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  • 2人~7人
  • 360分前後
  • 12歳~
  • 1994年~

コロニアルディプロマシーSak_uvさんのレビュー

203名
1名
0
1年以上前

このゲーム、いうなれば「マップ違いのディプロマシー」。ただし、バランスは非常に悪いです。
出てくる国は7国で、その特徴は以下の通り。
・英国:インドをはじめ世界各地に飛び地があります。守るに易し、攻め出るに難し。このゲームで一番プレイしやすいし面白いのはこの国かも(考えることは多いですが)。
・ロシア:国土が広すぎる故、シベリア鉄道を使わないと効率的な配置ができません。スッカスカですね。ウラジヴォストークに船を出せるかがキモ。黒海艦隊?トルコと戯れるだけでしょ(笑)。
・中国:広大な国土に陸軍だけしかいません。物量があっても海軍の運用経験のない国は厳しいですね。海軍作っても出せるのは所詮東・南シナ海なのであまり有意義に活用できないし。
・トルコ:世界の果て(笑)。ロシアをつつくこととイエメンの英軍飛び地を構うことぐらいしかできません(笑)。
・日本:島国なので陸軍展開が大変です。また、ロシアが目の上のタンコブ。ウラジヴォストークに船を出されたらのど元にナイフを突きつけられたも同然。戦線が薄く長く広がりやすいのは歴史通り(笑)。
・オランダ:インドネシア周辺の島国担当なので環境は日本に似ています。ただ、ロシアという強敵がいないのでプレイはしやすいです。むしろ正面敵がフランスなので(以下略)。ただ、インド洋には出にくいです。
・フランス:え?そんな国あったっけ?(笑)。インドシナの弱小勢力です。あえて言おう、カスであると! 。この環境で優勢を張れるプレイヤーは神だと思います(笑)。

当時の地政学を正しく反映しようとした結果、元のディプロマシーに比べて国同士の利害の複雑さはかなり減っています。ほら、トルコとオランダ/フランスなんて全く接点ないでしょ(笑)。
また、スタンドオフを外的な力で解消することが難しくなっています(接する領域数が少ないため)。単一の海のエリア内に取り込まれた島エリアなんて攻略できないよね?

普通のディプロマシーはやり飽きて、違う刺激を求める人以外にはあえてお勧めしません(笑)。
1997年に香港返還記念コロニアルディプロマシーを式典を横目に見ながら遊んだのは昔の思い出。

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くどう
Sak_uv
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