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  • 2人~6人
  • 15分前後
  • 6歳~
  • 2021年~

リベリオン大吉さんさんのレビュー

179名
0名
0
3年以上前

▲購入したけれど、すぐに手放してしまったゲームシリーズ。

主には4人でプレイしました。特に際立った面白さがあるわけではないですが、ルールが簡単でチーム戦ができるので、家族で遊びやすいというのはあります。

1プレイが短いので、サクッとプレイできました!

まずは青チームと赤チームに別れます。他のプレイヤーは敵か味方かわかりません、正体隠匿です。

砦が5つあるので、カードの出し合いをして陣取りをします。

1つの砦には5枚までカードを置けます。順番にカードを1枚ずつ配置していきます。5つの砦のうち、好きな場所に置けます。

砦ごとに5枚目が配置されると決算が起こり、パワーが多いチームが勝ちます。カードは基本1パワーしかありませんが、両チームとも2枚ずつ3パワーのカードが存在します。

リベリオンの面白いところは3つあります。1つは、両チームのカードを合わせてシャッフルし、みんなに均等にカードを配るので、手札は自分のチームと敵チームの両方があります。

なので、自分のチームが勝つためには自軍のカードをどこに置くか、敵軍のカードも置かないといけないので、敵軍をどの砦で勝たせるかなどの妥協も必要です。

プレイヤーそれぞれの思惑があるので、誰が味方で誰が敵なのか、カードの出し方で推測できたりもします。

そして、1つの砦を5枚とも同じチームのカードで独占した場合、2勝分のポイントが入ります。

そのため例えば、1つの砦に青のカードが4枚置かれたときに、5枚目に赤のカードを置いたプレイヤーがいた場合。青の独占を阻止したとして、そのプレイヤーは赤チームの可能性が高いです。

2つ目は、カードの中には裏向きで配置するものがあり、カードを伏せて出すので、それが青なのか赤なのかわかりません。

伏せて出すカードには、両チームとも3パワーのカードが1枚ずつあるので、大いに逆転も起こりえます。

特に、敵チームの裏向きで出す3パワーのカードを自分が持っている場合、使いどころに悩むわけです!絶対に出さないといけないので。

砦に5枚目のカードが置かれた場合に、裏向きに配置されたカードが表に返されます。その上で、勝敗が決まります。

3つ目は襲撃ができることです。これは1ゲームに1回だけの特別アクションで、他のプレイヤーの誰かが敵であると思った場合に、そのプレイヤーを攻撃できます。

自分の正体を明かす代わりに、指名したプレイヤーの自軍のカードを捨てさせることができます。

もし相手が敵ならば、敵のカードが1枚減るのでこちらが有利になります。

ですが、味方だった場合には自分のチームのカードが1枚減ることになり、不利になります。

自分の正体を明かすリスクと、自分のチームを襲撃してしまうリスクはありますが、正体を探り合う楽しさはあります!

と、駆け引きもあってシンプルで面白いんですが、あっさり終わってしまうので、どこか物足りない感じもします。

例えば、ライナー・クニツィアのキングダムやトレンディーなんかも、すごくシンプルなゲームなんですが、数枚の特殊カードでゲームに変化がでて引き締まります。

リベリオンも傭兵カードや襲撃による変化はありますが、個人的にはあと2~3枚、駆け引きや一発逆転を狙えるカードがあったほうが盛り上がるような気がします。

後は、アートワークは同人ぽくてかわいらしいのもいいと思うんですが、シンプルなゲームだけにアートワークに力を入れて、キャラクターに個性を持たせて世界観があるといいかな。

モンスターメーカーとかヴァンパイアを手掛けた、九月姫さんのイラストなんか似合いそう。

ロアムとか、モンスターメーカーとか、テイルズ・オブ・グローリーとかの世界観はいいですね!

カードも1枚1枚違って、キャラクターに特徴があると感情移入できそうですが、コストの加減もあるでしょうし…

でも、ゲームに味付けしてピリッとした緊張感を持たせて、アートワークを一新したら、世界にも通用するゲームになるんじゃないでしょうか。

2人プレイの場合は正体を明かしてプレイするので、正体隠匿の要素がなくなります。それはそれで違った駆け引きはありますが、やっぱり4人プレイでチームに別れた方が盛り上がりますね!

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