ウボンゴ：ジュニアUbongo Junior

パズルを解く喜びには、知的好奇心を呼び覚ます快感があります。

そしてパズルが解けた瞬間のひらめきは、何度味わっても刺激的です。

まるで自分の中に宇宙から何かが降りてきたような気分になれます。

そんなパズルをゲームにした名作にウボンゴってのがあります。

時間内にいち早く自分の前のパズルを完成させて宝石を取る

傑作パーティーゲームです。

しかし、これは5歳の子にはちょっと難しい難易度で

例え、3ピース側と4ピース側でハンデをつけても大人には勝てません。

そこで登場するのが、このゲームです。

このゲームは簡単な面は2ピースとなっていて、

5歳の子にほどよい難しさになっています。

ただし、こちらは大人には簡単すぎてやはり大人には勝てません。

3ピース面もありますが、これも大人には簡単すぎます。

ところが、

このゲームには通常版のウボンゴを混ぜて遊ぶルールが入っています。

大人は通常版のウボンゴのボードを使用し

子供はこのゲームのボードを使用します。

ちなみに、宝石のルールはこのゲームの方を使用します。

パズルを完成させた者はウボンゴと宣言して袋から宝石を取るだけ。

取る順番によって宝石の量は決められていて

例えば3人プレイなら

1番は3つ宝石が取れて、2番は2つ、べべの者は1つです。

これを砂時計が落ち切るまで実行し

砂時計が落ちれば、例え完成してても宝石は取れません。

宝石を沢山集めた者が優勝です。

（宝石には様々な色がついてますが、色は全く関係なし）

ちなみに大人のボードの方はサイコロをふって

ボードに書かれた出目にあったピースで挑戦します。

家族3人でプレイしましたが

大人は通常版の3ピース側を使用し、子供は2ピース側でやれば

大人は手加減なしの真剣勝負で、5歳の子と対等に競え

誰が勝つかわかりません。

超面白パズルゲームを5歳の子と堪能できます。

てゆーか、とっても楽しかったです。2回やって子供に負けましたが。

このゲームのピースにはそれぞれ動物の絵があり、

パズルのボード上にどの動物のピースを使用するかが描かれています。

この点においても小さい子にはわかりやすいです。

今回はキリンと蛇を使うのかと、子供もスムーズに自分でピースを用意できます。

通常版ではピースをひっくり返したりして考えなければなりませんが、

このゲームのピースはひっくり返しはなし、ただ組み合わせて置くだけ。

そこも5歳の子にはピッタリの難易度です。

宝石を取るルールも

通常版ではコマを移動させた列の宝石を取ると、若干ややこしいルールとなっていて

小さい子には面倒くさい所を、こちらは袋からただ宝石を取るだけとシンプルで

純粋にパズルだけに集中できてグッド。

小さい子が混ざっていなければ、当然、通常版をやればいいのですが、

もし5歳児あたりの子とウボンゴをプレイしたければ

このゲームと通常版の混合ルールは最適だと思います。

息子もこのゲームのパズルを解く快感に大満足みたいです。