人気のスマホゲーのボードゲーム化! 病原菌になって世界に広がっていこう!
バクテリアもしくはウィルスとなり、突然変異を繰り返し強化つつ、他の病原菌たちを出し抜いて世界中に広がっていくのが、このゲームの目的である。
このゲームの世界は6種類の地域(アジア、ヨーロッパ、サウスアメリカ、ノースアメリカ、アフリカ、オセアニア)に分かれており、それぞれの地域に病原菌が巣食うことのできる都市が描かれた国のカードが用意されている。
ランダムに選ばれた国からスタートし、ラウンドが進む毎に広がる世界で、同じカードや同じ地域、あるいは同じ感染経路などで繋がる都市に感染していくことで支配を強めていく。
ゲームの点数は国を支配、滅亡させることで手に入るDNAポイントに集約されており、これらを溜めつつも、強化に使い特性カードを手に入れて自分のウィルスを強化する。
強化は元のゲームと違い、感染力と殺傷力、感染経路(航空か船舶)、環境対応(温暖、寒冷)の6種類にになり、把握しやすく、かつ、元のゲームをしっかりと感じさせる作りになっている。
更に国を滅亡させる、あるいは滅亡にあいのりすることで手に入る結構強めのイベントカードが元のゲームに比べて少なく思える強化のポイントを補ってくれる。
元のゲームと同じく、病原菌になり、広がっては、国を滅ぼす不謹慎極まりないゲームであるが、その醍醐味を存分に楽しませてくれる罪深い作りになっている。
- 51興味あり
- 53経験あり
- 14お気に入り
- 28持ってる
タイトル | プレイグインク / 伝染病株式会社 |
---|---|
原題・英題表記 | Plague Inc: The Board Game |
参加人数 | 1人~4人(40分~75分) |
対象年齢 | 未登録 |
発売時期 | 2017年~ |
参考価格 | 未登録 |
ゲームデザイン | ジェームス・ヴォーン(James Vaughan) |
---|---|
アートワーク | コレット・タルバック(Collette Tarbuck) |
関連企業/団体 | エヌデミッククリエイションズ(Ndemic Creations) |
レビュー 3件
- 292名に参考にされています投稿日:2017年06月19日 16時11分
パンデミックの逆を行くゲームであり、目的はウイルスとなり、世界中にそのウイルスを広げていくことにあります。ゲームの流れとして、下記の5つのフェーズがあります。①DNAポイントの獲得(ポイントの多い人が最終的に勝利する)、②国カードの選択、③ウイルスの進化、④ウイルスの頒布、⑤国を滅ぼすこの中でプレイヤーは自分のウイルスを強化し、ウイルスの感染源を広げ、完全に感染させたら国を滅ぼす選択するを繰り返します。しかし、他のプレイヤーも同じ行動をしてくるため、運要素も強いですが、どう感染範囲を広げていくか戦略を考えなければなりません。今のところ選択が出来るウイルスは2種類ですが、アプリ版では他にも...
あたちゃん。さんの「プレイグインク / 伝染病株式会社」のレビュー - 221名に参考にされています投稿日:2017年05月28日 00時48分
好きな原作がボードゲーム化されたと知ってスグに購入した作品です。原作の雰囲気を見事にボードゲームに落とし込んでおり、感染を手広く広げたり国を滅ぼしたりをマルチプレイで味わえます。 運の要素も中々強いですが自分の勢力圏を如何に拡大するかの戦略性が高く、原作ファンもボドゲファンも楽しめるのでは無いかと思います。またイベントカードや特性カードは基本的に原作に即しているので、その内容の不謹慎さや空恐ろしさに原作ファンはニヤリとするかも。現在は「バクテリア」と「ウィルス」の2種類で遊べますが、拡張版とかで「脳食い虫」や「生物兵器」などでも遊べるのを願っています。
田中たらさんの「プレイグインク / 伝染病株式会社」のレビュー
リプレイ 1件
- 214名に参考にされています投稿日:2017年07月03日 20時29分
1人プレイ。Plaguebotはリビア・メキシコ・アルゼンチンからスタート。とうふは人口が多くて空港と港完備という点からアメリカから感染を進めるも、同大陸にあるメキシコがPlaguebotの感染領域だったので目を離した隙に一瞬でアメリカにPlaguebotが到達。慌ててアメリカの感染枠を過半数取ってコントロール下に置き、本命のヨーロッパ進出に着手。ドイツを配置し、空港経由で感染させる。ここでPlaguebotの異常な感染力から逃れるべく、感染経路が豊富なドイツを速攻で潰してグリーンランド等の閉鎖的な国々に籠城し、ヨーロッパを感染拠点とする事に。なお、この過程において南アメリカ、アフリカは...
とうふ@Plaguecreatorさんの「プレイグインク / 伝染病株式会社」のリプレイ
戦略やコツ 1件
- 286名に参考にされています投稿日:2017年07月02日 20時17分
このゲームの戦略は大きく分けて2パターン存在します。パターンA:致死性をどんどん上げてどんどん国を滅ぼしてポイントを稼ぐ。パターンB:感染力をどんどん上げて広範囲に病気を広めてポイントを稼ぐ。Aは、国を滅ぼした際にポイントが得られる事を利用した戦術です。他プレイヤーに介入され難く、自分が狙った国をほぼ確実に仕留められるのが利点ですが、コントロール国(自分が他の誰よりも多くトークンを置いている国々)が少なくなるのでDNAフェイズでポイントを得難く、進化も遅くなるのが難点!また、あまり滅亡させ過ぎると接続が無くなったりして逆効果になる為、慎重なプレイが必要です。対してBは、コントロール国の数...
とうふ@Plaguecreatorさんの「プレイグインク / 伝染病株式会社」の戦略やコツ
ルール/インスト 1件
- 459名に参考にされています投稿日:2017年07月07日 22時49分
このゲームは海外製で、遊び方説明書もすべて英語です。(ボドゲではありがちですが)その為、本家ゲームから興味を持って購入された様な方は困惑すると思います。ここでは、そんな方々でも楽しく世界を混沌に陥れられるように、ルールを翻訳してかつ分かり易く記しました。(イベントカードなどの和訳もここに掲載しています)このルールを参考に、貴方の伝染病を世界中に蔓延させ、調子に乗っている人類を絶望のどん底に叩き落としてやりましょう。下準備テーブルの中央にワールドボードを置き、各プレイヤーに、・伝染病トークン×16・DNAポイントマーカー×1・進化スライド×1・特性カード×5・スタート国カード×1を配布しま...
とうふ@Plaguecreatorさんの「プレイグインク / 伝染病株式会社」のルール/インスト
掲示板 0件
会員の新しい投稿
- レビューミツバチマッチ+ババ抜きゲームの逆バージョン。手札がなくなったら脱落!女王蜂を最後まで持っている人が勝ち!奇数の数カードにはそれぞ...約3時間前by ボドゲ好きのてんちゃん
- 戦略やコツウルフ&ハウンドペアとの意思疎通で連携して相手チームにオオカミを送り込めるようにしたり、ペアの次の行動に邪魔にならないようにカード...約9時間前by オグランド(Oguland)
- レビューウルフ&ハウンドボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!ウルフ&ハウンド...約9時間前by オグランド(Oguland)
- レビューフリンクFのペントミノを使ったコネクションゲーム。コネクションゲームとは対辺を先に繋いだ方が勝ちのゲームで他にツイクストや...約16時間前by こーかー
- レビューキャメルアップ「ボードゲーム会」というもので初めてプレイしたゲームです。内容に関しては他の方のレビューで、わかりやすく紹介させて...約18時間前by chiro7470
- レビューホイアンベトナムのゲームで、4枚の手札のうち、1枚を同時に出して、数字が大きいとお金がもらえるのですが、なんと一番小さいと...約19時間前by atckt
- レビューやぎ山カードをためて、得点と引き換えるゲームなんだけれど、工夫のしどころが結構あって、攻め時と守り時と、手札制限にあえぐ...約19時間前by atckt
- レビューリファイナリー親が選んだアクションを、他のプレイヤーも行う、アクション選択型のゲームです。場札のボードの組み立ての組み合わせで、...約19時間前by atckt
- レビュー宝石がいっぱい!(読み飛ばし注意(笑))神経衰弱のようにカードをめくるタイプのゲーム。ただし、めくるのは1枚。宝石のカードを探しま...約19時間前by atckt
- レビューマインクラフト:カードゲーム人気ゲーム「マインクラフト」の世界観を再現したカードゲームです。各プレイヤーは木や石、鉄、金などの資源を集め、剣や...約19時間前by Boardgamefan
- レビュー社長は定時で帰る絵も好きだったし、テーマも面白かったので買ってすぐゲーム会に持ち込んで遊んでみたのですが、3人対戦で全員が9,10...約20時間前by うるき
- レビューロストシティ2人用ゲームの傑作。ロストシティやアーボレータム、ケルトの捨て札からカードを拾えるシステムが個人的に大好きです。カ...約24時間前by ゆうのん
世界中で大人気のゲーム「Plagueinc」のボードゲーム版です。自分の伝染病に様々な能力・症状を付加し、世界中に広めていくのが目的なのですが・・・このゲームの最大の特徴は、「人類がほとんど関係無い」という事です。人類は伝染病同士の勢力争いにたまたま巻き込まれただけという衝撃的コンセプト。プレイしていると、まるで「強力な伝染病に対して如何に人類が無力なのかというシミュレーション実験を見せられている」かの様な錯覚に襲われます。(人類がゲームで重要になってくるのはイベントカードのみです。)ボードゲームとしてはとてつもなく面白いし、原作再現度も高いです。ただ、やり過ぎると人類の存在価値が分から...
とうふ@Plaguecreatorさんの「プレイグインク / 伝染病株式会社」のレビュー