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バイソンBison: Thunder on the Prairie

レーティングの登録/分布

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クラマー&キースリングの「携帯できる」重ゲーです。小箱で軽いので、旅行に持って行ったこともあります。小さくても、個人ボード付きのタイル配置&マジョリティです。同メカニクスの「ティカル」の単調だった進行とバランスを修正し、接戦となるようモデルチェンジしたゲームです。

手番に行うアクションは6種類。この中から手番順に1つずつ計4アクション行い、一ラウンドです。


A (必須)土地タイルとワーカーをセットで配置

B ワーカーをテント(ティーピー)に変換

C ワーカーをカヌーに変換

D ワーカー一人の元に集合(ワープ)

E ワーカーを1移動

F ワーカーを1〜3移動


このゲームでは、ワーカーとはハンターを表し、草原地帯にいるバイソン、山岳地帯にいる野鳥、川にいる魚を獲っていきます。

草原、山、川が描かれている土地タイルには、何匹かのバイソン、野鳥、魚も含まれていて、ワーカーを置く時は、その新しく置くタイルの草原、山、川のどれかに置きます。それで獲得するわけではなく、獲得はラウンド終了時です。

タイル配置は、接していればOKで、もし山と山を繋げた場合は、一つの山の領域となり、中にいる野鳥は合計されます。

ワーカーは山→川、川→草原など自由に移動できますが1歩と数えます。隣接するタイルに移動する時も1歩と数えます。

6つのアクション全て、アクションするワーカーの数は、プレイヤーの任意です。ただし、1人…コスト0、2人…コスト2、3人…コスト4、4人…コスト7、5人…コスト10となっています。例えば、Aでワーカーを3人登場させても、Cで3人を3人用カヌーに変えても、Eで3人を1歩ずつ移動させても、どれもコスト4です。


エリアマジョリティですから、ラウンド終了時、各草原領域、各山岳領域、各川領域それぞれで、マジョリティを見るのですが、ワーカーの数で判断するのではなく、テント(草原、山)とカヌー(川)の大きさで決まります。(テントやカヌーが無い時はワーカーの数で決まる)

つまり、同じ領域に、ワーカー2人いるプレイヤーと2人用テントにしたプレイヤーでは、同じ2人でも、テントのプレイヤーが1位となります。また、1人用テントが3個あったとしても、テントの数ではなくテントの大きさなので、2人用テントのプレイヤーがやはり1位となります。

1位のプレイヤーは、その領域にある全て(例えば草原だったらバイソン)の数を獲得します。2位は半分、3位以下は自分のいるタイル分だけ貰います。これを4〜6ラウンドやってゲーム終了です。バイソンと野鳥と魚を合わせ、一番数が多いプレイヤーが勝ちです。

↑ 緑プレイヤーは、左下にタイルを置き(草原と山が接しても構わない)、2人のワーカー(キューブ)を川に登場させた。(コスト2)。この川は魚が4匹となった。現状は、上の山岳が、青プレイヤー緑プレイヤーお互いテント1が1個ずつだが、青のワーカーが1個あるので、青が1位。下の草原も青が1位、南北に流れる川も青のカヌー2があるので、青が1位。下の山岳は、テント2同士で同点。

緑は、次の手番、例えば、移動アクションで、上の川にいるワーカーをテント2のある下の山岳まで進めれば、マジョリティで1位に立つ。普通に進めば5歩だが、川から川へも1移動なので、まず青のカヌーの所へ行き、次に草原に降り、その後下の山岳に入れば、3歩で進める。


ところで、コストとは何かというと、バイソンと野鳥と魚です。

コスト4というのは、この3種の中から任意で4つ減らすという意味です。

つまり、バイソンと野鳥と魚は、VPでもあり、コスト資源でもあります。


また、フリーアクションとして買い物もできます。1セット(バイソン1野鳥1魚1)払って、いつでもワーカーを1人買えます。また例えば4セット(バイソン4野鳥4魚4)払えば、テント4あるいはカヌー4が買えます。


なので、ゲームスタート時、この3種の「コスト資源VP」は、それぞれ10VPずつあります。「これを消費しながら、これを増やしていきます」

↑ スタート時、最強のテント4カヌー4やテント3カヌー3は、手持ちに無い。なので買わないといけない。(右上に見えるのがストック)。できれば序盤に買って、大きいマジョリティに役立てたいが、資源コストVPが一気に無くなる!また、テントやワーカーを買う時はセットで払うので、あまり一つの資源コストVPに特化できない。(フリーアクションでいつでも3:1交換ができるが、これは損)


最終ラウンドだけは、マジョリティの計算の前に、現在の3種のコスト資源VPを全て0にしなければなりません!最後の最後は、純利益で勝負です。

だから最終ラウンドは、大盤振る舞いで、使えるだけ使って、贅沢に消費してしまいましょう!


そしてきっと、優勝したあなたの得点は、元の30VP程に戻っているはずです……

最も読まれているレビューを表示しました
  1. 投稿者:荏原町将棋センター
  • 21興味あり
  • 42経験あり
  • 7お気に入り
  • 30持ってる
テーマ/フレーバー
地域や文化圏など
ゲームの基本目的
主要登場人物/職業や生物
作品データ
タイトルバイソン
原題・英題表記Bison: Thunder on the Prairie
参加人数2人~4人
プレイ時間90分前後
対象年齢10歳から
発売時期2006年~
参考価格未登録
レーティング
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9点の人-非公開
8点の人-非公開
7点の人-非公開
6点の人-非公開
5点の人-非公開
4点の人-非公開
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2点の人-非公開
1点の人-非公開
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戦略・判断力4
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心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘2
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レビュー 3件

222名
9名
0
画像
充実
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続きを読む(3年以上前)
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
201名
2名
0
レーティングが非公開に設定されたユーザー
5/10クラマーとキースリングの陣取りボードゲーム。かなりガチンコでエグいバトルが繰り広げられるので、人は選ぶ。見た目以上に時間もかかり、ベストプレイの4人でやるなら、2時間近くはかかる。他のプレイヤーのアクションが大きく影響するので、待っている間もかなりそわそわする。重く...
続きを読む(約7年前)
白州
白州
199名
1名
0
クラキーによるAP制のタイル置き陣取り。ティカルの簡易版という評価もあるようだが、むしろ最近のゲームでいうとエクリプスにやや似ている。行動すべてに重いコストがかかるところが非常にベネ。3種のパラメータの調整をしつつ行われる陣取りだが、資源・AP・手番数すべてが足りない。イン...
続きを読む(約7年前)
仙人
moonwing-moth
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