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  • 2人~4人
  • 30分~45分
  • 8歳~
  • 2022年~

シーソルト&ペーパー白州さんのレビュー

1668名
6名
0
11ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

5/10

2023年ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト(ロングリスト)入り作品。

BGAで導入されていたが、パッとしない見た目でスルーしていたのだが、推薦入りしたということでプレイ。

基本はセットコレクションでかなりシンプル。

手番では、山から2枚引いて1枚手に入れるか、2つの捨て札から1枚回収のどちらか。

カードはペアにすると効果が発動するタイプと、コロレットみたいにたくさん集めると高得点化するタイプがメイン。

1枚手に入れた後、ペアが揃っていて、公開すると他人から1アクション追加になったり、捨て札1つ選んで好きなカード1枚手に入れたり、他人からランダムで1枚カード奪ったりできる。

手持ち(手札と公開しているペア)の得点が7以上になってたら、ラウンド終了の宣言ができ、全員が普通に手持ちのカードを得点できる「ストップ」と自分だけ高得点獲得できるチャンスがある「ラストチャンス」を選べる。

この宣言を選択できるのが独特で、ノミネートされたのもこの点が評価されたからと思われる。

「ストップ」はよくある感じだが、「ラストチャンス」は宣言した人以外が1ターン行った後に手持ちを公開して、宣言した人が一番得点が高かったら、通常の得点+カラーボーナス(11種類ある背景色のうち、1番多い色の枚数分追加得点)を得ることができる。

もちろん、リスクもあって、もし、宣言者が負けると、手持ちの得点は入らず、カラーボーナスだけしか点が入らなくなる。ちなみに宣言してない方には通常の得点が入る。

ここらへんのギャンブル的な選択をするかどうかのジレンマがこのゲームのウリ。

これを何回か繰り返して、一定数の得点に達した人の勝ち。

ちなみに人魚というカードが4枚入っているのだが、これを4枚揃えて出せると、その瞬間勝利となるルールもある(よほど運がよくないと無理だと思うけど)。

BGGによると、2人プレイがベストなので、その場合は40点に達すると勝ち。

地味に得点が多くて長そうだが、実際3〜4回くらいで終わったので、時間的にはちょうどよかった。

プレイした感想でいうと、ギャンブル的な選択はあって、たしかに新しくて面白いんだけど、いざ、遊んでみると、わりと普通と感じたのが正直なところ。

ラストチャンスをやりたいのだが、他のプレイヤーに1手番させるというのが思いの他、影響がでかく、正直、公開されるカードはペアのみで、それらが2枚で1点に対し、手持ちのカードには2枚で3~5点とかあるので、1枚の引きにかなり影響されてしまう感は否めないのに、個人的にはリスクが高いと感じてしまった。

実際にラストチャンスしてみて、負けて、点差がついてしまい、それでまたラストチャンスをするのだが、また負けての悪循環に陥ってしまった(笑)

カラーボーナスがそんなに入らないため、どちらかといえば、自分が大量得点ではなく、他の人の得点を下げる方向にバランスが調整されている(勝つと、+カラーボーナスがもらえるが、それはそんなに高得点にはならず、どちらかとえば、他のプレイヤーをカラーボーナスだけにさせるほうがでかい)ので、そのバランスが合わなかったのかもしれない。

また、点差がついて、相手のプレイヤーが勝利まで2点とかになると、ルール上、0点やマイナス点でラウンドが終わることはないので、どんなにがんばっても勝てない雰囲気になったことも個人的にはマイナスだった。

イラストも折り紙で和風感あってよさげなのだが、ぶっちゃけ、ゲーム中は何の思い入れもなかった(笑)

BGGでは、2人プレイがベストで、このゲームのシステムで、「カードを奪う」というのはかなり凶悪だから、その意味で2人プレイはベストだと思うが、ラストチャンスというギャンブルをふまえると、2人と4人ではかなりプレイ感が違うのではないかと感じた(実際、出た頃はBGGのベスト人数は4人だった記憶がある)。

なので、2人でガチるより、3〜4人で、1位狙いの強奪してもOKな仲の友人とぎゃーぎゃー言いながら気軽に楽しむ方が個人的には楽しいんじゃないかと感じた作品。そういう意味では、推薦リストゲームとしては、たしかに適していると思った。

と、なんか微妙なまとめになってしまったが、BGAで無料でプレイできるので、今年の推薦リストに興味持ってる人はとりあえずプレイしてみるのはありかなと。

親しい間柄なら3~4人でもOK、強奪で気まずくなる雰囲気のメンツなら2人でやるのがいいと思います。

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Nobuaki Katou
clevertrick
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白州
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