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  • 4人用
  • 180分前後
  • 12歳~
  • 1984年~

冷戦 / コールドウォー3viewsさんのレビュー

467名
2名
0
約5年前

ホビージャパンにより84年当時にライセンス出版されたゲームであったため、ウォーゲーマーを中心に広告されたことで、プレイされたのも当然ウォーゲーマーによってでした。当時人気の多人数ゲームといえばエポックの戦国大名で、5,6人以上欲しいフォームであったことから、4人専用というのはプレイヤーを揃えやすく、また戦国大名が丸一日かかってプレイして時間切れ判定だったのに対し、3時間程度(ウォーゲーマー目線で言えば短い)できれいにプレイ終了し勝敗が明瞭だった点で非ウォーゲーム的であったと思います。(現在に到ってもウォーゲーマーは過程を楽しむ傾向にあります)

非ウォーゲーム的といえば各プレイヤーの能力が均等でアメリカもソ連も中国も同じだし、ヨーロッパが一括りというのはシミュレーション性以前の違和感があったものです。(当時は現在と違ってEUはありませんでしたし、中国が日本の政官やメディア等に工作しまくっていることはネットがないので殆んど知られていませんでした)


ゲームシステムとしては当時ダイスを使用しないことは画期的でした。カードで処理するスタイルです。

アクションとイベントの2種類のカードを使用し、アクションは各プレイヤーのアクションの種類があり、各エリア(日本やフィリピンのような1国もあれば中東というサウジやアラブ首長国などひとまとめもある)に外交官、工作員、工場や派遣軍を送り、派閥をつくり拡大させ経済的、軍事的、政治的支配を狙います。同じエリアに他のプレイヤーと競合していると工作員によるアクションで暴動やクーデターにより退化させます。

極め付けはパワーバキュームで、イベントカードにより発生します。

「力の真空」というのが良くわかりませんが、おそらく中東戦争(ゲームでも中東で発生し易い)のような戦争のことなのでしょう。このビッディングに勝つと他のプレイヤーの勢力をすべて排除して独占できます。

毎回違った展開を楽しめるので同じプレイヤー同士でも飽きがこないと思います。


このテーマは、現在はGMTのトワイライトストラグルという傑作がありますが2人用で少々地味ですし、4人で派手にやりたいなら、このゲームがいいでしょう。現在でも通用するゲームと思います。

日本語版の入手が困難ですし英語版はebayで見かけますがカードが英語という問題もあり、これが残念です。

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ayumu
Bluebear
大賢者
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