シルヴィオンまつさと（南斗レイ）さんのレビュー

ソロプレイ好きな方には、一度は遊んで欲しい一品

迫り来る火（精霊カード）を
水の壁（泉カード）で迎え撃ち、森を守るという
ディフェンスゲームです

カードのみでプレイできるお手軽さがあります
箱も「 16 cm × 16 cm × 5 cm」と
それほど大きくありません

カードサイズ：58 mm × 89 mm
スリーブサイズ：ユーロサイズ（ 59 mm × 91 mm ）
ゲームカード：188 枚

難易度が「いくつもあり」
手札構築にも「リプレイ性」があるため
何度でも楽しめると思います

この製品は「１個で、以下の３つが同梱されている」

そう考えると「お得感」が湧きます

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・基本セット
・拡張１セット
・拡張２セット
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基本セットには

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・入門ゲーム（ 決戦 のみ ）
・上級ルール（ 集結 ＋ 決戦 ）
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があり
すぐに遊びたい時は
いきなり「決戦フェイズ」から始められる「入門ゲーム」を。

カード枚数も少なく「短時間で遊べ」ルールを覚える為とはいえ
油断していると負けてしまう
一度はプレイしてほしいモードです

慣れてきたら「上級ルール」を。
敵と味方のカードが多く追加され「より長く遊べます」

上級ルールの最大のメリットは
「 手札構築 ができる 」ところ・・・（ 集結 フェイズ ）

これも １つのゲーム となっており
山札を４つの列に１枚ずつ追加していき
そこから１列を自分の手札に加え
１列がゲームから除外されます

「何を得て、何を捨てるのか？」
まるで ドラフト会議 で
ここでの 行動 が、後の「決戦」での勝敗に繋がり
とても楽しい時間となります

で、さらに難易度を上げる
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・拡張１「途方もない功績と裏切り」
・拡張２「自然の力」
・荒廃（ラヴィジ）コマ使用シナリオ
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があります

拡張１は、自分の手札の増強
拡張２は、敵の手札の増強
荒廃（ラヴィジ）コマ使用時は、コマを置いた敵が 無敵になる
そんな感じ

全部入りで遊ぶと「かなりしんどい戦い」になります

２人プレイも出来ますが
ソロプレイを前提に作られている感じで

「よしっ、今日も 敵を迎え撃つかっ！」と
兵士を募るところから・・・（ 集結 フェイズ ）
戦に向かうところまで・・・（ 決戦 フェイズ ）

「ひとつの物語」として
何回でも遊べる要素満載です！！

ソロプレイ好きな方の
「コレクター品」となると思います

〜プレイ結果（例）〜

（写真は）「拡張含めた最高難易度」でソロプレイし、なんとか勝利した後です
最初に防御力４の泉カードを最前線に布陣させ
「これで防御は大丈夫！」
なんて気持ちがたかぶったのですが

その直後、敵の「石の雨」カードで
ゲームから除外されました！（泣）

その後は、残り３枚の石の雨カードを警戒しつつ体制を立て直しながらプレイ。
やりごたえ、ありました（汗）

最後の最後で「荒廃コマ入りの敵」が攻めて来て
（写真は）防御力４泉カードが、問答無用にやられてしまった後で
身を挺して守ってくれました！

あれ？
この写真、実は「勝ったと思って」樹木カードで
焼けた「境界カード」を３枚もとに戻した（緑に裏返した）あとなのですが
この後の「 最後の襲撃 」により
戦場に生き残っている敵（攻撃力０の精霊カード）によって
樹木カードが捨てられて
結果的に回復できずに負けとるやん！！（あちゃ〜）

このゲーム、拡張入れると面白いですね。