はちゃめちゃバトルレースLa Course des Casse - Tout

5歳息子と7歳娘と遊んだ感想です。

今までのシリーズの中で、一番子供たちの笑いがあふれる作品でした。

だいぼうけんにでかけようシリーズの第5作目になります。

だいぼうけんにでかけようシリーズを簡単に説明すると、昔あった、◯◯したら2ページ進む。●●したら3ページ戻る。といったゲーム絵本（？）に似ています。ただし、すごく進化していますが。

まず四隅にディスクがついていて、キャラクター選択や道中で得られるアイテムが表示できるようになっています。また、選択を迫られるページは3等分されており、選びながら進むので、戻るということはありません。

本のページはツルツルした厚紙のため丈夫で、リングでとめられているので、途中でページが戻ってしまうこともありません。ただ、たまにリングにページがひっかかることはありますが、さほど気にはなりません。

今作の特徴は、失敗したときにディスクに表示されるのが、絆創膏とかではなく負けた相手になります。

タイトル通り、はちゃめちゃなカーレースの順位を競います。子供は大好きですよね、はちゃめちゃな展開。

ネタバレになってしまうので書けませんが、スタートからはちゃめちゃだし、コースもはちゃめちゃです。

イラストもこれまでよりもポップで、作品とよく合っています。

今回の3人のなかには、あれ？この子他のシリーズにいた子？というちょっとしたサプライズもあり、立派になっていて嬉しくなりました。

3パターン全部大成功するまで何度も挑戦しながら遊び、勝ちパターンを覚えてしまってからも、3人分のはちゃめちゃな戦いが1冊で楽しめる絵本として、長く読める素敵なゲームであり絵本です。