- 3人~5人
- 45分~55分
- 8歳~
- 2006年~
海賊組合Bluebearさんのレビュー
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作品データ
タイトル | 海賊組合 |
---|---|
原題・英題表記 | Seeraeuber |
参加人数 | 3人~5人(45分~55分) |
対象年齢 | 8歳から |
発売時期 | 2006年~ |
参考価格 | 未登録 |
クレジット
ゲームデザイン | シュテファン・ドラ(Stefan Dorra) |
---|---|
アートワーク | 未登録 |
関連企業/団体 | クイーンゲームズ(Queen Games) |
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「積んゲー消化プロジェクト」第3弾として、仲間を招集し、5人でプレイ!
全員がそれぞれ海賊の一派となり、仲間を集めてチームを作り、財宝を積んだ商船を襲撃してアガリを稼いでゆくゲームです。
2006年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネート。同2006年に日本ボードゲーム大賞入門者部門で3位になったそうです。
各自が色の異なる海賊たちを5人ずつ受け持ちます。木製円形ディスクに、付属のシールを貼って海賊にしますが、海外物なので予想通りというか、全員人相の悪いおっさんばかり…。ううむ、もう少し華やかにならんものか、などと思ってしまうのは日本人の悪しき習慣か。笑。
場の中央には「商船カード」全15枚のうちランダムに5枚を公開します。(なくなったら次の5枚を公開する)
準備が整ったらゲームスタート!!
手番にできることは単純で、次の2つのうちどちらかを実行します。
①手下を作る
場に並んだ海賊コマの中から自分の色を手に取って、どれでも好きな海賊コマの上に重ねることで「手下」とします。すでにいくつかのコマが重なっていたら、まとめて動かします。これを続けていくことで、どんどん手下が増えて大きなチームができていきます。
②商船を襲撃する
「商船カード」には、「何人以上の海賊なら襲撃可能かを表す数字」が明記されていますので、この人数以上のチームができていたら、いざ「襲撃じゃぁ~!!」というアクションが選べるのです。襲撃は自動的に完了し、商船カードには「積んでいる財宝額」が記されているので、その収益をチームで分配するのです。
さて!問題はここから!
各海賊コマにはあらかじめ数字が書いてあって、これがそのコマの「給料」というか「固定の取り分」なので、リーダー(チームの一番上のコマ)はまずこの手下の給料を全部払います。そして残った額だけがリーダーの取り分なのです。
ほら、もうお分かりですね(笑)。
手下の給料をよく考えて、チームの人数を編成し、できるだけ赤字にならないようにうまく船を襲撃する必要があるわけですね。
あらかじめ並んだ海賊コマは全部公開だし、全員のコマの編成は全く同じ。しかもしかも、一度チームを組むと、襲撃が終了してチームが解散となるまで部下の数字を確認してはいけません。よーく覚えておいたほうがいいわけですね。(そして当然途中から、わからなくなってくるのです。笑。)
ゲームはこんな感じで、あまりランダムな要素はなく、かなりアブストラクトに近い雰囲気で進みます。
追加要素としては、商船カードの財宝には、「宝箱」「燭台」「剣」などのタイルも1~2枚描かれていて、これはリーダーが好きなものを1枚取って、2枚描かれていた場合には、2番目の海賊が残りを取ります。
これはそのままではお金にならないのですが、ゲーム終了時に「最も多く」確保していた海賊に大量ポイントが入る仕掛けになっています。だから、単純に金額だけではなく、「あ~あの船を取りたい!」「宝箱をあと1枚確保したい!」という目論見が生まれるわけですね。
みんなの感想としては、「よくできているけど、すごい盛り上がるってほどじゃないよね」という感じでした。(実際、後半に大逆転!!なんて展開にはなりようがないんですよね。)
「う~ん」って考えて、カチャッて海賊ディスクを重ね、その組み合わせを見て、また次のプレイヤーが「う~ん」って悩む展開。海賊が重なってくると、商船カードの襲撃人数と財宝を見比べながら、また「う~ん」と悩む。「よし行っちゃえ!」って襲撃が実行されると、手順通りに金額を配分。自分の実入りと、他のプレイヤーの実入りを比べて、また「う~ん」って悩む。そんなゲームでした。
なにせ襲撃が自動成功なので、その後の処理も作業的で、これが「このメンツで成功するかどうか!?」って感じでスリリングだったらもうちょっと盛り上がっただろうに、と思うのですが、ちょっとだけ残念。
とっても地味なゲームですが、ルールも簡単だし、1時間以内で終わるし、大人同士がスコッチグラスでも片手に「ふむふむ」なんて考えながら1手1手を指してゆくムードでやるならとっても良いゲームだと思いました。