モノポリー：ワールドエディションThe100周年さんのレビュー

発売当時、海外好きの友人たちが集まる機会に購入して何度か遊んで、しばらく塩漬けになっていました。家族ができ、子どもが大きくなりモノポリーディールを楽しむようになって、我が家で本作品が再び日の目を見そうになっています。

ただ、モノポリー自体は、あと10年で作製100年になるクラシカルボードゲームであるため、そのまま遊んでもつまらなそうなのでBeyond Boardwalk & Park placeという非公式ルールをベースにハウスルールを作って遊ぼうとしています。我が家のハウスルールは某ITだきストリートも参考にしました。個人的にGoカード（Beyond Boardwalk & Park placeで提唱されている新たなカードたち）を追加・修正したカードがあります。パンデミック（資産価値、各種イベント、キャッシュポイントに変動あり）や一時的なレンタル料アップ、Beyond Boardwalkルールで価値が非常に高くなるインフラ企業グループ（交通機関と電力会社）の回避カード、勝つためにはあまり価値が高くないとされるブラウン、ライトパープル、グリーン、ダークブルーのワンチャンス大逆転カードを作って入れています。

元々のモノポリーの戦略性やゲームバランスは、秀逸なものがあると思いますので、それを無駄に崩さないように、またワールドエディションらしいネタを入れたハウスルール作りを試みました。あと、長くなるので最大1時間半で区切る時間制限ルールでやってみようと思います。

娘がもう少し大きくなれば、ボードゲームのモノポリーも十分遊べると想定しています。カスタマイズルールでモノポリーがどう変貌するか楽しみです。モノポリーワールドエディション（ハウスルール）を通して、子どもたちが、グローバルシステムと経済・経営、グローバル競争にかまけてけっして自然を舐めてはいかんということ、海外の文化などに興味を持ってもらえればと思っています。非公式ルールを洗練させ、改良・進化させたモノポリーが今後発売されればいいのになぁと思う今日この頃です。