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  • 1人~4人
  • 60分~90分
  • 12歳~
  • 2020年~

西フランク王国の子爵さんずさんのレビュー

645名
7名
0
4年弱前

西フランクシリーズの3作目

日本語版がもうすぐ発売される予定です。

このシリーズのファンなので、英語版をプレイしました。

ルールブック以外に言語依存はないので、ルールブックさえなんとかなればプレイできます。

シリーズものといっても、アートワークと、アイコンが似てるだけで、内容はすべて別物です。


前置きが長くなりましたが、ゲーム内容の説明をします。

基本的には、すごろく+アクションスタイルで、規定の歩数を時計回りにぐるぐる巡り、その場所で出来るアクションをします。

といっても、内側と外側のルートがあり、歩数も後述するカード次第ですが、6歩程度あるので結構自由に移動できます。アクションを選ぶというより、アクションが有利に出来たりより高得点になる場所を選ぶ感じです。


↓の馬にのった旗持ちのでかいコマをグルグル道順(矢印)に回していきます。


アクションはメインのアクションが3つ、建築、城制覇、本作り(本取り)があります。

どれも勝利点+ボーナスがあるので、どのルートで得点を目指すのかがゲームの肝です。

メインとなるアクション以外にも、お金や資源を得たり、借金を返済したり、デッキを圧縮するアクションもあります。


建築アクションでは、外周ルートのいずれかで必要資源を払い、建築します。

隣あったところに建築すると(他プレイヤーでもOK)間のおまけがもらええたり、建築した分、自分のアクションが強くなります。

(個人ボードのコマを配置していくと強化されるシステム)


城制覇は、内側のアクションで、資源を払い、払った分のコマを中央の城に置いていきます。

面白いのが連鎖で、3体同じところにコマがたまると、一段上に登れます。3段の一番上を目指してどんどんコマを配置していきます。

コマを配置するとボーナスがあり、連鎖するとそのボーナスが連続でもらえます。

終了時に段の高さx人数分の勝利点になるので、勝利点やボーナス、ボーナスの連鎖を狙ってどんどん配置していくところです。


本作りは、これまた必要資源を払って本を取って、ボーナスや勝利点を獲得できます。

本には4種類ほどの色があり、それぞれの色を持っていると大きな勝利点になります。


メインのアクションにはそれぞれ必要資源があるのですが、

資源の支払い方法が、カード資源(減らない)+手持ち資源(減る)ものです。


個人ボードの下に3枚カードが置けるようになっており、そのアイコンが資源として使えます。(消費はされない)足りない分を手持ちの資源で支払います。

そのために、資源アイコンが強いキャラを雇用していき、強いアクションを打てるようにしていきます。また、資源アイコン以外にも、様々な効果もあるので、有用なカードを集めたり、不要なカードを圧縮するデッキビルディング要素があります。

カードのプレイとしては、毎手番ごとに1枚ずつ手札左に追加し、右に1枚押し出していきます。

そして、プレイヤーボード上の3枚のカードが有効で、そのカードにある資源アイコンを使ってアクションをしていきます。

例えば建築資材のアイコンが2つあるカードを3枚場に出せると、2x3で6の建築が手持ち資源を使わず出来ます。


また、いつもの善悪システムのようなものもあります。

資源アイコンは建築なら建築用、城なら城用のアイコンが必要なのですが、何にでも使えるワイルドアイコン的なのをもった犯罪者カードがあり、強いんですがその分悪行ポイントがたまっていく感じです。

これまでのシリーズでは、悪行もごり押しでなんとかなるか的な感じでしたが、今回は悪行ごり押しは結構厳しいです。


ということで

すごろく+デッキビルディング+様々な得点ルート+善悪システム

と、様々な要素がからむのですが、うまくまとまっています。

カードめくりや建築場所の先取りなどがあるのでソロ感はそこまで感じないですが、

インタラクションはやや薄めです。

その分、ダウンタイムを減らす工夫もされており、処理と次やることを考えていたらすぐに手番がくる感じです。


シリーズファンなら安心してプレイできるでしょう。

ファンじゃなくても是非プレイしてほしいですね。


ルール何度的には

易 西フランク建築家>聖騎士、子爵 難

個人的な好みは

大好き 子爵>建築家>>聖騎士 好き


です。といってもそれぞれプレイ感全然違うゲームなのでどれでも楽しんでみてください。

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くまちま
佐藤かぇで
007
クマ
Nobuaki Katou
clevertrick
さんず
さんず
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