独ソ戦レビュー評価など2件（The Russian Campaign）

独ソ戦、

1941年6月22日から始まるバルバロッサ作戦は、300万のドイツ軍はソビエト国境を突破、ロシア軍に対する電撃戦を開始、200万のロシア軍を蹴散らします。初期の攻撃は功を奏し、ドイツ軍はモスクワ門前まで到達します。そこで、冬前のロシア泥濘時期が到来、続いて冬。冬季装備の不足したドイツ軍は劣勢になります。

このゲームはそんなドイツとソビエトの戦争を戦略級でシミュレートします。

このゲームは、アバロンヒルクラシックのシステムを踏襲し、鉄道輸送、海上補給、航空攻撃、パルチザン、武装親衛隊の存在や指導者の死など、戦史に近づける要素がプレイアブルに挿入。

小キャンペーン7個はフルキャンペーンを重要な作戦時期で切り取ったものです。

構成は二分割マップ、チャート、標準的な戦力ユニット方式です。

このゲームはドイツ-ソビエトの戦争全体を的確に表現するものとしては、バランスと容易さが絶妙で長年人気ゲームとして名高かったものです。実際、私の仲間内で散々やりましたが、ちょっとのミスで展開が変わる部分が多数ありました。

電撃戦が大きな鍵ですが、山岳部隊、上陸作戦も地味に効いてきます。戦略級なので、一個のユニット規模が大きなゲームですが、非常に柔軟性のある好ゲームだと思います。

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投稿者：境界線

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テーマ/フレーバー

舞台の時代背景	近世～近代（Modern / Early Modern）
地域や文化圏など	ヨーロッパ（Europe）
ゲームの基本目的	戦闘/バトル（Fighting / Battle）戦争/軍事（War / Militaly）
その他のコンセプト	ウォーゲーム（War Game）

メカニクス

移動に関する仕組み	グリッド移動（Grid Movement）
頻出するメカニクス	ダイスロール（Dice Rolling）

作品データ

タイトル	独ソ戦
原題・英題表記	The Russian Campaign
参加人数	2人用
プレイ時間	360分前後
対象年齢	12歳から
発売時期	1974年～
参考価格	未登録

クレジット

ゲームデザイン	ジョン・エドワーズ（John Edwards）
アートワーク	ジョン・エドワーズ（John Edwards）ドン・グリーンウッド（Don Greenwood）ジェームズ・ハミルトン（James Hamilton）
関連企業/団体	アバロンヒル（The Avalon Hill Game Co）ジェダイコ・ゲームズ（Jedko Games） L2デザイングループ（L2 Design Group）