ヴァン・ヘルシングレビュー評価など1件（Van Helsing）

　『Van Helsing』はブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」をゲーム化したものです。弁護士のジョナサン・ハーカーと婚約者のウィルへルミナ・マリー、エイブラハム・ヴァン・ヘルシング、アーサー・ホルムウッドの４人が、ドラキュラと花嫁(=原作は3人ですがミニチュアは1人だけで、最大８回登場する)を倒すために城を探索する5人用ゲームです(プレイヤー数が足りない時は、ハンター側のプレイヤーが複数のキャラを担当することになります)。城の平面図は中庭のある3階建ての城を１枚で収めているため、見た目は隣でも移動距離はかなり長かったりするので、それに慣れるまでが大変です。城の中には閉ざされた扉が７ヶ所もあるでので、無作為配置された鍵を探して、4人のハンターが城内をうろつき回るのですが、彼等が装備できるアイテムだけでも17種類で30個が用意されています。ルール自体はアイテム効果表を含めても僅か６頁しかないので、ルールそのものの難易度は低いと言えるでしょう。同じデザイナーによる『走れ尼さん(Nuns on the Run)』や『忍者(Ninja)』と同系統のゲームですが、ルール面での完成度は『ヴァン・ヘルシング』が最も高いと思います。

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投稿者：chaco

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テーマ/フレーバー

世界観/基本テーマ	ホラー（Horror）

メカニクス

プレイヤー間の関係/状態	チーム戦（Partnerships）
行動に関する仕組み	アクションポイントシステム（Action Point System）

作品データ

タイトル	ヴァン・ヘルシング
原題・英題表記	Van Helsing
参加人数	2人～5人
プレイ時間	45分～60分
対象年齢	10歳から
発売時期	2010年～
参考価格	未登録

クレジット

ゲームデザイン	フレデリック・モイヤーセン（Frederic Moyersoen）
アートワーク	ズヴェズダ・デザイン（Zvezda Design）ウラジミール・ナルトフ（Vladimir Nartov）
関連企業/団体	メイフェアゲームズ（Mayfair Games）シリアス・プロダクト（Sirius Products）ズヴェズダ（Zvezda）

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