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  • 2人用
  • 360分前後
  • 12歳~
  • 1977年~
668名
1名
0
5年弱前

映画「トラ・トラ・トラ!」からマクゴワンがパクったパッケージイラストに魅せられます。ちなみに田村高廣演じる淵田中佐ですね。中央のエセックス級空母は1942年にはありません。

それにしても、だれも「日米航空母艦の戦い」なんて言いません。フラットトップって言いますよ。普通。


内容ですが、 まず、このゲームはビッグゲームで敷居が高いことが挙げられます。

フラットボックス4枚分のマップが2枚広げるだけでも場所を食うのに、隠匿用ミニマップや艦隊編成や空母や基地の航空運用のチャートを広げる必要があり、一般家庭での対戦は困難で例会などでの会議室等でも広い場所を占有する必要から、対戦と関係ない参加者から嫌がられます(笑)。時間もショートシナリオなら5、6時間必要と思われ。フルシナリオは2、30時間となります。得点稼ぎ目的に艦隊決戦と関係ない外周の基地に密かに航空機を集結させて叩くようなプレイヤーなら、もっと時間がかかるでしょう。

このゲームの肝はやはり索敵で、これまでの、例えばアバロンヒル社のミッドウェイのような位置をコールするような「かくれんぼ」ではなく、航空機が通過した範囲について索敵するのです。もっとも、この自分のいる位置を晒す行為によって相手に自軍艦隊の位置を推測されることになります。システム上、自分の位置を晒さなければ、実は敵味方が直近に居るのに気が付かないという変な事象が起こり得るのです(とくに艦隊決戦志向の戦艦や巡洋艦などの水上部隊同士がメインの第3次ソロモン海戦シナリオ)。

ともかくも相手艦隊の位置や艦種を特定し、攻撃すべき敵空母だったりすると攻撃隊を飛ばして接近させます。航続距離の長い日本と運用能力の高い(たくさん飛ばせる)米軍との差も表現されています。

艦隊への航空攻撃を防ぐため、相手も戦闘機を上空に上げているはずなので、まず空戦から始まります。ゼロ戦に過度の期待はしないように。攻撃隊が生き残ると艦隊からの対空砲火の洗礼を受けます。対空性能は米軍の方が強く、史実が反映されています。生き残った航空機がこれでやっと攻撃を行えます。九九艦爆、九七艦攻、SBD、TBFなど機種毎、高度毎に攻撃します。雷撃機の性能は日本のほうが上です。

戦闘ですが、機種能力と参加戦力からヒット値を算出します。旧版のバトルライン社ではこの値が固定値でランダム性がなかったのですが、アバロン版はダイスで-2から+2までの修正をします。2(0~4の幅)でも10(8~12の幅)でもこの範囲というのはやり過ぎで、アラン・R・ムーン仕事しろよと言いたい。空母の防御が6として、ヒット値が3だったら大破かかすり傷かなんてあんまりで、それまで長い時間を費やし、クライマックスでの乾坤一擲のダイス振り1回でプレイヤーのモチベーションが潰えてしまう可能性があるのです。ここが別におかしくない、という方、是非挑戦してみてください。(念のためですが悪口でなく面白いゲームですよ。)

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Bluebear
大賢者
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