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  • 1人~4人
  • 15分~45分
  • 12歳~
  • 2019年~
109名
5名
0
1年以上前

1人~4人プレイの協力型紙ペン(ロール&ライト)ゲーム。

絶妙な難易度&ソロでも楽しかったのでレビューしたいと思います。


概 要

プレイヤーは冒険者となり、ダンジョンに挑みます。

ダンジョンでは「数の精霊」が閉じ込められた燈籠「ピップランタン」が命綱です。

マイラウンドちょっとずつ火が弱まります。この火が消えてしまうとゲームオーバー。火が消えるまでの最大8ラウンド以内にボスを倒すことが目的です。

(敵の攻撃を受けるとランタンの火が弱まる=ラウンド数が減少します)


セットアップ&流れ


メインボード&ダンジョン

①挑むダンジョンを選択し、該当するカードを準備(難易度は1・2・4・6の4つ)

 ※今回は難易度2:反逆者たちの原野を選択。

②メインボードを配置。カードのうち「呪い」を規定の位置に配置。(難易度1以外は呪いが含まれます)

③ボスカードをダンジョン(呪いの下)に裏向きに配置。その上に他のモンスターカードを裏向きに配置してダンジョンの山を作る。

④ダンジョンの山から表向きに3枚「遭遇エリア」に配置。

⑤上段の「ランタン」の数字の8にキューブを配置。これが残りラウンド数。0になったらゲームオーバー。


プレイヤー

①ジョブを選択し、選んだ職業のカードを取得する

【戦士・魔術師・モンク・シャーマンの4種】

②プレイヤーシート、ランタンボード(カード)を並べる。

③小キューブ(メインボード右上)、小ダイス(メインボード右下)に置く。

【セットアップ完了】



ラウンドの流れ


①精霊ダイスのセット

「精霊ダイス」(カラーダイス5個)を振り、カードに配置。


②精霊ダイスのピック

1人:4つ、2人:2つずつ、3人:スタPは2つで他1つ、4人:1つずつ取る。必ず1つダイスが残り、これがモンスターの攻撃判定になります。

チェックはダイスの出目の数だけマス(1マス3チェック)を埋めます。

赤:攻撃ダイス。チェックはしない。ダイスの数値が攻撃の値。

青:1つ埋まるごとに右のボックスをチェック。以降赤ダイス以外のチェック数に1~5が加算される。

紫:攻撃ダイス。右のボックス1つにつき、攻撃時に小ダイスを振って攻撃に加算できる。

オレンジ(黄):経験値。右のボックス1つにつきレベルが上がり、職業毎のスキルが使えたり追加経験値がもらえたりする。

緑:精霊アクションの購入。出目数に応じて4種のアクションを購入できる。ダイス目の増減、上下反転、カラーチェンジ、振り直しの4つ。


例:今回青の6,黄の4,紫の5,赤の4を選択。

青が埋まりレベルアップ。今後赤以外のダイス目+1。

紫の5+追加1でレベルアップ。こちらは赤ダイス攻撃時に小ダイスが1つ振れるように。

黄色は+1でも1たりずレベルアップならず。

攻撃は赤ダイス4に呪いでマイナス1。


③モンスターへの攻撃

赤ダイス選択時に場のモンスターに攻撃できる。

(今回は赤ダイス4から呪い効果マイナス1で3の攻撃力。右端のモンスターに攻撃。この時小ダイスを1つ振った目が加算される。3+4で7>4勝利)

勝利時にモンスターにキューブを1つ置く。

モンスターカード右上にどくろマークがあり、マークの数=キューブの数になると撃破できる。

(ボス以外はどくろ1なので1回攻撃が通れば勝利)

撃破したモンスターは捨て場に移動。獲得できる経験値(今回は紫3)があればシートに記入し、ダンジョン山から追加のモンスターを配置。


④モンスターの攻撃

精霊カード上に残ったダイス目を参照。これと場にいるモンスターの攻撃条件が合致していれば、モンスターの攻撃を受ける=ランタンの減少=残りラウンド数の減少になる。

(残りの緑ダイスは2なので攻撃なし。)


⑤ラウンド終了。ランタンの火を1つ下げて次ラウンドへ。


これを繰り返しながら、ラウンド数を最大に保つ=モンスターの攻撃を受けないようにしつつ、自身を強化して、ダンジョン山の最後に出てくるボスを倒すことができればクリア。

(最終的に残り1でクリア)



感 想

手軽なダンジョンハックゲーム。自分の強化にも攻撃にもダイスを使いたいけど、残ったダイスによっては相手の攻撃が飛んでくるし…とダイスピックは結構悩ましい感じです。いやあ刺さりました。楽しい。


やることはダイス5個振って1つ残して使うだけなんですが、どれを使ってどれを残すか毎ターン選択を迫られます。

ソロなら1つだけ残して自分が使えばいいけど、複数人プレイ時はよく相談しないとですね。


ダメージ=ラウンド数の減少というのも良いですね。


難易度1以外にある「呪い」の存在が結構大きい。ここぞというときに効いてくる。解除する条件も「残ったダイス目」だったり「規定ダイスの目」だったり。場にいるモンスターの目と相談しながら早期に解呪する必要があるわけです。


ダイス目が悪くても緑ダイス:精霊アクションである程度カバーがききます。(そのラウンドは他の強化1つ犠牲になりますが)


4つの職業ですが、強弱が結構はっきりしてました。戦士はレベルが上がると全体攻撃ができて強いです。

魔術師は最高レベルで攻撃時に赤ダイスじゃなく小ダイス5個振りでの攻撃ができたりロマン砲。


シャーマン(追加経験値)やモンク(ラウンド増加)はソロではきつめ。複数人プレイ用かな。


4つのダンジョンについても、3つはいけましたが最後の難易度6:ドラゴンのダンジョンはきつい。呪い効果もダイス運はありますがえぐいし、モンスターの攻撃もなかなか嫌らしいのがそろっていたし、ボスの能力自体がきっつい。初回プレイ時はダイス目に泣かされ毎ターン呪いを食らったのもありますが、クリアならず。

あと少し、というところでのゲームオーバーだったので、「もう1回!」となりやすいですし、実際次プレイではギリギリ勝利できました。難易度設定が絶妙なんでしょうね。


箱・イラストも味があって好きです。カード配置用のボードもあるし、ボードに流れも書いてあって親切。


難点としては、カードサイズ。名刺サイズ(55×90)くらい?わがままを言うとTCGサイズ等100均で調達できるサイズだとありがたかったですね。

あと箱が微妙に開けづらい&閉めづらい(笑)サイズはシートをラミネート化しても入るちょうどいいサイズなんですけどね。


ゲーム自体はサクッと広げてサクッとプレイでき、4種職業×4つのダンジョンがあるのでたくさん遊べます。

拡張も出しやすいんじゃないかな。出ないかな。

凄いお手軽にダンジョンハックできる良いゲームでした。ソロでじっくりやるもよし、複数人で「誰強化する?」的な相談しながら進めるもよし。協力ゲー・紙ペンゲー・RPGテイスト好きな方にお勧めです。

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