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  • 3人~5人
  • 90分前後
  • 12歳~
  • 2009年~

エンデバーmaroさんのレビュー

259名
2名
0
約3年前

所有しているのはAge of sailですが、いまだにexploitを使用していないのと、旧版のプレイ経験が多いため、とりあえずこちらにレビューします。

余計な要素はすっぱり取り除いた4X系ゲームという趣きで、開発、航海、植民、そしてちょこっと戦闘というところをテーマにした大航海時代の作品です。

核となっているのは、4つのパラメーターからなる国力上昇、アクションスペースとして用いる建物タイル、そして陣取りのためのマップです。

余計な手間は抜きにして、建物タイルは各ラウンドに1枚無償で手に入れられます。ただし、建築パラメータにより入手できる建物レベルが規定されます。この建物を軸として、ワーカープレースによりゲームを進めるのですから、選択は重要です。

その他のパラメーターは、ワーカーの利用効率に関わる文化・財政、手札の上限を決める政治などがあります。建物の効果により、あるいはマップ上での勢力の拡大によりパラメーターを上昇させられます。

航海や植民といったアクションを行うことで、マップ上に自分のマーカーを配置し、そこにあるトークンを手に入れます。このトークンは8種類ありますが、これの効果によりパラメーターを上げたりアクションの補助をすることができます。

地理的にどこを押さえるか、そしてどのパラメーターを上げていくか。建物の選択はどうするか、無駄なくまとめ上げられたシステムデザインは秀逸です。

全7-8ラウンドですが、序盤はスローで5.6ラウンド以降急激に加速します。国力パラメータ、植民都市、そして都市にはさまれた航路が得点源となりますが計算法が面ではなく点が対象となっているところに少し古さを感じます。また、戦闘アクションで相手のディスクをマップ上からはじいて航路を切る(奪う)以外は強いインタラクションはありません。このような理由から、狭義での陣取りとは少し異なる感覚です。リプレイ性は悪くはないですが、ゲームの展開は毎回に似たような感じとなります。age of sailでは若干の修正が加わっていますが、さらにやりこむのであればexploitのルールを使用したほうが良いように思えます。

また、ゲーム開始時には90なんぼあるトークンをすべてマップ上に配置しなければならないのが面倒なのと、トークンを紛失しそうなのが怖いのと、4-5人でプレイしないとマップがすかすかで今ひとつ面白くないのが難点でしょうか。Age of sailには少人数用のマップがありますが、それでも2人だと若干ゆるゆるになります。

一見地味にみえるゲームですが、奇をてらったシステムではない分、今あらためてプレイしても十分楽しめます。現時点で買うのであればAge of sailの方になるでしょうが、中古市場には格安でこちらが販売されていることもあり、exploitのルールが必要でなければこの旧版でも良いかもしれません。旧版は言語依存はなく、expliotのボードは英語表記がかなりありますが、いずれも有志の方が和訳も公開してくださっています。

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