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2023/12/20 Cカード解説追記。

2023/12/13 Bカード解説追記。

2023/12/5 Aカード解説追記。

2023/12/1 戦略、デッキ解説を追記。トレーナー無し、1と2の複合なし、ビーチカップ単体での解説になります。BGAにないので、まだそんなにプレイできていないため、あくまで想定の解説として、お読みください。

前作のカード一覧もまとめてたこともあり、謎の使命感でこちらもまとめてみました(笑)

基本は前作とかわらないので、未読の方は前作の方にまとめた基本戦略を読んでみるのをおすすめします。

前作カード一覧&解説→https://bodoge.hoobby.net/games/challengers/strategies/41250

今作がBGAに出たら、トレーナーや1と2の複合をふまえた解説もするかもしれませんが、現時点では考えていません。

チャレンジャーズ!:ビーチカップ カード一覧

※初期のスターターカード6枚、大会用カードの犬、トレーナーカードは除外。
※カード順は、デッキ(A,B,C)のアルファベット順>属性順>パワー順
※ミスがあれば、コメントにどうぞ。
※今回は日本語版をそのまま載せているので、自分がまとめた海外版の前作と表記が一部違います。ご了承ください

カード名 属性 パワー デッキ 枚数 効果

子供

ビーチクラブ

1 A 3枚

あなたのベンチに表記パワーが4以上のカードがないなら、このカードは+4。レア

指導者

ビーチクラブ 2 A 4枚

ベンチ内:あなたの「新入り」のカードは+1

新入り

ビーチクラブ 2 A 4枚

スペシャル:このカードはすべての「新入り」のカードと同じベンチに置く

カモメ

ビーチクラブ 3 A 3枚

レア

ドワーフ

おとぎ話の森 2 A 7枚

スペシャル:このカードが消耗パイルに置かれるとき、代わりにそれをデッキの一番上に置く。コモン

妖精 おとぎ話の森 1 A 4枚

あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く

おばあさん おとぎ話の森 4 A 4枚

選択時:あなたのデッキの表記パワーが3以上のカードを1枚、恒久的に除外する

カエル おとぎ話の森 3 A 3枚 レア

登山家

山の頂上

2 A 4枚 相手の消耗パイルにカードがあるなら、このカードは+2

スキーヤー

山の頂上 3 A 5枚

相手のベンチのカード1枚を相手の消耗パイルに置く。コモン

ヨーデル歌手

山の頂上 2 A 4枚

奪取失敗:ファンを1人得る

ヤギ

山の頂上 3 A 3枚 レア

DJ

レインボー 2 A 4枚

あなたのデッキの一番上のカードを見る。そのカードをデッキの一番上か一番下に置く。このカードはすべてのセットアイコンを持つ

バックパッカー レインボー 1 A 4枚

スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、代わりにそれを消耗パイルに置く。このカードはすべてのセットアイコンを持つ

ゾンビ 秘密基地 2 A 8枚

アタック中:このカードは、あなたの消耗パイルのカード1枚につき+1。コモン

泥棒 秘密基地 1 A 4枚

レベルAの山札の一番上のカードをあなたの消耗パイルに置く

ネズミ

秘密基地

3 A 3枚 レア
アクションフィギュア おもちゃ屋さん 2 A 4枚

奪取失敗:あなたの次のカードは+2

鉄道模型

おもちゃ屋さん 1 A 4枚

奪取失敗:あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く

パペット おもちゃ屋さん 2 A 4枚

この下にカードがあるなら、このカードは+2

木馬

おもちゃ屋さん

3 A 3枚 レア

チアリーダー

大学 2 A 4枚

選択時:ファンを2人得る

コーヒーメーカー

大学 2 A 4枚 ベンチ内:あなたの「大学」カードはアタック中+1

クォーターバック

大学 1 A 4枚

アタック中:このカードは、トロフィーを除くあなたのファン1人につき+1

ハムスター

大学 3 A 3枚 レア

サーフィンコーチ

ビーチクラブ

4 B 4枚

選択時:レベルAのカードを3枚引く。そのうち1枚を追加で選択肢、残りを捨てる

アイスクリーム屋

ビーチクラブ

3 B 4枚

ベンチ内:あなたの「ビーチクラブ」のカードは+1

スイマー

ビーチクラブ

3 B 4枚

あなたのベンチの席を1つ選ぶ。このカードは、そこのカード1枚につき+1

ビーチクラブ

5 B 3枚 レア

おとぎ話の森

1 B 4枚

奪取失敗:あなたのベンチの「おとぎ話の森」のカードを1枚、デッキの一番上に置く

ジンジャーブレッドマン

おとぎ話の森

4 B 4枚

ベンチ内:あなたの表記パワーが4のカードは、フラッグを保持している場合+1

トロール

おとぎ話の森

7 B 3枚

スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、それを2つの席にまたがって置くか、他のトロールに重ねて置く。それができない場合、あなたはただちにこのマッチに敗北する。レア

鹿

おとぎ話の森

5 B 3枚 レア

獣医

山の頂上

4 B 4枚

ベンチ内:あなたの表記パワーが3のカードは、アタック中+1

ボブスレー

山の頂上

4 B 4枚

ベンチ内:フラッグを保有しているあなたの「山の頂上」のカードは+1

雪だるま

山の頂上

3 B 4枚

フラッグ保持中:このカードは+3

山の頂上

5 B 3枚 レア
替え玉 レインボー 2 B 4枚 このカードは、あなたのベンチの表記パワー1種類につき+1。このカードはすべてのセットアイコンを持つ
配信者 レインボー 3 B 4枚

このカードが受ける各パワー修正を2倍にする。このカードはすべてのセットアイコンを持つ

ハッカー

秘密基地

5 B 4枚

あなたのデッキの上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をデッキの一番下に、1枚を一番上に、1枚を消耗パイルに置く

金庫破り

秘密基地

3 B 4枚

あなたの消耗パイルのカードを1枚、デッキの一番下に置く

逃走用車両

秘密基地

3 B 4枚

あなたのベンチの「秘密基地」のカードを2枚まで、消耗パイルに置く

秘密基地

5 B 3枚 レア

ゼンマイ自動車

おもちゃ屋さん

2 B 4枚 あなたのベンチのカードを1枚、恒久的に除外して良い。そうしたなら、このカードは+4
レジ係

おもちゃ屋さん

2 B 4枚

あなたのベンチに「おもちゃ屋さん」のカードがあるなら、相手は自身のデッキの一番上のカードを自身の消耗パイルに置く

カラオケキット

おもちゃ屋さん

4 B 4枚

奪取失敗:レベルBの山札の一番上のカードを、あなたのデッキの一番下に内容を見ないで置く

ウサギちゃん

おもちゃ屋さん

5 B 3枚 レア

清掃員

大学 4 B 4枚

あなたのベンチの表記パワーが最も低いカードを1枚、消耗パイルに置いてもよい

教授 大学 3 B 4枚 あなたのベンチに「大学」のカードがあるなら、ファンを1人得る
パーソナルコーチ 大学 4 B 4枚

このカードは、トロフィーを除くあなたのファン5人につき+1

フクロウ 大学 5 B 3枚 レア
砂嵐

ビーチクラブ

4 C 4枚 レベルCの山札の一番上のカードを、あなたのデッキの一番上に内容を見ないで置く
ダイバー

ビーチクラブ

6 C 5枚 あなたのデッキの一番下のカードを見る。そのカードをデッキの一番上か一番下に置く。コモン
ワニ

ビーチクラブ

7 C 2枚 レア

大鍋

おとぎ話の森

8 C 2枚

あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、恒久的に除外する。レア

馬車

おとぎ話の森

4 C 4枚 あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く
ユニコーン

おとぎ話の森

7 C 2枚 レア
飛行船

山の頂上

11 C 3枚

あなたのベンチにレベルCのカードがあるなら、あなたはただちにこのマッチに敗北する。レア

イエティ

山の頂上

6 C 4枚

フラッグ保持中:このカードを攻撃する各カードにつきファンを1人得る

マンモス

山の頂上

7 C 2枚 レア
スケートボーダー レインボー 5 C 4枚

直前のマッチに負けている場合、ファンを2人得る。このカードはすべてのセットアイコンを持つ

キャベツ

秘密基地

3 C 4枚

スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、代わりにそれを消耗パイルに置く

科学者

秘密基地

5 C 4枚

あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く

二重スパイ

秘密基地

7 C 2枚 レア
ボードゲームコレクター

おもちゃ屋さん

3 C 4枚 奪取失敗:あなたの次のカードは+6
マトリョーシカ

おもちゃ屋さん

4 C 4枚

選択時:あなたのデッキのカードを恒久的に1枚除外することで、追加でカードを1枚選択する

キリン

おもちゃ屋さん

7 C 2枚 レア

準講師

大学 5 C 4枚

あなたのデッキを見る。任意のカードを1枚選び、それをデッキの一番上に置く

期末試験 大学 3 C 4枚

このカードは、あなたのベンチの表記パワーが3以下のカード1枚につき+1

ガーゴイル 大学 7 C 2枚 レア

戦略とコツについて

前作とかぶる点は除いて、新たに3点を追加した。

前作の戦略を未読の方はこちらからどうぞ→https://bodoge.hoobby.net/games/challengers/strategies/41250

⑥「砂嵐」のパワーバランスを確認する(「山の頂上」が使われるかどうかを確認する)

ビーチカップでは「砂嵐(パワー4。レベルCの山札の一番上のカードを、あなたのデッキの一番上に内容を見ないで置く)」の強さをゲームスタート時に確認するのが、勝利するために重要なことである。

このカードは「飛行船(パワー11。あなたのベンチにレベルCのカードがあるなら、あなたはただちにこのマッチに敗北する)」があることで、リスクリターンのバランスを保っているのだが、チャレンジャーズでは、毎回デッキを1つ抜いてプレイするため、もし「飛行船」が入っている「山の頂上」デッキが抜けると、砂嵐のリスクが全くなくなるため、バランスブレイカーといっても過言ではない凶悪さになってしまう。

個人的には、初プレイの人にも共有したほうが良いと思うくらい凶悪なバランスブレイカーだと思っており、逆に全員が砂嵐の凶悪さを理解していれば、1人にこのカードが集中することを防ぐことができるので、それを回避できると思っている。

なので、戦略というより、ゲームバランスの調和を保つための見解といってもいいかもしれない。

1と2の複合をすれば、より「砂嵐」と「飛行船」の組み合わせが起こりづらくなると思われるので、個人的には砂嵐一強になってしまわないか気になるところだ。

⑦カード引きのバランスを考える

ビーチカップでは、前作と違い、カードを引くバリエーションが増えた。せっかくなので、表にまとめてみる。

ラウンド数
チャレンジャーズ
チャレンジャーズ:ビーチカップ
1ラウンド
A2枚
A3枚
2ラウンド
A2枚
A2枚&★2 / B1枚
3ラウンド
A2枚 / B1枚
A2枚 / B1枚
4ラウンド
A2枚 / B2枚
A2枚 / B2枚
5ラウンド
B2枚
B2枚&★2 / C1枚
6ラウンド
B2枚 / C1枚
B2枚 / C1枚
7ラウンド
C2枚
C2枚

こう並べてみると、だいぶ違うのがわかる。

特に大きいのが、その気になれば、Bデッキのカードを1枚も入れないデッキを意図的につくれる点。

チャレンジャーズは、どんなに強いカードでデッキを組んでも、ベンチに7種類目のカードが来てしまうとベンチ漏れとなってしまい、負けになるため、同じカードでデッキが組むのが定石とされている。

しかし、前作では、5ラウンド目で必ずBデッキから2枚選ばなければならない仕様になっていたが、ビーチカップでは、AとCだけからカードを引くことも可能になっているのである。

これは、同じカードを揃えやすくなり、早い段階からBデッキのカードが必要かどうかを決断する重要性(=戦略性)が上がったことで、前作よりも戦略性が増したといえるだろう。

また、★を集めることで強化されるカードも一部追加され(代表例:「クォーターバック(パワー1。アタック中:このカードは、トロフィーを除くあなたのファン1人につき+1)」、それも考慮する必要が出てきた。

選択肢が広がった分、選ぶ楽しみも増えたが、戦略性も増したビーチカップは、個人的には好きだが、初心者のビギナーズラックを減らすバランス調整になっていると思うので、その点は気になるところである。

とりあえず、同じカードがたくさんあると強いのは前作と同様なので、その点だけでも意識して、カードを引く選択肢を選べば、自ずと勝率はあがっていくと思われる。

⑧デッキコントロールカードのパワーバランス認識

ビーチカップでは、テンポの良さを重要視したためか、カードの順番を大きく変更するカードが軒並みなくなっている。

特にデッキの中の好きなカード1枚を一番上や一番下にもってくるカードや上から3枚引いて並べ替えるカードなど、強力なデッキコントロールカードが少なくなった。このようなタイプは、ビーチカップでは、ハッカー(あなたのデッキの上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をデッキの一番下に、1枚を一番上に、1枚を消耗パイルに置く)と準講師(パワー5。あなたのデッキを見る。任意のカードを1枚選び、それをデッキの一番上に置く)くらいだ。

逆に追加されたのが、今作で初期デッキの犬に搭載された「あなたのデッキの一番上のカードを見る。そのカードをデッキの一番上か一番下に置く。」という能力。Aデッキに同じ能力のDJや一番下から移動させるバージョンのダイバーもいる。

正直、前作のリポーターのように地味な能力ではあるが、全体的にデッキコントロールするカードが減った結果、地味に勝率が上がるカードの重要性がビーチカップでは上がったと思われる。

ただでさえ、貴重なデッキコントロールのカードを見つけたら、優先的に選ぶのを検討してもよいだろう。特にBデッキのハッカーはデッキコントロールに加え、通常パワーが5もあるため、かなり強力なカードといえるので、要チェックしておきたい。

デッキ解説

A:「ビーチクラブデッキ」

本作のタイトルにもなっている「ビーチカップ」だが、やはりといっていのかあれだが、「ビーチクラブ」デッキは、かなり強力なカード構成となっている。

特に新入り(パワー2。このカードはすべての「新入り」のカードと同じベンチに置く)とスイマー(パワー3。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。このカードは、そこのカード1枚につき+1)を主軸としたデッキは強力で、そこに指導者(パワー2。ベンチ内:あなたの「新入り」のカードは+1)やアイスクリーム屋(パワー3。ベンチ内:あなたの「ビーチクラブ」のカードは+1)が加わると、さらに強力になるパワーデッキ。

そしてトドメの最強ランクカードは、ビーチクラブのカードではないが、恐ろしく相性の良い「期末試験(このカードは、あなたのベンチの表記パワーが3以下のカード1枚につき+1)でヴィランや飛行船並の火力も叩きつけてくるので、ビーチカップの王道デッキといっても過言ではない。

ビーチカップを遊ぶなら、まず警戒するべきデッキといえるだろう。

「ビーチクラブデッキ」に必要なカード

まず、新入りとスイマーが最優先事項。特に新入りは初手で2~3枚手に入れたらかなりでかく、自然と指導者を他のプレイヤーが選びづらくなるため、指導者も集めやすくなるのが強い。また、デッキとして子供(パワー1。あなたのベンチに表記パワーが4以上のカードがないなら、このカードは+4。レア)も、このデッキと相性が良いので、巡ってきたら選ぶのもありだろう。

必要なカードがA,B,Cデッキにバラけているため、どのタイミングでどのデッキから引くか迷いがちだが、新入り(A)とスイマー(B)、期末試験(C)が特に重要なので、巡り運と照らし合わせながら、随時決断していこう。

B:「消耗パイルデッキ」

ビーチカップから追加された新要素「消耗パイル」のコンボに特化したデッキ。

爆発力は凄まじいが、一旦、消耗パイルにカードを移す工程が必要なため、テクニカルなプレイが求められる中級者以上のデッキともいえる。

主に「おとぎ話の森」デッキと「秘密基地」デッキに消耗パイルコンボのカードが多いため、この2種類のデッキがあるかないかで、このデッキでいくかどうかを決めるとよいだろう。

メインウェポンは、ドワーフ(パワー2。このカードが消耗パイルに置かれるとき、代わりにそれをデッキの一番上に置く。コモンx7)かゾンビ(アタック中:このカードは、あなたの消耗パイルのカード1枚につき+1。コモンx8)。

それに加え、妖精(パワー1。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く)がほぼ必須といえるだろう。

これらのカードは全てAデッキにあるが、量が必要になるため、ただ引くだけでは火力不足に陥りやすい。そこで、泥棒(パワー1。レベルAの山札の一番上のカードをあなたの消耗パイルに置く)で引くカードを増やしたり、鉄道模型(パワー1。奪取失敗:あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)でリサイクルしたりと、サポートも必要になる。

Bデッキにも使えそうなカードは、サーフィンコーチ(パワー4。選択時:レベルAのカードを3枚引く。そのうち1枚を追加で選択肢、残りを捨てる)や清掃員(パワー4。あなたのベンチの表記パワーが最も低いカードを1枚、消耗パイルに置いてもよい)など、あるにはあるが、これらよりもCデッキの馬車(パワー4。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く)や科学者(パワー5。あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)などの方がより相性が良いので、基本的にはBデッキを使わないカード構成が良いだろう。

弱点はメインウェポンであるドワーフやゾンビの枚数が多いため、通常の引く枚数(MAX9枚)では火力不足に陥りがちなところ。そのため、泥棒などで引く枚数を増やす必要はあるが、あくまで運なので、安定面で考えるとちょっとリスキーではあるが、まだまだ開拓の余地もあると思われる。

現段階では強いデッキとはいいづらいが、なかなかロマンに溢れているデッキなので、初期の巡り運で妖精が2枚とか来ていたら、チャレンジしてみるのもいいだろう。

「消耗パイルデッキ」に必要なカード

まず、妖精が必須。これが最低2枚は欲しいところ。これがないと、ゾンビやドワーフの強さが極端に下がってしまう。なので、初手で2枚手に入れたらこのデッキを検討するとか、そんな感じでもいいかもしれない。

妖精が集められたら、ドワーフかゾンビのどちらか片方に絞って集める。この2種は能力が相反しているため、どちらか片方に絞る必要がある。どちらかといえば、ドワーフの方が相性が良いので、おすすめだが、ゾンビも選択肢としてはありだろう。

それに加え、泥棒や鉄道模型などのサポートカードも入れる。特に鉄道模型は妖精をリサイクルできるので、かなり優先度高めにしたいところだ。

5ラウンド目からは、Cデッキのカードを選び、馬車や科学者を狙っていく。うまくいけば、科学者で鉄道模型や妖精のリサイクルコンボが可能なので、無限コンボをお見舞いしてやろう。

決まると、かなり爽快で、無限に復活してくるおぞましいデッキは、相手にトラウマを植え付けることもできるだろう。

C:「レインボーデッキ」

ビーチカップから追加された要素「レインボー」の特殊効果コンボを狙うデッキ。

具体的には、レインボーカードの特殊効果「このカードはすべてのセットアイコンを持つ」を利用して、様々なカードの副次効果を重ねていくデッキだ。

ビーチカップでは、レインボーの存在のおかげで、特定の色に特化する戦略の重要性が前作よりも低いといえるが、レインボーはどのデッキでもそれなりの活躍をしがちなので、どれだけレインボーを揃えるかにかかっているともいえる。

レインボーデッキで重要なのは、Bデッキにある「替え玉(このカードは、あなたのベンチの表記パワー1種類につき+1。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)」。前作のマスコットに似ているが、あちらは属性別で、こちらはパワー別で強くなるので、マスコットよりも扱いやすい印象だ。

レインボーカードは、すべてのセットアイコンを持つという能力のおかげで、他のパワーバランスが若干弱めに設定されており、メインウェポンとしてはあと一歩のカードが多い中、替え玉は唯一、メインウェポンになりうるカードといえる。

レインボーとコンボするのに注目するカードが「レジ係(パワー2。あなたのベンチに「おもちゃ屋さん」のカードがあるなら、相手は自身のデッキの一番上のカードを自身の消耗パイルに置く)」で、前作でいえば、凶悪カード「ゴースト」のようなカードだが、条件が指定されている。だが、レインボーカードがベンチにさえいれば発動するので、かなり相性は良い。また、ゴーストのような凶悪破壊カードは、今作では、このカードしかないので、うまく使っていきたいところだ。

他にも純粋にパワーが上がるアイスクリーム屋(パワー3。ベンチ内:あなたの「ビーチクラブ」のカードは+1)やボブスレー(パワー4。ベンチ内:フラッグを保有しているあなたの「山の頂上」のカードは+1)、替え玉をリサイクルできる鏡(パワー1。奪取失敗:あなたのベンチの「おとぎ話の森」のカードを1枚、デッキの一番上に置く)などがあるが、属性効果アップのカードはBデッキのカードが多いため、どれを選ぶか迷うが、替え玉のコンボ用に各カードのパワーを異なるように選べば、自ずと絞られていくだろう。

また、Bデッキのカードがかなり必要となるため、2ラウンド目からBデッキのカードを引き、BデッキのカードをMAX8枚を引くことを目指すのが良い。

正直、Bデッキ以外では、これといった優先カードはないのだが、強いて言えば、Aデッキでは、コーヒーメーカー(パワー2。ベンチ内:あなたの「大学」カードはアタック中+1)やDJ(パワー2。レインボー。あなたのデッキの一番上のカードを見る。そのカードをデッキの一番上か一番下に置く)、Cデッキでは、準講師(パワー5。あなたのデッキを見る。任意のカードを1枚選び、それをデッキの一番上に置く)やスケートボーダー(パワー5。レインボー。直前のマッチに負けている場合、ファンを2人得る)あたりが良いのではないだろうか。

最後にレジ係は強力だが、カウボーイのときと違い、消耗パイルに送られることがメリットになるデッキ(ドワーフやゾンビなどの消耗パイルデッキ)もあるため、キラーデッキがあることだけは一応覚えておこう。

「レインボーデッキ」に必要なカード

最優先で手に入れたいのが、Bデッキの替え玉。ベンチに1,2,3,4,5,6と並べれば、単体で8の攻撃力を持ち、さらに属性効果も追加されるので、最大火力はなかなかのもの。

それ以外は、巡り運に合わせて手に入れると良いと思っているが、個人的に優先度をつけるのであれあ、はAデッキではDJ(レインボーで、替え玉をデッキの最後に移動させられるため)、レジ係、アイスクリーム屋、鏡あたりだろうか。

D:「新得点デッキ」(大学デッキ)

ビーチカップでは、カードを選ぶ段階で★がもらえたり、★の数でパワーが変化するカードがあったりと、得点を得ることにで強化されるカードが登場したので、前作のように「ただ決勝に行くだけのデッキ」ではなくなった。

特にこのデッキのメインウェポン「クォーターバック(パワー1。アタック中:このカードは、トロフィーを除くあなたのファン1人につき+1)」と「パーソナルコーチ(パワー4。このカードは、トロフィーを除くあなたのファン5人につき+1)」は、特化すれば、優勝の可能性も生み出せるカードといえるだろう。逆に言えば、このカードが最低2枚(できれば3枚欲しい)はないと、このデッキでの優勝は厳しいと思われる。

この2枚を優先事項(特にクォーターバックは最優先事項といえる)として、後は★をとにかく集める。カードの選択で★2をもらうのはもちろん、「チアリーダー(パワー2。選択時:ファンを2人得る)」や「教授(パワー3。あなたのベンチに「大学」のカードがあるなら、ファンを1人得る)」、「イエティ(パワー6。フラッグ保持中:このカードを攻撃する各カードにつきファンを1人得る)」あたりで★を稼ぐとよいだろう。

上記よりも優先度は低いが、「ヨーデル歌手(パワー2。奪取失敗:ファンを1人得る)」や「スケートボーダー(パワー5。直前のマッチに負けている場合、ファンを2人得る。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)」でも★は稼げる。

あとは、最優先で集めるカード「クォーターバック」を再利用するために「鉄道模型(パワー1。奪取失敗:あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)」や「科学者(パワー5。あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)」があると前作のオレンジデッキ並の爆発力も見込めるだろう。

「新得点デッキ」に必要なカード

まずは「クォーターバック」が必須。3枚はほしいところ。次にパーソナルコーチ。

この2枚がないと、ただ決勝へ行くだけのデッキとなってしまうので注意。

また、新得点デッキは、「大学デッキ」のカードが非常に多いため、★を得られる「チアリーダー」や「教授」も集められたら、「コーヒーメーカー(パワー2。ベンチ内:あなたの「大学」カードはアタック中+1)」をとるのもありだろう。

大学デッキ以外では、「イエティ」が強力。パワーが6で相手の攻撃したカードの数で★が増えるので、イエティ1体とのバトルで、★3とか増えるのもザラにある。複数体いれば、さらに増えるので、かなり強力だ。

あとは、他のデッキでも使える無限コンボの「鉄道模型」と「科学者」で、メインウェポンのクォーターバックをリサイクルする戦略を狙うとよいだろう。

あとは準候補として、ヨーデル歌手とスケートボーダーといったところだ。


以上が、現段階で自分が考えるデッキ戦略である。1つの戦略案として、参考にしていただければと思う。


全カード解説

※Aデッキ、Bデッキ、Cデッキ毎に分けて解説します。順番はざっくりですが、強いと思った順で書いてます。


解説とはいえ、ただ、個人的に思ったことを思いつきで書いているだけなので、参考程度にどうぞ。


Aデッキ


子供(パワー1。あなたのベンチに表記パワーが4以上のカードがないなら、このカードは+4。レアx3)

→ビーチカップが初プレイでも「強い」と直感するカード。

初回の対戦からパワー5を叩き出し、デッキによっては、最後まで活躍し続ける存在。

レアなので3枚しかないが、それをふまえても強く、アイスクリーム屋(ベンチ内:あなたの「ビーチクラブ」のカードは+1)などでも強化されるので、特にビーチクラブデッキと相性が良い。


妖精(パワー1。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く)

→今作のベンチ掃除カード。ただベンチを空けるだけでなく、ドワーフやゾンビとコンボすることも可能なので、使い方によっては、かなり強力なカード。

ただし、ドワーフやゾンビを集めて、強力なカードになるまでに多少時間がかかるので、運や中長期的な戦略が必要になるため、ちょっと上級者向け。


鉄道模型(パワー1。奪取失敗:あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)

→使ったAデッキのカードを復活させることのできる様々な可能性を秘めたカード。

数字の大きいカードが多くなる後半に特に活躍するカードで、今作はAデッキでも活躍するカードが多いため、何枚も揃えれば、倒した相手が無限に湧いてくるような錯覚を催すことから、巷では「無限列車」と呼ばれているとかいないとか。


泥棒(パワー1。レベルAの山札の一番上のカードをあなたの消耗パイルに置く)

→出すだけで、追加でカードを手に入れることができてしまう強力カード。前作ではUFOなどがあったが、初回にこのカードを手に入れたら最大でAデッキのカードを7枚引けることになる。

妖精や鉄道模型など、Aデッキの強力カードと相性が良く、通常だとMAX9枚しか引けないので、Aデッキ主体のデッキであれば、必須ともいえるカード。


新入り(パワー2。スペシャル:このカードはすべての「新入り」のカードと同じベンチに置く)

→ビーチクラブデッキのメインウェポン。初手で2枚以上引いたら、狙っていきたいところ。

初期デッキの新入りと同じベンチに入るため、ベンチの節約になり、指導者やアイスクリーム屋での強化コンボ、ベンチにたくさんカードがたまることで強化されるスイマーなど、ビーチクラブデッキにする上で存在が必須と言っても過言ではない強力なカード。


指導者(パワー2。ベンチ内:あなたの「新入り」のカードは+1)

→ビーチクラブデッキのサポートカード。パワー2の新入りが手に入れば、かなり強力だが、そうでなければ、率先して狙わなくてもいいカード。


クォーターバック(パワー1。アタック中:このカードは、トロフィーを除くあなたのファン1人につき+1)

→新得点デッキのメインウェポン。ファンの数だけパワーアップする今作からの能力を持ったカード。

ビーチカップでは、カードを選ぶ段階からもファンをもらえたり、ファンをもらえる強力

なカード(Aデッキの「チアリーダー(パワー2。選択時:ファンを2人得る)」やCデッキの「イエティ(パワー6。フラッグ保持中:このカードを攻撃する各カードにつきファンを1人得る)など)も多いので、計画的にデッキを組めば、かなり強力と思われる。

ただし、前半はファンが少ないこともあり、長期的な計画が必要になるので、少し上級者向けといえる。


ドワーフ(パワー2。スペシャル:このカードが消耗パイルに置かれるとき、代わりにそれをデッキの一番上に置く。コモンx7)

→妖精との無限コンボ専用カード。このカードを取るなら、妖精は必須。妖精がとれなければ、正直弱いので、妖精にかなり依存するカードであり、結構ギャンブルな気はする。

とはいえ、ドワーフと妖精のコンボは、なかなかに魅力的なので、ロマンを求めて狙ってみるのもよいかもしれない。


ゾンビ(パワー2。アタック中:このカードは、あなたの消耗パイルのカード1枚につき+1。コモンx8)

→妖精など、消耗パイルのカードを増やせるカードと非常に相性の良いカード。

一応、泥棒やバックパッカー(スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、代わりにそれを消耗パイルに置く。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)など、消耗パイルに置けるカードは他にもあるが、1枚単位なので、正直微妙なところ。

ゾンビをメインウェポンにするなら、やはり妖精は確保しておきたいところだ。


チアリーダー(パワー2。選択時:ファンを2人得る)

→選ぶだけでファン2をもらえるカード。それだけでも強力なのに、クォーターバックなどのパワーを強化できたりするので、新得点デッキでいくなら、必須ともいえるカード。


DJ(パワー2。あなたのデッキの一番上のカードを見る。そのカードをデッキの一番上か一番下に置く。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)

→ビーチカップの数少ないデッキコントロールカード。前半に出るか後半に出るか、影響の大きいカードは結構あるので、ビーチカップでは地味に使い勝手が良かったりする。

レインボーデッキとしなくても、今作のAデッキの中で唯一、デッキコントロールできるカードでもあるので、個人的には結構推しのカード。


コーヒーメーカー(パワー2。ベンチ内:あなたの「大学」カードはアタック中+1)

→ビーチカップでは、数少ないAデッキから属性コンボできるカード。レインボーの存在もあって、効果が反映できるカードは多いのだが、そこまで優先度は高くないか。


おばあさん(パワー4。選択時:あなたのデッキの表記パワーが3以上のカードを1枚、恒久的に除外する)

→Aデッキの中では強力なパワーを誇る代わりに、3以上のカードを捨てる諸刃の剣カード。

どちらかといえば、引いて選択するよりも、泥棒など、対戦中に手に入れるカードで入手することで、カードを捨てなくて済むので、それで狙うのもありかもしれない。

※前作のBGAの処理で「選択時」と書かれたカードを対戦中に手に入れても、効果が発動しなかったので、おばあさんも同様の処理になると思われますが、あくまで推測になります。


アクションフィギュア(パワー2。奪取失敗:あなたの次のカードは+2)

→強そうに見えて、実際使ってみると、普通なカード(笑)

奪取失敗系の効果は、ビーチカップでは特にコントロールしづらいので、今作では評価低め。


パペット(パワー2。この下にカードがあるなら、このカードは+2)

→アクションフィギュアと似ているカード。顔は地味に腹立つ(笑)


スキーヤー(パワー3。相手のベンチのカード1枚を相手の消耗パイルに置く。コモンx5)

→相手のベンチを空けてしまうので、使い所が難しいカード。

一応、ベンチで効力を発揮するカードを潰せたり、登山家とコンボすることで効力を発揮するが、BデッキやCデッキに相手の消耗パイルのカードの有無で強さが変わるカードはなく、デッキによっては相手にメリットを与えてしまう可能性もあるので、よほど揃っていない限り、大人しくパワー3だけのカードを入れたほうが良いと思われる。

もしかしたら、プレイ数が少ないので、まだ未開拓なだけかもしれないが・・・。


登山家(パワー2。相手の消耗パイルにカードがあるなら、このカードは+2)

→スキーヤーとのコンボカード。スキーヤーがそんなに強くないと思っているので、コンボとなるこのカードの評価も低い。スキーヤーと同じで、まだ未開拓なだけで強いかもしれない可能性あり。


バックパッカー(パワー1。スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、代わりにそれを消耗パイルに置く。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)

→ベンチを使わないので、強そうに見えるが、パワーが低すぎて、正直、この効果だけでは、あまり強くはない。

もし、導入するなら、レインボーデッキの替え玉コンボ用のパワー1要員として使うのは結構ありかもしれないが、結局Bデッキを引くのがメインなので、やはりあまり選ばれる機会はなさそう。


ヨーデル歌手(パワー2。奪取失敗:ファンを1人得る)

→地味に良さそうだが、使ってみると、前半はパワー2でフラッグ奪取しがちで、後半は奪取失敗してもファン1しかもらえない・・・と思ってしまいガチで正直微妙。新得点デッキで行くなら、狙ったカードがこなかったときに一応選ぶ選択肢はあるが、そのくらいだろうか。


カエル、木馬、カモメ、ヤギ、ハムスター、ネズミ(パワー3。レアx3)

→前作と違い、レインボーの存在のおかげで、そこまで個性に差はないが、強いていうなら、レジ係とコンボされる恐れのある「木馬」や強化コンボする可能性のある「カモメ」と「ヤギ」、「ハムスター」を優先した方がいいかもといったくらいか。


Bデッキ


スイマー(パワー3。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。このカードは、そこのカード1枚につき+1)

ビーチクラブデッキのメインウェポン。ビーチクラブデッキで行くなら必須カード。

同じ属性で、初期に3枚入った状態で追加できる新入りとの相性が非常に良く、指導者(ベンチ内:あなたの「新入り」のカードは+1)やアイスクリーム屋(ベンチ内:あなたの「ビーチクラブ」のカードは+1)もあるので、デッキの体制が整えば、恐ろしい強さを誇るカード。


ハッカー(パワー5。あなたのデッキの上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をデッキの一番下に、1枚を一番上に、1枚を消耗パイルに置く)

スイマーは、ビーチクラブデッキ専用で強かったが、ハッカーは基本パワーが高く、デッキコントロールもできるという点で強いカード。特に3枚引いて調整できるカードはビーチカップには、このカードしかないので、純粋に強い。

また、消耗パイルに置くという選択肢はカードの除外になるが、消耗パイルデッキであれば、逆に効果的なコンボにもなるので、必ずしもデメリットではないところもニクい。

とりあえず、Bデッキを引いて、迷ったら入れておいて損はないカード。


レジ係(パワー2。あなたのベンチに「おもちゃ屋さん」のカードがあるなら、相手は自身のデッキの一番上のカードを自身の消耗パイルに置く)

レインボーデッキの破壊ウェポン。前作でいう「ゴースト」のような破壊カード。

ただし、ベンチにこのカードと同じ属性がいなければいけないので、とりあえず入れておけば良いカードではない。

ビーチカップには、レインボーという属性カードがあるので、条件は達成しやすい方だが、あらかじめ、このカードを使うことを前提としてデッキを組まないと効果を発揮しづらい。

ただ、あまり集められないカードではあるので、うまく組めば、ビーチカップ唯一の破壊デッキになるので、狙う価値は十分あるだろう。


替え玉(パワー2。このカードは、あなたのベンチの表記パワー1種類につき+1。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)

レインボーデッキのメインウェポン。前作の「マスコット」のようなカード。

マスコットと違い、パワーが違うカードがベンチにいると強くなるカードなので、マスコットよりもデッキを組みやすいのが特徴。

ただ、ビーチカップには、デッキコントロールできるカードが少なめなので、早い段階で出てしまわないようにカードを後ろに持っていくDJなどで保管するとより安定するだろう。


金庫破り(パワー3。あなたの消耗パイルのカードを1枚、デッキの一番下に置く)

消耗パイルのカードをリサイクルできるカード。使い方によっては、かなり強い。

ビーチカップでは、消耗パイルに送るカードが多いが、基本はベンチを空けるだけで、一部のカードを除いて、効果的なコンボにはなりづらいのだが、このカードはどのカードもリサイクルできる可能性を秘めている。

ただし、一度、消耗パイルに送らなければいけないという一手間が必要なので、安定性という面ではちょっと心配な点があるが、それをふまえてもロマンを感じるカード。


アイスクリーム屋(パワー3。ベンチ内:あなたの「ビーチクラブ」のカードは+1)

ただでさえ、強力なカードの多いビーチクラブのカード全体を強化してしまうカード。

今作では、レインボーカードもあるので、ビーチクラブデッキかレインボーデッキのときには狙いたいカード。純粋に強い。


鏡(パワー1。奪取失敗:あなたのベンチの「おとぎ話の森」のカードを1枚、デッキの一番上に置く)

おとぎ話の森に限定されるが、ランクCのカードもリサイクルできてしまうカード。

パワーが1と最弱で、ベンチの状態にも左右されてしまう不安定さと、長期的な計画が必要になる上級者向けのカードといえる。

おとぎ話の森のCデッキカード、大鍋(パワー8。あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、恒久的に除外する。レア)で純粋に殴りまくるデッキや馬車(パワー4。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く)で、ドワーフ無限コンボデッキなども良いだろう。

まだまだ開拓余地のある可能性を秘めるカード。


トロール(パワー7。スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、それを2つの席にまたがって置くか、他のトロールに重ねて置く。それができない場合、あなたはただちにこのマッチに敗北する。レアx3)

2つのベンチを使うリスクと引き換えにBデッキで最強のパワーを誇るカード。

妖精を使って、消耗パイルに移動させたり、純粋に3枚集めて殴ってみるなど、これも開拓の余地があるカード。


雪だるま(パワー3。フラッグ保持中:このカードは+3)

あまり強そうに見えないのだが、実際戦うと強いと感じるカード(笑)

特に中盤に活躍しそうだが、山の頂上デッキにはパワーアップさせるカードのボブスレー(ベンチ内:フラッグを保有しているあなたの「山の頂上」のカードは+1)や獣医(ベンチ内:あなたの表記パワーが3のカードは、アタック中+1)などが多いので、うまくコンボすれば、終盤でも活躍できる可能性も秘めているカードといえる。


逃走用車両(パワー3。あなたのベンチの「秘密基地」のカードを2枚まで、消耗パイルに置く)

秘密基地デッキで固めれば、優秀なベンチ除去にもなるカード。

特に秘密基地デッキのゾンビ(アタック中:このカードは、あなたの消耗パイルのカード1枚につき+1。コモン)や金庫破り(あなたの消耗パイルのカードを1枚、デッキの一番下に置く)と相性がよく、秘密基地デッキには強力カードのハッカー(パワー5。あなたのデッキの上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をデッキの一番下に、1枚を一番上に、1枚を消耗パイルに置く)もいるため、秘密基地デッキで固めるなら必須ともいえるカード。


教授(パワー3。あなたのベンチに「大学」のカードがあるなら、ファンを1人得る)

新得点デッキの★稼ぎ用の1枚。新得点デッキを狙うなら、自然と大学属性のカードが集まってくるので、条件に困ることはないだろう。

ただし、パワーもそんなに強いカードとは言えず、新得点デッキは、BデッキよりもAデッキやCデッキに重要なカードが多いので、とることが多いかと言われると微妙なカードでもある。


パーソナルコーチ(パワー4。このカードは、トロフィーを除くあなたのファン5人につき+1)

クォーターバック(パワー1。アタック中:このカードは、トロフィーを除くあなたのファン1人につき+1)と比べて、かなり効率が悪くなったように見えるカード(笑)

少なくとも★5がないとBデッキの他のパワー7のレアカードを取ったほうがいいので、新得点デッキを目指さない限りは、あまり必要とされないカードだが、新得点デッキには、メインウェポンとして必要になってくる。

新得点デッキでいくなら、少なくとも、★を15集めて、Cデッキのパワー7のレアカードと同じになるくらいの★獲得を目指したいところだ。


ボブスレー(パワー4。ベンチ内:フラッグを保有しているあなたの「山の頂上」のカードは+1)

正直、山の頂上デッキは強いデッキとは言い難いので、山の頂上デッキで組むというよりかは、どちらかというと、レインボーのカードと組み合わせるとやっと戦えるといった感じのカード。

レインボーの存在のおかげで、◯◯属性強化系が使いづらくなっているものが多いので(ビーチクラブデッキのアイスクリーム屋は除く)、レインボーデッキでなければ、そこまで重要視しなくてもいいと思われるカード。


ジンジャーブレッドマン(パワー4。ベンチ内:あなたの表記パワーが4のカードは、フラッグを保持している場合+1)

強そうに見えるが、Aデッキのパワー4のカードはおばあさん(選択時:あなたのデッキの表記パワーが3以上のカードを1枚、恒久的に除外する)のみで、Cデッキにも3種類くらいしかなく、残り7種類のパワー4のカードは全てBデッキに集中しているため、パワー4に焦点を当てたジンジャーブレッドマンデッキ(仮)は今のところ強いのかどうかは不明なため、デッキ戦略として扱っていない。

ただ、初期デッキにチャンピオンもいるし、もしかしたら強いのかもしれないが、それは今後、開拓されてわかっていくことだろう。今の段階では、評価は正直微妙なところだが、今後化ける可能性はあるカード。


サーフィンコーチ(パワー4。選択時:レベルAのカードを3枚引く。そのうち1枚を追加で選択肢、残りを捨てる)

選択したときにAデッキのカードを1枚増やせるカード。強そうに見えるが、実際に使ってみると、たった3枚しか引けないので、望むカードを引く可能性はかなり低いので、かなりギャンブルなカード。

パワーは弱くないので、決していらないカードとは言わないが、Aデッキのカードが欲しいなら純粋に泥棒(レベルAの山札の一番上のカードをあなたの消耗パイルに置く)などを使って、カードを集めた方に特化した方が良いとは思う。


ゼンマイ自動車(パワー2。あなたのベンチのカードを1枚、恒久的に除外して良い。そうしたなら、このカードは+4)

デュエル中にカード除去すると、急激に強くなるカード。

リスクリターンがでかい分、使い方がちょっと難しいが、うまく使えば、ベンチを減らしつつ、強化カードで戦うことができるので、このカードもいろんな可能性を感じる。

まだまだこのカードの真の使い方をわかっていないが、さらに評価が上がる可能性や新デッキのメインカードになる可能性を秘めているカード。


カラオケキット(パワー4。奪取失敗:レベルBの山札の一番上のカードを、あなたのデッキの一番下に内容を見ないで置く)

全体的にトリッキーなカードの多いおもちゃ屋さんデッキの中でも、ひときわトリッキーなカードの1つ。

ロマンに満ちあふれている能力だが、パワー4とそこそこに強いため、効果を発揮するのは終盤になりやすく、終盤にランダムで1枚Bデッキのカードが入っても正直、あまり強いとは言えないギャンブルなカード。

強いて言えば、Bデッキが特に必要となるデッキ構成であれば、入れる可能性はあるくらいで、そこまで積極的に入れる必要はないと思うカード。とはいえ、このカードのロマンに我慢できない初見プレイヤーは多い(自分も含む)と思うので、まずは試してみるのもありだろう。


配信者(パワー3。このカードが受ける各パワー修正を2倍にする。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)

属性強化を倍にするカード。効果は強いのだが、ビーチカップには、レインボーが基本的に入っているせいであまり属性強化のカードが多くはなく、同じBデッキに替え玉というレインボーデッキで優先度の高いカードもいるので、ビーチクラブの環境にあまり合っていないといえるカード。とはいえ、弱いカードではないので、ケースバイケースで見極めよう。


獣医(パワー4。ベンチ内:あなたの表記パワーが3のカードは、アタック中+1)

ビーチカップでは、そこまで3に強いカードがないのと、パワーではなくアタックが強化されるので、正直微妙なカード。

悪くはないが、他に強いカードが結構あるので、後回しにされがち。


清掃員(パワー4。あなたのベンチの表記パワーが最も低いカードを1枚、消耗パイルに置いてもよい)

ドワーフやゾンビのコンボ用に思われるが、正直、このカードを手に入れるためにBデッキを引くなら、Aデッキでドワーフやゾンビを揃える方が優先なのと、ベンチ除去にしても小さい数字という縛りがあるため、使い勝手が悪い(というか、あまりとったことがないのでわからない)カード。もしかしたら、使い道があるかもしれないが、今の段階では、他のカードを優先した方がよいと思ってしまう。開拓情報求む。


鹿、ウサギちゃん、猿、鷲、フクロウ、蛇(パワー5。レアx3)

こちらも、Aデッキと同じで、特に差はないため、もし、複数の選択肢があったら、属性コンボの可能性のある「ウサギちゃん」「鷲」「猿」「蛇」あたりを優先するくらいでよいだろう。


Cデッキ


期末試験(パワー3。このカードは、あなたのベンチの表記パワーが3以下のカード1枚につき+1)

デッキの相性によっては、恐ろしい強さを誇るカード。

特にビーチクラブデッキとの相性は最強クラスで、大学デッキが含まれているゲームなら、パワー3以下でも強いデッキを2人以上使っているのかいないかを確認することを戦略と言っても良いレベルで強い。

もし、1人で放置すると、この期末試験を大量に集められてしまうので、そうなるともう手がつけられない。前作のティーンエイジャーよりも火力を出しやすい分、競合になりやすいということもあったり、最初に出ると弱いなどの弱点もあるが、Cデッキのカードの中では、頭1つ抜きん出た強さがあると感じるカード。


科学者(パワー5。あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)

鉄道模型(奪取失敗:あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、デッキの一番上に置く)の上位互換。パワーもCデッキとしてはそこそこで、鉄道模型と違って、効果が必ず発動するところもよく、鉄道模型の効果と相性がよくて集めていたなら、Cデッキでは積極的に狙っていきたいカード。


馬車(パワー4。あなたのベンチの席を1つ選ぶ。その席のすべてのカードを消耗パイルに置く)

妖精のパワーを4にした上位互換。妖精と相性の良いドワーフやゾンビなどを集めているのであれば、Bデッキを引かずに馬車狙いですぐにCデッキを狙うのも良いだろう。


砂嵐(パワー4。レベルCの山札の一番上のカードを、あなたのデッキの一番上に内容を見ないで置く)

今作のバランスブレーカーになりかねないカード。

そもそも、飛行船(パワー11。あなたのベンチにレベルCのカードがあるなら、あなたはただちにこのマッチに敗北する。レアx3)の存在でハイリスク・ハイリターンのカードとして設計されたと思うのだが、チャレンジャーズでは、毎回1属性をランダムで無しにするので、飛行船が入ったデッキがあるかないかで、強さがめちゃくちゃ変わるカード。

飛行船の有無が把握できて、砂嵐をいかにピックできるかが重要かを考えてプレイしないと、1人が集中的に集めることができてしまえば、ゲーム崩壊しかねないと思われる。

そういう意味で、重要視しておく必要があるカード。


飛行船(パワー11。あなたのベンチにレベルCのカードがあるなら、あなたはただちにこのマッチに敗北する。レアx3)

パワーは前作合わせて史上最強の強さを手に入れた代わりに、このカード唯一の敗北条件も背負ってしまった超ハイリスクハイリターンカード。

明らかに「砂嵐(パワー4。レベルCの山札の一番上のカードを、あなたのデッキの一番上に内容を見ないで置く)」との事故を狙って作られたカードでもあり、正直、ネタカード枠といっても過言ではない(笑)

とはいっても、やはり最強パワーの厨2カードなので、選ぶ人は後を絶たず、途中で逆転できなくてショゲてるときに使うだけで、ロマンギャンブルが楽しめるので、そういう意味では必要な存在なのかもしれない。

ただ、絶対にこのカードを2枚以上入れてはいけないので、いつものノリで選ばないように注意しよう。


準講師(パワー5。あなたのデッキを見る。任意のカードを1枚選び、それをデッキの一番上に置く)

ビーチカップの数少ないデッキコントロールカード。

前作では、予知能力者(このカードがフラッグを失う際、山札を見て、好きなカードを一番上に移動させて良い)がいたが、フラッグをとれないと効果を発揮しないので、効果としては、準講師の方が上ではある。

ただ、予知能力者はBデッキで入手可能で、パワーもそれなりにあるので、総合的には予知能力者が高いと感じており、準講師は悪くはないが、率先としてとるカードかと言われると微妙ではある。

ただ、選ぶカードがなければ、とりあえず、安定なカードではあるので、状況に合わせて選ぶと良いだろう。


大鍋(パワー8。あなたのベンチのレベルAのカードを1枚、恒久的に除外する。レアx2)

うまく使えば、なかなか強力なテクニカルカード。

通常であれば、対戦前にデッキ除外を行うのが常だが、対戦中に除外することで、効果を発揮することができ、デッキ圧縮しながら戦うことができる。

もしくはAデッキのカードを0にしてしまえば、捨てる必要もないので、単純にパワー7の通常カードよりも強いカードとなる。

当然、戦略立てなければ、強制的にAデッキのカードが消されてしまったり、そもそもレアなので集まりづらかったりと、使い所は難しいが、うまく使えば、活躍するカード。


イエティ(パワー6。フラッグ保持中:このカードを攻撃する各カードにつきファンを1人得る)

対戦相手によっては、恐ろしい数の★を稼げるカード。

数ある★を稼ぐカードの中でも。ぶっちぎりで★を稼ぐ能力に特化しており、おまけにパワーもそこそこある。

とりあえず入れておけば、高確率で★を稼げるので、後半で★が少ないと感じたら、積極的に入れるのもありなカード。


ボードゲームコレクター(パワー3。奪取失敗:あなたの次のカードは+6)

次のカードを恐ろしい強さにするカード。

悪くはないのだが、Cデッキが出てくる対戦環境では、若干リスクが高く、事故りやすいカードでもある。

個人的には普通にパワー7のカードとったほうが安定性も考えると良いのでは?と思っているが、パワー7は2枚ずつしかないので、どっちとるか迷うところだ。

ただ、ボードゲーマーとしては、一度は選びたいカードではある(笑)


キャベツ(パワー4。スペシャル:このカードがベンチに置かれるとき、代わりにそれを消耗パイルに置く)

負けてもベンチにいかないカード。

前作では強力だったプリンスの下位互換みたいになってしまっているので、消耗パイルでコンボするデッキならありだが、そうでなければ、パワーも強くないので、そこまで優先しなくても良いカード。


ダイバー(パワー6。あなたのデッキの一番下のカードを見る。そのカードをデッキの一番上か一番下に置く。コモン)

Cデッキで5枚以上ある唯一のカード。

ゆえに揃いやすいが、そもそもCデッキで引ける数が少ないので、ビーチクラブデッキとして、砂嵐のコンボ用ともいえるだろう。

そうでなければ、そこまで優先してとらなくてもいいカード。


マトリョーシカ(パワー4。選択時:あなたのデッキのカードを恒久的に1枚除外することで、追加でカードを1枚選択する)

前作のシェイプシフターの上位互換。とはいえ、適当にとってもベンチを圧迫するだけなので、2枚以上同時に引いたときに使うと良いだろう。


スケートボーダー(パワー5。直前のマッチに負けている場合、ファンを2人得る。このカードはすべてのセットアイコンを持つ)

悪くはないカードなのだが、Cデッキには他にも強いカードが多いので、あまりとられないカード。

また、レインボーなので、わりと考えてデッキを組む必要があるのだが、Bデッキに重要カードが多いため、最後にC2枚引いたときに選ぶのもありかもといったレベル。

ビーチカップの環境では、あまり活躍できる機会が少ないちょっとかわいそうなカード。


ユニコーン、キリン、ワニ、マンモス、ガーゴイル、二重スパイ(パワー7。レアx2)

基本的にはA、Bデッキと同じで、特に差はないため、もし、複数の選択肢があったら、属性コンボの可能性のある「キリン」「マンモス」「ワニ」「二重スパイ」あたりを優先するくらいでよいだろう。


前作と違い、まだ10回もプレイできていないので、あくまで参考程度にしていただければと思う。

早くビーチカップもBGAに導入されることを願う。

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