こねこミキサーKittens in a Blender

自分の仔猫はおやすみ箱でおねむ。他の仔猫はミキサーでおねむ。
ミキサーを前にした仔猫達の熾烈なお遊びが今ここに！

このゲームで遊んだ後は自分の飼い猫に謝りましょう。（ルールテキストより）

こちら、多頭飼いなんてレベルじゃねぇ数の仔猫を抱えたとある邸宅。
家の主人はちょいとお出かけ中です。電源ケーブル繋がったミキサーをキッチンに放置して。

仔猫達は、見慣れない小さな空間を持つ正体不明なオブジェクトに興味津々です……
一方、キッチン脇の住み慣れたおやすみ箱にも興味津々です。そろそろおねむの時間。
仔猫達はキッチンにやってくると、おやすみ箱の中、キッチンテーブル、ミキサーの中の3箇所をうろつきまわります。

そして、仔猫の肢がたまたまスイッチを踏んだのか……ミキサーが動き出してしまいました！

ミキサーの振動に揺られて深い眠りに落ちていくおやすみ箱の仔猫達。
ミキサーに振り回され容赦なく挽肉にされていくミキサーの中の仔猫達。
そしてその何事かと顛末を見届けた後、何故か面白がってミキサーに潜り込むキッチンテーブルの仔猫達。

ところで……この仔猫達、実は4つの派閥に分かれていたりします。
貴方の担当する派閥の仔猫達は、果たして何匹が無事に眠り、何匹が永久に眠るのでしょうか？

とまぁ、こんな感じのとてもブラックなゲームです。
実際のゲームでは、4色に分かれた仔猫カード(全ての仔猫に別の名前がついてます！)をおやすみ箱・キッチンテーブル・ミキサー内の3箇所に配置しつつ、移動カードで他所の仔猫をミキサー内に、自分の仔猫をおやすみ箱に誘導しながら、ミキサーのスイッチを入れて得点を確定していく形になります。
なお、提示したゲームイメージ上は「何かの拍子に」動き出していたミキサーですが、実際には自分の手番でミキサーカードを使用することでスイッチを入れることになります。一応、対応用のカードとして「ミキサースイッチのオン／オフカード」もあります……が、このカードもミキサーのスイッチを入れる側で使えたり。

そんなこんなで、全てのミキサーカードが使い切られた時、おやすみした仔猫の数（永眠含む）で点数が決まります。
起きてると0点。おやすみ箱でおやすみした仔猫は加点。永眠した仔猫は減点。
最終的な得点の高いプレイヤーが勝者となります。