マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~4人
  • 20分~40分
  • 12歳~
  • 2022年~
23名
0名
0
約3時間前

【メイン要素】デッキ構築

【ルール理解】姫の擁立で直轄地を作るのが少し分かりにくい

【手番選択肢】やることは多い

【勝利点要素】継承点の獲得

【言語依存度】カード効果に説明多し

【妨害干渉度】直接攻撃あり(サプライ次第)

【運と実力比】運3割 実力7割

【外観芸術性】キャラデザインが可愛い

【初心者向けルール(提案)】「初めてのハトクラ」や「入門」のサプライセットを使う


日本製デッキ構築ゲームの金字塔(の改訂版)

 初版のハートオブクラウンでレビューしたとおり、ドミニオンと同じデッキ構築ゲームです。


ドミニオンとの違い

 ①得点(継承点)カードがデッキの邪魔にならないこと、②10セットのサプライがランダムに出てくること、③「姫の擁立」と「直轄地」という概念があること、がドミニオンとの大きな違いです。ドミニオンに少し運のスパイスを加え、また、継承点獲得競争というストーリー性も、ドミニオンよりゲームの世界観に入り込めるので、個人的に好きなところです。 

 ざっくりと言ってしまうと「いかに相手より早く、購入した継承点カード(侍女、議員、公爵)を手元に戻せるか」を競うゲームです。そのため、デッキ圧縮するプレイが相対的に強いと感じます。ただし、「呪い」(単なるお邪魔カード)をばら撒けたり、相手の手札を1枚落とすことができるサプライがある場合は、逆にデッキを太らせた方が強い場合もあり、そこが面白いところですね。


初版と第二版の違い

 大きな違いは、まず姫の能力です。1手番に2ターンできるレイン&シオン(双子)は、いかに早くデッキを回すかが重要なこのゲームにあっては「最強」の姫でしたが、第二版ではデッキが22枚以上ないと能力が発動できなくなり、大幅な弱体化となりました。第二版では、合成マシーンであるオウカ(極東拡張で出てくる姫)が、デッキ圧縮系女子のため「最強」になりました。(『ハートオブクラウン・オンライン』では、さすがにオウカが強すぎるため、擁立時に継承点が「-4」からスタートするという調整が入りました)

 次に、防御系カードの効果の見直しです。「城壁」「隠れ家」「魔法の護符」など、相手からの攻撃をブロックするカードは、初版では手札に持っている際に攻撃をブロックできましたが、第二版ではブロックするのではなく、(相手から攻撃されて)捨て札になったものを「拾える」ように変更になりました。

  出番が後の人は初期デッキが、農村ではなく果樹園になっていきます。姫の擁立時、農村が直轄地だと継承点がマイナスになるところ、果樹園はマイナスになりません。これがどれぐらい効いているのかは正直よく分かりません。

 その他、「のみの市」「よろず屋」といった結構強いカードが新規で追加になったり、農村を都市に変更できる「都市開発」が3金にコストダウンしたり、「帝都カリクマ」が8継承点から6継承点に下がるなどの調整が入っています。


 初版も第二版も、それぞれ味があって面白いと思います。初めてプレイする方は、第二版からで全く問題ありません。私は、初版の時からハートオブクラウンのファンで、何回プレイしたか忘れたぐらいハマりました。第二版ではまだ出ていない拡張も含め、今後も期待したいと思います。

この投稿に0名がナイス!しました
ナイス!
大賢者
TM of Yokohama
TM of Yokohama
シェアする
  • 120興味あり
  • 248経験あり
  • 111お気に入り
  • 294持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

TM of Yokohamaさんの投稿

会員の新しい投稿