ドーフロマンティック・ボードゲームひよいち(勇者)さんのレビュー

最初に動画を拝見した時は、何が面白いのか正直分かりませんでした。

でも「だんだんハマる」という口コミを見て、購入を決意。本当に徐々にのめり込んで行きました。

最初のルールはシンプルで、終わったあとに「ああすれば良かったんじゃないか」という反省が出てきます。

そしてコツを掴んできた頃に、拡張が開封。ルールが増えるのでまた「反省」が出てきます。

反省と改善と拡張の繰り返しで、何度でも遊べます。

元々1人でも遊べるゲームを複数人で相談どうぞと言った形のゲームなので、多すぎても面白みは減るかもしれません。2人くらいで相談すると、確認漏れが減らせるのでちょうど良いです。

終始相談しながら行動できるので、協力ゲームにありがちな｢なんでそう動いてくれないの｣的な喧嘩が起こることはありません。レベル差がありすぎたり、人数が多いと下手すると奉公問題にはなります。

ゲーム内容については満点をあげたいくらいなのですが、内容物の品質には納得いかないので★9にします(こちら職業病なので細かいところがあります。気にならない方は気にならないと思います)。

品質とはさらに別で、仕様で、拡張したタイルと最初からあったタイルが裏からでも分かってしまうのが辛いです。

それでも地形タイルの方はまだ大量にあるので紛れ込ませやすく、拡張タイルも沢山あるので拡張だと分かったところでどのタイルか分からないのと、山札から順に取るから分かったところで…な点がありますが、タスクの得点タイルは各6枚中1枚だけで色も微妙に違うので、一目見て丸わかり。シャッフルしようにもカードと違ってタイルなので1枚1枚触らないとできず、シャッフル前に見えてしまった拡張タイルが気になってどこにいるか頭の中で追っかけてしまう。この丸わかりタイルを混ぜてシャッフルする工程が嫌いすぎて、百均でタイル代わりのチップを買ってシール貼って擬似タイルを作る始末。それだけハマっているってことではありますが……。

ボドゲから入ってSwitch版も購入しましたが、Switch版は見にくい配置しにくい規模が大きすぎアンロックの達成感が薄くあっさりしすぎで、好きになれませんでした。先にSwitch版を買っていたら、ボドゲは買っていなかったかも。