自由都市レビュー評価など2件（Municipium）

7つの施設で最多を争え！３パターンの決算が面白い、古代ローマの自由都市における影響力争いゲーム！

クニツィアのエリアマジョリティ（影響力比べ）ゲームです。
プレイヤーは自分の手ゴマを7つ持っています。それらを7つの施設に配置し、コマの数比べで勝って市民や知事の支持を獲得し、その成果としての「都市参事会員トークン」を5個、誰よりも早く獲得することを目指します。
一度配置したコマは手番が来れば移動させることができます。
なので欲しい能力や報酬がある場所、もしくは次に影響力比べの判定が行われそうなところに移動させると良いです。
影響力比べは1施設につき3パターン用意され、ある程度の発生時期の予想ができるようになっています。

中でも重要なのが神殿です。神殿の順位がそのまま、タイブレーク（同数の時の勝敗決定）を左右します。
このタイブレーク方式は全ての影響力比べの優劣の判定に使われるので、最重要の施設といって良いでしょう。
しかし、神殿は得点に直結しにくい上、注力しすぎると他の施設に人が置けなくなります。
ここが本作の最大のクニツィアジレンマといえます。

古代ローマの自由都市における影響力争いに勝利するのは誰か？そういうゲームです。

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テーマ/フレーバー

舞台の時代背景	古代（Ancient）
政治経済/各種産業	政治（Politics）

メカニクス

頻出するメカニクス	エリアマジョリティ（陣取り）（Area Majority / Area Control / Area influence）
得点や資源等の獲得ルール	セットコレクション（Set Collection）
移動に関する仕組み	エリア移動（Area Movement）接続マスへの移動（Point to Point Movement）

作品データ

タイトル	自由都市
原題・英題表記	Municipium
参加人数	2人～4人
プレイ時間	60分前後
対象年齢	10歳から
発売時期	2008年～
参考価格	未登録

クレジット

ゲームデザイン	ライナー・クニツィア（Reiner Knizia）
アートワーク	マイク・ドイル（Mike Doyle）
関連企業/団体	バレーゲームズ（Valley Games, Inc.）

レーティング

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