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ラビリンス オブ ガレリアLabyrinth of Galleria

レーティングの登録/分布

  • ラビリンス オブ ガレリアの画像

デジタルゲーム「ガレリアの地下迷宮と魔女の旅団」限定版購入特典。ゲーム内の一要素である『ダンジョンに潜り「奇品」と呼ばれる特別な美術品を入手する』ことに特化したカードゲームになっています。

期せずして入手できたのでご紹介します。


概 要

システムとルール:カード配置。スタートエリアを中心に7✕7のエリアに広がる迷宮の通路を繋げ、外周にある小部屋(場所は固定)で入手できる「奇品」を集めることが目的です。

流れとしては

①迷宮カードの山札から1枚引いて手札に加える。

②手札にあるスキルカードや自分の「ファセットカード」、入手した「奇品」カードを何枚でも使用可能。

③手札から迷宮カードを何枚でも配置可能。

これを繰り返し、山札が切れたらゲーム終了。手札が0になるとゲームから脱落。終了時に入手した奇品の価値ポイントが最も高い人が勝利という流れ。


場の配置について。スタートと迷宮範囲、奇品の小部屋の位置はこんな感じ。最初は中央のスタートカードと外周の奇品カードのみを配置します。


プレイヤーの準備。初期手札と「ファセット」を1つ選択します。手札の数はプレイ人数と最初に6種から選択する「ファセット」(職業みたいなもの)により変動。ファセットにはゲーム中1回(回復あり)使えるスキルが設定されています。6種類のファセットはこちら。上部の数字はモンスターがいる場合に参照、下部中央は各スキル、右下は基本手札から増減させる枚数。例えばラピッドヴェネターはソロプレイなら手札8枚でスタートですが、-1の7枚でスタートといった具合。


※スペースがない場合はスタートカードだけ配置してもいいかなと(到達&獲得はそれぞれ確認)。手札とファセットを選択。1人~2人プレイ時の初期手札8枚+ファセットの増減0で手札8枚スタート。


手札となる迷宮カードには「通路」「スキル」「トラップ」があり、「通路」にはイベントやモンスターがかかれているものも。上段左から:裏面・通路・スキル。下段左から:トラップ・イベントあり通路・モンスターあり通路。これらをスタート位置からつながるよう配置、又はスキルやトラップを使ったりします。(トラップは他プレイヤーの手番時に使用)


イベントアイコンのあるカードをプレイし、スタートから辿ってイベントに繋がっていれば、対象の場所1か所につき1回だけイベントカードを引けます。手札補充や入れ換え等効果は様々。


モンスターのいる通路は、その先に通路を繋げたいとき、モンスターごとのパワーからファセットのパワーを引いた分手札を捨てる必要があります。

例として強さ3のモンスターの上部に行きたいとき、自分がピアフォートレスであれば強さ2なので、手札を1枚捨てれば配置可能ということになります。


そうやってたどり着いた各小部屋では先着1名のみ奇品を入手できます。奇品も様々な効果があります。自分の手番で使えるほか、終了時に左上の価値の合計が勝利に繋がります。中にはマイナスポイントのものもあり。


そうして、手番時に手札が0になったら脱落山札が尽きたらゲーム終了で入手した奇品の得点が高い人が勝利します。


ソロルール

仮想敵とのバトル。価値は関係なく先に5つの奇品を入手した方が勝ち。敵は場にカードをプレイせず、山札から1枚自分の手札に加え、敵が獲得したカードの種類や獲得枚数によって奇品を獲得したり、こちらの手札を捨てさせたりしてきます。(通路を含むカード3枚で奇品1枚獲得等)

また、敵の手札枚数に応じてこちらにも手札追加があります。ちょい引き運大きいけど楽しめる仕様。

【こちらが5枚先取して勝利の図。見ての通り相応に場所が必要です。縦軸は重ねて配置してもこのくらい】


感 想

デジタル版はSwitchでプレイ済。このカードゲームの存在は最近偶々知りました。

迷宮探索と宝入手という王道の流れをコンパクトにまとめているものの、デジタル版の要素はかなり削られています。というのもデジタル版はカヴンシステムという隊列を組んでダンジョン探索を行うもので、総勢40名(1隊3名戦闘5名サポート✕5隊)を率います。本作だと1人で潜るのでそのあたりはばっさりカットされています。

なので、デジタルゲームのアナログ化という意味では物足りないんですが、「ダンジョン探索ゲーム」として見るとよくできていると思います。結構好き。

良くも悪くも引き運大きめ。2人以上の場合は早々と奇品へのルート繋げようとすると漁夫の利される可能性もありなので、確実に繋げられる&近隣に繋げられない手札が揃ってから畳み掛けた方がいい感じ。

ソロはこっちしか場を広げない&相手は通路3枚で奇品1つ自動獲得なので、相手の奇品を空き小部屋に戻したり、T字確保で一気かつ連続で取れる算段をつけたいところ。


気になるところは以下3つ。

・TCGサイズのカードが最大9✕9(ダンジョン7+奇品が両側1枚ずつ)並ぶので、相応の場所が必要ということ。公式HPにプレイマットの印刷データがありますが、A4で16枚(4✕4)、1枚で出力するならA1サイズに。カードじゃなく小ぶりなタイルだったら場も広くなくてよかった。

・箱にぎっちりなのでスリーブはソフトでもしまえなくなります。

・入手性。ゲームの特典なので。


ということで、ゲーム自体はダンジョン探索系好きなら元のゲームを知らなくても楽しめますし、作品が好きならファンアイテムとして保持するも良し。如何せん場所を取りますがゲームとしてもよくできていると思います。

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  1. 投稿者:じむや
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ゲームの基本目的
その他のコンセプト
メカニクス
作品データ
タイトルラビリンス オブ ガレリア
原題・英題表記Labyrinth of Galleria
参加人数1人~4人
プレイ時間30分前後
対象年齢8歳から
発売時期2020年~
参考価格未登録
クレジット
ゲームデザイン未登録
アートワーク未登録
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