怒れる森のクマさん稲妻老人さんのレビュー

もう少し可愛いというかほのぼのとしたゲームを想像していたのですが、意外とシビアなゲーム内容です。

プレイヤー達がの来た森には「怒れるクマ」さんという森の主のような存在がいまして、

どうやら我々はその怒れるクマさんと遭遇してしまったようなのです。

そして、森から無事に脱出する為には誰か１人が大怪我する事が確定しています！

誰かがおもちゃになっている間に逃げるという戦術ですね。

いやはや凄惨な事この上ないのですが、こんな森に来る時点で、近隣の住民に色々とアドバイスというか

注意を受けていたはずです。

それを無視して、こんな森に来てしまった皆さんの自業自得でしょう。

さて、ゲームの内容の方に目を向けてみましょう。

コンポーネントには以下のようなカードが入っています。

・怒れるクマさんカード：このお方がこの森の主様です

・森カード：この森で皆さんが行ってしまう行動です。

　　　　　　クラッシュ、ノイズ、セーフ

　　　　　　の３種類です。ちなみにこの３種類のカードの枚数は異なります。

　　　　　　クラッシュは無謀にもクマさんに攻撃を仕掛けて逆襲を受けます。

　　　　　　ノイズは音を立ててしまい、クマさんに攻撃を受けます。

　　　　　　セーフは特に何もありません。

　　　　　　これらのカードはゲーム開始時というかラウンド開始時に各自に３枚ずつ配り、

　　　　　　自分の前に置いておきます。

　・プレイカード：置いてある森カードやクマさんにちょっかいを出すカードです。

　　　　　　　　　策略に近いかもしれません。

　　　　　　　　　でも無事に過ごす為には仕方がないのです。（大義名分）

怒れるクマさんは最初スタートプレイヤーと一緒にいます。

この時点ではまだ大丈夫です。

ゲーム３ラウンド行われます。

１ラウンドはクマさんが怒って、誰かにダメージを与えた時に終了します。

ラウンド終了時には、森カードとプレイカードは回収して、初期状態でラウンドを開始します。

では、どうしたらクマさんは怒ってダメージを与えるのでしょうか？

それには２つパターンがあります。

１つはノイズ、もう１つはクラッシュです。

さらに、クマさんが自分の前にいる場合もとばっちりでダメージを受けます。

ですから、プレイカードでクマさんを移動しておくのはとても重要な事です。

３ラウンド終了時にダメージカードを一番多く持っていた人がクマさんに襲われる事になります。

だからおじいさんの言う事をちゃんと聞いておけば。。。

注）私はてっきりクマさんに喰われると思っていたのですが、作者様に確認した所、

　　「大怪我はするけれど喰われはしない設定」

　　との事でした。

　　優しい作者様ですね。

　　でも身内でプレイする時は「喰われる」設定でいきたいと思います（鬼畜