートワーク:別ゲームのイラストでも思いましたが、ご担当のOBOttoさんのイラストが好みです。ぬいモンも含めて全体的に可愛い。ミニフィギュアとかアクスタとか出たら嬉しいレベル。キャラ的には「サン」が好き。 

ゲーム性:たった6回の選択+2回裏で取るかの判断+ぬいモン選択だけなのに、凄い悩ましい。得点行動(ぬいモン材料は出来るだけぴったり、余りは1種のみ王冠に変換可でそれ以外は失点)とか、材料以外のねずみ等獲得数等で得点がかわるもの、ぬいモン自身の初期位置に至るまで、全てが程よく絡んでいて○。とりあえずセッケイ(ホシとハート)はものすごく重要。

ぬいモンも50体(25枚両面)から1ゲームに出てくるのはわずか6体。色んなパターンがあるのでリプレイ性○。素材のめくり運はあるものの、配置後必要素材と効果見て、上手く必要素材+王冠5点分確保できたら達成感がありますね。

ソロ:前述のとおり一部の変更を除いて通常どおり遊べます。振り分けはこちらの裁量でどうとでもなるはずなのにままならないのはなぜだ。

収納:箱サイズがコンパクトなので持ち運びは容易ですが、スリーブはつけるにしてもソフト。じゃないと浮きます。キューブの収納がちょっと面倒(均さないと入らない)というくらい。

ということで、個人的にアートワークがものすごく好み。ゲーム的には複数人でドラフトしてわいわいやるのがいいんでしょうけど、ソロでもじっくり悩めます。それでいてプレイ時間は1ゲーム10分~15分程度ということでお手軽。準備も楽だし、再戦もキューブを0に戻して資源カード戻して新しいぬいモンカード6枚出したらすぐ可能。ソロ勢にもおすすめです。

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