銀座ロマン喫茶なるみさんのレビュー

ダイス要素が強いゲームではありますが、ラウンド中にアクショントークンが戻ってくるというなんか初めての経験をして面食らったゲームです。

喫茶店にお客さんがやってきて料理を注文してきます。
プレイヤーは給仕？になって料理を提供して、お客さんの料理が全て提供されると満足して帰っていきます。
帰っていくと提供した料理が得点化されるという仕組み。
お客さんをあんまり待たせすぎると激怒して帰ります、こうなると提供した料理は得点化されません。

料理はこんな感じで上がダイス、下が得点、真ん中左に提供時にもらえるお金が記載されてます。
得点高いやつほどダイスが厳しくなってるのは分かるかなと思います。
画像は公式からチョイス

基本システムは以下の通り

• ラウンド初めにダイス振る、初期は5個だけどお金で上限は増やせる、最大9個
• 3個のアクショントークンがあるのでそのトークン使って以下の3つの中からアクション実行
• 重要：実行したアクションの部分にアクショントークン置いておく
• 料理提供：料理ごとに必要なダイスが決まってるので、手元にそのダイスがあれば料理を提供可能
• 皿洗い：自分の手元の1のダイスを任意の数使ってお金貰う 別に1のダイスが0個でも使用可能で1金は貰える
• アレンジ：自分のダイスを振りなおしたり、補充したり、+1とかー1したりできる
• 全員のアクショントークンが無くなるとラウンド終了して、お客さんの我慢ゲージが減ります。
• 初期は2でこれが0になると激怒して帰ります。

基本はこれだけで、お客さんが激怒して帰るか満足して帰るかすると新しいお客さんが来ます。
お客さんが全部なくなったら即座にゲーム終了で得点計算になります。

お金はダイスの上限増やしたり、アレンジのパワーアップに使ったり、共有ダイスを使ったりするのに使います。
ダイス上限は増やした方がいいよねと思うので割とお金重要。

ルールブック熟読せずにゲーム初めまして、1ラウンド3アクションかー意外と短いな…とか思ってたんですが
お客さんに料理全部提供して満足して帰った後に、なんかアクショントークン帰ってくるんですね。
なんか手番増えたんだけど…？と不思議な感覚になりそのラウンドのアクション数が5アクションくらいしてました。

アクショントークンは皿洗いとアレンジに置いたものはラウンド終了時まで帰ってこないんですが、料理提供に置いたものは『お客さんが満足して帰る』か『お客さんが激怒して帰る』まで手元に帰ってきません。

要するにお客さんにガンガン料理提供してさっさと退店させれば、割とアクション数は増えます。
ですが、ネックな点としてお客さんに料理提供したんだけどまだ全部は提供してない…という場合は
ラウンド開始時のアクショントークンが減ります。
そのラウンド2アクションとか1アクションからスタートです、クッソキツイです。

何とも不思議なプレイ感覚でしたが、ルールに複雑なことはなく3人プレイで初回60分くらいで終わりました。
キャラ性能差が結構あると思うので、次回は別の人でやってみたいですねー、割と好きなゲームです。

1ラウンド目の後手番があんまりにも不利なので、そこは何かしらのハウスルールあっていいんじゃない？とは思います。
初期資金が0のようなので、後手番に行くほど1金追加とか…