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  • 3人~6人
  • 45分前後
  • 14歳~
  • 2011年~

髑髏と薔薇 / スカル弥七さんのレビュー

370名
0名
0
6年弱前

みんなが伏せたタイル、あなたは何枚続けて薔薇のみをひっくり返す自信がありますか?
どこかで度胸を見せなければ絶対に勝てない一方、宣言した枚数に達する前にドクロを出すと支払う代償は大きい。
虚勢と覚悟を使い分け、「挑戦(チャレンジ)」した者のみに与えられる栄光を掴め。
キャッチーな外箱と、派手なシンボルが描かれたタイルが目を引くチキンゲームです。


各自丸いタイルを4枚所持してスタートします。
表は4枚とも同じ絵柄が描かれていますが、裏面は薔薇のものが3枚、ドクロが1枚という内訳です。
これとは別に四角いタイルを各自1枚ずつ所持します。
四角いタイルは得点表示のようなもので、スタート前に全員が同じ面を上に向けておきます。
ゲーム内で「チャレンジ」という行為を成功させるとそのプレイヤーは四角いタイルを1回ひっくり返すことができ、2回四角いタイルをひっくり返す、つまり2度「チャレンジ」を成功させるとゲームの終了となり、その人が勝者となります

ゲームは最初に全員自分の前においた四角いタイルの上に自分の丸いタイルのうち1枚を好きに選んで、薔薇やドクロが描かれた面を下に向けておきます。
自分の順番が回ってきたらできることは以下の2つのうちのどちらか。

①手持ちの丸いタイルから1枚好きなものを先ほど自分が置いた丸いタイルの上に重ねて置く。
②「チャレンジ」を宣言して、これからめくる枚数を申告する。

①を選んだら次の人に順番が移り、次の人は同じように①か②を選択して行動します。
ただし②を選択すると、次の人以降は今宣言されている枚数からさらに1枚以上上積みしてチャレンジ宣言するか、パスをしてチャレンジから降りるかを宣言して下さい。
場に出ている丸いタイルと同じ数の枚数を宣言したプレイヤーか、全員がパスをしたときに最後に枚数宣言したプレイヤーがチャレンジ権の確定となります。

「チャレンジ」とは自分で伏せたものと他のプレイヤーが伏せた場に存在する全ての丸いタイルを対象にタイルをめくるという行為です。
チャレンジの宣言と同時に行う枚数の宣言は、「私はこの場に出ている丸いタイルを薔薇の絵柄のみ連続で○枚めくってみせる」という宣言です。
前述のとおり、丸いタイルは絵柄を下にむけて伏せた状態で置かれています。
自分で伏せた分に関しては内訳はわかりますが他の人が伏せた分は薔薇の絵柄かドクロかはわかりません。
チャレンジ宣言に対しての反応を探りながら勝負するか降りるのかを決めます。
いざチャレンジャーが確定したら宣言した枚数を場にあるタイルから引いていきます。
ここでタイルを引く際のルールの紹介です。

・最初に自分で伏せた分のタイルをめくること
・自分のタイルを全てめくってもまだ宣言した枚数に届かないときは他のプレイヤーのタイルをめくること
・タイルは必ず上から順にめくること
・他のプレイヤーのタイルは上からめくることさえ守れば全部めくらなくても他のプレイヤーのタイルに移ってもかまわない

例を挙げて解説すると、
5人でプレイ(Aさん・Bさん・Cさん・Dさん・Eさん)
順番はA→B→C→D→E→A
最初に全員同時に1枚タイルを伏せる
1周目は誰もチャレンジ宣言せずに1枚タイルを積む
2週目にAさんがチャレンジ「2枚」宣言、このとき場には合計10枚のタイルがあり、各自が伏せた自分の前のタイルは各2枚ある
Bさんは「3枚」、Cさんは「4枚」、Dさんは降り、Eさんも降り、Aさんは「5枚」を宣言し、BさんCさんは降りた為、Aさんの5枚でチャレンジ決定
Aさんはまず自分で伏せたタイル2枚をめくる
(もちろん自分でドクロを伏せていて、自分でめくればチャレンジ失敗になる)
自分で伏せたタイルにドクロがなかったため、残りの宣言枚数3枚分を他のプレイヤーの伏せたタイルからめくることになる
まずCさんの一番上に伏せたタイルをめくる、薔薇だったのでセーフ
4枚目はBさんの一番上に伏せたタイルをめくる、これも薔薇でセーフ
5枚目はCさんの伏せたタイルの残り1枚をめくり薔薇だったのでチャレンジ成功となる

チャレンジ成功の場合は自分の四角タイルをめくります。
一方、チャレンジ失敗の場合は自分の丸いタイルをランダムで一枚取り除いてゲームを続けます。
少ないタイルになると駆け引きや戦略に大いにマイナスとなります。
チャレンジ枚数によっては絶対に安全だとわかってる自分のタイルをめくるだけで成功となる状況もある反面、強気にしかけたブラフで自分でしかけたドクロをめくるハメになることもあります。


長々とした説明になりましたが、プレイはとてもシンプルでだれでもすぐに始められます。
プレイ人数は4人以上はほしいです。
大勢いるほうがチャレンジ枚数上限が高くなって、1枚1枚のめくりが盛り上がります。
ガチでやっても読み合いがおもしろく、お酒がはいったようなゆるい感じでもチャレンジ合戦やめくりが盛り上がるので持ち運びゲームとして手の届く場所にあってもいいと思います。

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仙人
弥七
弥七
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