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  • 1人~4人
  • 30分~45分
  • 14歳~
  • 2019年~
302名
3名
0
2年以上前

二人プレイ時の感想を書きます。

本作は「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」と世界観を共有した作品となっており、一部のコンポーネントに同作で見かけたグラフィックやコマがありますが、単体で問題なく遊べます。

3×4列に並んだ資材を表す球体の並びから資材を得て、4×3列に並んだカードを買い、そのカードの効果で別の資材に変換するなどしながら、より高い得点のカードを買っていく資材変換ゲームとなっています。

まず目を引くのが特徴的な球体の列です。球体は白、青、紫、黄、灰、赤があり、それぞれが特定の資材の種類を表しています(白はブランク)。手番ではこの3×4の並びから縦横いずれかの一列を選び、該当する資材を全て取り個人ボードの倉庫に入れます。

倉庫は資材を1/2/3個だけ入れられる三段棚になっており、色は別でなければなりません。したがってたくさん所持したくても、多くて3個、資材は4種類なので1種類は棚が空くまで1個も持つことができません。

更に列から取りすぎてしまった分は相手の得点に繋がってしまうため、「欲しい資材は必要最低限を守り、要らないものは極力取らない」マネジメントが必要になります。

こうして資材を得たら、別の手番でカードを買うアクションを行います。

カードは1〜4のレベルで4色あり、1から重ねるように取得し最大で三列のカード列を個人ボードに並べることが出来ます。

カードには勝利点の他、特定の資材を別の資材に変換する生産アクションが表記されています。

別の手番に生産アクションを実行することで、これらのカードで資材を変換し、今度はストックが無限の倉庫に保管できます。

こうして三つのアクションから一つを選択して実行する手番を繰り返し、規定のカード数を誰かが取得するとゲームは終了へ向かいます。

ここまでのリソース変換系のゲームの仕組みは、最近のボードゲームではそれ程珍しくもないメカニクスですが、やってみると「取り過ぎが良くない」というルールが意外にもシビアで、球体の並びから理想の列を見つけ出す過程は単純ながらなかなかやり応えがあります。

そして「ロレンツォ・イル・マニーフィコらしいメカニクス」として、「信仰点」の管理があります。

信仰点は赤の球体を取得したり、特定の生産アクションで得ることが出来ます。

信仰点は誰かがチェックポイントに到達すると全員が現在の信仰点をチェックし、規定点数に達していなければ事実上の失点となります。

ゲーム終了時にも所持信仰点によって大きな勝利点となるため、他のプレイヤーの信仰点を警戒しながら進めるインタラクションが生まれます。

後は特定のカード枚数などの条件を満たすと追加の効果が得られる「人物カード」があります。


ざっとこれだけで説明が終わる、本家ロレンツォからするとかなりあっさりとしたルールとなっています。

シンプルなルールながら、球体の列を選ぶ悩ましさだけでなく、資材を取った後に余分な球を押し込んで配置を変えるギミックなんかはアナログゲームらしい面白さがあったり、カード購入の順番や早取りに難しさがあったり…と、ひとつひとつのセクションに洗練されたボドゲらしいキーポイントがあって、手番を追うごとに勝手に脳内の回転が早まって行くような没入感が演出され素晴らしいです。「リソースこねくり回す系」をお求めなら間違いなくハマります。

思考は重ためにフル回転するんですが、二人プレイで終わってみると40分弱。

泥でぬかるんだ道を駆け抜ける短距離走のような、爽快で絶妙なバランス感覚はさすがユーロゲームだなぁという感じです。

1時間弱で終わる重ため中量級といった所なので、割と気楽に始められると思います。


コンポーネントはやはり独特な雰囲気の球体の集まりがアナログっぽくて面白いのと、全体的に古くさくて渋いアートワークがアンティーク感あってオシャレなイメージです。

資材の木駒は付属のトレーに入れるだけなので、余分なアイテム入れを使わなくていいのも親切ですね。


「かっこいいボドゲあんだけど…」みたいな出し方で、インストもプレイ時間も短めでハマりやすい要素が多いので、中量級にある程度慣れたプレイヤーなら相当とっつきやすいと思います。

中量級で遊びやすいゲームを探していたら、選んでみてください。

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18toya
あき
ボードゲームカフェプラス@梅田
マスター・オブ・ルネッサンス
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得たいのは名声と信仰心。そのためには色々な物が必要になる
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winterkoninkske
winterkoninkske
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