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  • 1人~4人
  • 45分前後
  • 14歳~
  • 2022年~
905名
13名
0
約1年前

捲ったカードに描かれた地形を探索してエリア拡大。村をつくったり遺跡調査したり周辺調査したりしてコイン(=得点)を稼いでいくゲームです。思っていたよりさらに紙ペン風味でした。ソロプレイしかしていませんが、レビューしたいと思います。


概 要

設定は仮想の中世?プレイヤーは商人探検家ギルドに所属しています。
国の地図が長期にわたって更新されていないことを嘆いた女王から、ギルドに「国内を隅々まで航海する」よう依頼がありました。
プレイヤーは国内の荒れた海や山、砂漠や草原を旅してまわり、都市間の交易路を確保、各地にある「発見の塔」を訪れ、新しい村を見つけることで、地図の充実化を図ります。
いろいろな条件を満たし、コイン(=得点)を最も多く集めたプレイヤーの勝利です。


コンポーネント

・マップ:地図は8枚(両面)あり、4種類の違うマップを選択することができます。
・目標カード:ゲーム中に達成するとコインがもらえるもので、各マップに対応して6枚ずつあります。
・探検家ボード:デッキからめくられたカードを置く場所です。
・プレイヤー用のコマ:村のコマ13個、探検家キューブ36個が1セット×4色+発見の塔コマ4本ずつ。
・交易所トークン、宝物トークン、水晶トークン(「ナイダリア」マップ限定)、コイントークン(1・5・10・50の4種)
・デッキ:基本探検カード5枚+時代探検カード4枚
・調査カードと宝物カード


ソロ用セットアップは下のとおり。
・マップと対応する目標カードを選択し、探検家ボードと一緒に並べる。
・基本探検カード+時代探検カードのうち「Ⅰ」をシャッフルして初期デッキにする。残り3枚の時代探検カードは探検家ボードに並べる
・好きな色のコマのセットをとる
・調査カードと宝物カードはシャッフルして裏向きの山にして、その他トークンはとりやすいところに。


ゲームの流れ(ソロ準拠)

全4ラウンドでスコアアタックです。未達成の目標ボーナスがどんどん減っていきます。
称号は特になく、設定した難易度の得点ボーダーを超えること+目標カード3種全て達成することが条件です。
1ラウンド:6枚、2ラウンド:7枚、3ラウンド:8枚、4ラウンド:9枚とプレイするカードが増えていきます。(後述の「次のラウンドの準備」参照)

スタートは拠点(マップ中心あたりの都市っぽいマス)からです。

手番では探検カードを1枚捲り、出た地形に「探検家キューブ」をおきます。必ず既に置いたキューブに隣接するように置きます。(1ラウンド1手目は拠点から隣接するように配置)


マップ内の効果

・コイン:描かれている枚数のコインを獲得します。

・村の発見:同一地形の一塊を探検したら「村」コマを置いて、時代ごとに設定された数のコインを獲得します。


・発見の塔:ワイルド扱いなのでどのカードでも隣接地にあればキューブを配置可能。その際は「発見の塔」トークンを置き、置いた個数に応じたコインを獲得します。

・交易所は2つつながれば、交易所マスにある数値を乗じた分のコインを獲得し、どちらか片方に「交易所トークン」を置きます。

・遺跡は宝箱カードを1枚引けます。引いたところはわかるように「宝箱トークン」を置きます。
 カード効果は即時コインがもらえたり終了時達成した条件に基づきコインがもらえたりと様々です。


調査カードの選択

・「時代カード」がデッキからめくられたら「調査カード」を2枚めくり1枚を選択、マップの左側の該当する時代のところに置き、効果を適用します。選ばなかった方は調査カードの山の下に置きます。
・1ラウンドで獲得した調査カードは次の2~4ラウンドでも「Ⅰ」の時代カードが出たときに効果を適用します。(Ⅱ・Ⅲも同様)
・4ラウンド目については、「Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ」という時代カードを追加しますが、これをめくった時は、時代Ⅰ~Ⅲで獲得した調査カードのうちどれか1つの効果を適用します。どれも強力な効果です。


次のラウンドの準備

・マップに置かれている「探検家キューブ」を全て取り除きます。
・次の時代カード(1ラウンド終了後なら「Ⅱ」)をデッキに追加します。(同じように3ラウンド目は基本探検カード+時代Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ)
・目標カード未達成のボーナス欄にトークンを置いて塞ぎます。以降達成してもこのボーナスは得られません。

・起点となるのは最初の拠点+ラウンド内で設置した「村駒」になります。


感 想

冒頭にも書きましたが紙ペンゲームっぽい。ルートをペンじゃなくてキューブで辿り、時代(ラウンド)毎にリセットされるのが目新しい感じかな。
リセットされても先を探索できるように基点となる村をつくらないとだけど、各ラウンド出てくる地形カードは固定(草原2,砂漠2,山1,海3,ワイルド2の5枚)+調査カードの効果。これらを見越して特に1ラウンドはどこに村を作って伸ばすか、先に交易路作るかとか、ルートどりが悩ましいですね。

時代ごとに得られる「調査」カードが強い。山マスを一気に調査できたりマップのコインの価値が跳ね上がったり。(目標カードとうまくかみ合うかどうかの運はあります)

ラウンド毎に追加されていくので加速度的に行ける範囲が広がっていくのが楽しいですね。

マップの種類・目標カード・調査カードについては複数種ある中で1ゲームで使うのは一部なのでリプレイ性は高いです。

気になった点としては、コイン。最初コンポーネントのとこにも書いたとおり4種ありますが、片面のみ数字があって裏は共通なので、間違いやすい。両面じゃ駄目だったんだろうか。それに得点でしかないので得点ボードでもよかったかな。

それと宝物カード。コイン獲得割合が高く、もう少し取りづらいところにあって一発逆転が狙える効果が混じってても面白かったかな。

そのくらいで、紙ペンのフリップ&ライトにすごく近いプレイ感。消さなくていい分こっちのが好きかも。
複数人プレイの感じがどんなかはわかりませんが、ソロゲームとしては決して派手ではありませんが楽しめました。
紙ペン系・得点を積み上げていく系が好きな方にはおすすめかと思います。

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大濵 健聖
ぺるにゃんにゃん
DKnewyork
むさしの
リーゼンドルフ
山彦
Hirrosh
yuya1538
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じむや
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