ピンゴピンゴPingo Pingo

　『Pingo Pingo』は間違いなく馬鹿ゲーの一つです。まず、プレイヤー全員が座るテーブルから四方向に、それぞれ３mほど離れた場所へ個別のテーブル4台を用意しておかねばなりません。そして、付属のCDを聞きながら、ゲーム進行します。ほぼ30秒間隔で「ピンゴ・ピンゴ」の掛け声がかかりますので、手番プレイヤーは山札を1枚公開します。3種類の宝物もしくはキャンプが描かれたカードイラストには、いずれも昼と夜の2種類があって、夜の方が見辛くなっています。その上で、罠の有無による区別があり、早い者勝ちでカードを取得できるのですが、罠カードの場合は7つあるライフポイントを１失うことになります。罠が描かれていない方のカードであれば、該当する宝物を獲得できるわけです(キャンプの場合は他のプレイヤーから盗んできます)。カードの中には５種類のイベントも含まれています。例えば、シロクマが襲ってくるカードであれば、手番プレイヤーはテーブルの上に置かれている銃に棒状の弾丸を指し込み、指定されたテーブルの前まで走って行って、弾丸を発射した後、次の「ピンゴ・ピンゴ」が聞こえる前に戻って来れないと、ライフを１ポイント失う訳です(早い者勝ちでライフが回復するカードもあります)。なかなか７m四方の空間を占有してゲームすることは無いでしょうが、機会があれば是非。