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  • 8歳~
  • 2019年~

チャーティーきままんさんのルール/インスト

97名
4名
0
約3年前

他の方やネット等でも書かれているが、多言語版は8ヶ国語のルールが添付されているのだが、おそらく日本語ルール部分の訳者は日本語ネイティブでないと思われ、ところどころ内容に翻訳ブレがあって誤読しやすいルールになっている。英語ルールを参考に誤読しやすい部分を列記する。

最初に配置する「風配図」のあるタイルとは見た目的には「羅針盤」の方が通りが良いだろう。左右が海と陸に別れた羅針盤のような絵の描いてあるタイルのこと。

手番には場の任意のタイルの回転(時計回り90度のみ)か、表になっている山札の一番上のタイルの場への配置どちらかができる。

タイル回転アクションは英語記述では「2連続までしかできない」。これはプレイヤーAが回転、プレイヤーBが回転と行動を選んだら、続くAの手番では「回転を選べない」という意味。Aは3手目に強制的に配置アクションを選ばなければならない。また回転アクションそのものが2連続までという縛りなので特定のタイルではなく2人が別々のタイルを回転させたとしてもその次にAは回転アクションを選べない。

タイル配置は日本語訳では落ちているが「(次のタイルを明らかにする)」と注釈されているので、山の一番上のタイルを取った時点で出た次のタイルを見て、それも参考に配置してよい。

また英文では「既に置いてあるタイルと辺を合わせるように置き、タイルの方向や陸や海の接続状態は完全に自由で縛りは無い」(日本語ルールでの「置ける場所はすでに場にあるタイルの陸または海と完全につながっている側に〜」は「既にあるタイルに辺を合わせて置く」記述と次の「配置に陸や海の接続状態に縛りはない」記述が謎の悪魔合体した誤解を生みやすい文章になっている。)

その後に3×3になるように配置しなければならない縛りが記述されているので、4列目ができてしまうような場所にはタイルを置けない。

また、表紙裏のプレイ例が示すように最終的にスタートタイル(羅針盤)を中心になるように配置していく必要はない。各自の戦略に従ってスタートタイルから偏った方向にタイルを伸ばしてよい。

9枚目のタイルが配置された時点でゲームは即時終了。

得点計算は一読して意味がわかりにくいが、表紙裏のプレイ例を見てエリアの大きさではなく、繋がっている「タイルの数」が何枚あるかを数えるとわかりやすいと思う。スタートタイルやその下、左下などは双方1点と数えている。右下の海エリアは3点だが、左上が4点なのでここは計算されない。

クニツィア先生の癖なのか、ドイツ語等での言い回し上の特性なのか「これはできる/これはできない」的なことをひとこと明示してくれるとありがたい場面で「できる(と書いたから例外はわかるね?)」と、ゲームデザイン上の前提を推理しなきゃいけない”さらっと書かれたルール”がヨーロッパゲームには多くてちょっと困りもの。

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