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  • 7人~9人
  • 120分前後
  • 15歳~
  • 2019年~

九頭竜館の殺人Sigma Siumaさんのレビュー

746名
3名
0
5年弱前

TRPGの老舗メーカー グループSNEが作成した、7~9人用のマーダーミステリーですが、9人プレイが推奨です。


近代日本の田舎町の名家にて、上流階級で流行っている降霊会を開催した後、「魔女の血を引く」と自称している霊能者が、何者かに殺されました。

容疑者は、館の「当主」、当主が実の娘のように可愛がっている「養女」、当主の妹「夫妻/妻」、妻の夫「夫妻/夫」、当主に雇われている「運転手」、降霊会を取材に来た「記者」、当主の友人である「画家」、民俗学と考古学の専門家「教授」、そして、「霊能者の助手」の9人。


設定書が厚紙で作られており、また秘密情報は見開き1枚でまとめられている為、密談する際も秘密裡に参照しやすく出来ています。


ただ、見開き1枚でまとめた結果、本来、その人物が知っていなければならない事実まで省略されている部分があり、少し設定書の説明を補った方がいいのでは、と感じます。

マーダーミステリーなので、詳細は書きませんが、「当主」は、あるカードの内容は追加で知っていてもいいし(設定書に書かれてはいますが、カード化されていることまで知っておいた方がいい)、あるアイテムの作成者は知っていてもいい(相手の設定書に書かれているのに、一方が知らないのは、無駄な駆け引きが必要になる)と考えます。

また、犯人の偽装工作も工夫されている為、9人というプレイヤー人数もあり、犯人を拘束するのは困難でしょう。

とはいえ、犯人を捕らえることだけが、マーダーミステリーの醍醐味ではありませんので、これらは気にするほどのことではないかもしれません。


なお、タイトルを見れば「クトゥルフ神話」を連想する方もいるかもしれませんが、ホラーもの、あるいは、パニックものの要素があります。

また、性的な描写、アンモラルな描写もある為、15歳以上とありますが、R-15と表現した方がいいかもしれません。


いくつか問題点も提示しましたが、総じてGMなしでプレイしても支障はなく、マーダーミステリーの最初の一作目としてプレイするのも、おススメです。 

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のらぽん
四十万五十六
Bluebear
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Sigma Siuma
Sigma Siuma
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