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  • 1人用
  • 5分~10分
  • 8歳~
  • 2022年~

フォーレージじむやさんのレビュー

1278名
2名
0
4ヶ月前

とても可愛い1人専用カード配置ゲーム。ネズミに気を付けながら森で沢山の食料を探そうというテーマ。過去作「Orchard」や「Grove」に続く3作目かつ最終作だそうです。

何気にBGGでPNP版が無料ダウンロードできたり、BGAでプレイ可能だったりしますが、ダイスが特殊っていうのと、せっかくなので製品版が欲しいなと思いkickstarterで入手。ざっくりご紹介です。


ゲーム概要

18枚のカードのうち通常ゲームでは9枚を使用します。場に1枚ずつ配置して、ダイスの配置や出目を大きくしていきます。条件に合わない配置をすると減点となるネズミが出てきて、以降大ネズミ「エドウッド」を呼ばないとそこにはカードを配置できなくなります。エドウッドはゲーム中1回だけ自分のタイミングで使えますが、通常のネズミダイスより大きな減点となってしまいます。

最終的に9枚のカードをプレイしたあとのダイス目の合計と、ネズミによる減点を差し引いたものがゲームの得点で、得点に応じたランク認定があります。

※詳細はBGAのルールを見てもらうのが一番わかりやすいと思われます。


コンポーネント

カード18枚と特殊6面ダイス3色×5個の15個、「エドウッドマウス」トークン1つの構成。取説もミニサイズ。

先日発売された1人用トリテ「ノースウッド」と同じような箱サイズでした。


カード表面

1枚は6つのエリアに分かれていて、3種(ブラックベリー、キノコ、栗)の食料(土壌エリアで色分け)、2つの土壌エリアが1マスに入ったもの(これはカードに1か所のみ)のどれかが描かれています。


カード裏面

通常ゲームは純粋なスコアアタックですが、上級モード「レシピチャレンジ」で使用します。


ダイスとエドウッドマウストークン

土壌の色3色と合致したものが5個ずつ。それぞれ1,3,6,10,15とマイナス2点のネズミという構成。これだけあるけどゲーム中は一切振りません。

エドウッドマウストークン=大ネズミ。ネズミダイスが邪魔で配置できないときにどけてカード配置後にこのトークンが置かれます。ネズミの目はマイナス2点に対してトークンはマイナス5点。1ゲーム中1回しか使えません。


ゲームの流れ

セットアップは非常に簡単。18枚のカードから9枚を選択→レシピ面を上にして山にして1枚を表にして配置→さらに山から2枚引いて手札にします。

あとはダイスとトークンを近くにおけばセットアップ完了。

(レシピチャレンジ適用の場合は、使わない9枚から2枚を引いてレシピ面を上にして配置。これが目指す目標)

手札を1枚プレイして山から1枚補充。これを繰り返して9枚全部場に出たらゲーム終了で、ダイス目による得点計算という流れ。


カードプレイの仕方&ダイス目の増やし方

プレイするカードは場のカードに6マスのうち最低1マス重ねて出さないといけません。

で、重なったそれぞれのマスの状態でダイスを置いたり増やしたりネズミが出てきたりします。

①場のカード:食べ物又は土壌、出したカード:食べ物で、色が一致

ダイスがないときは同じ色のダイスを1の目で配置。ダイスが配置済の場合は次のランクに出目を変更できます。

【セットアップ図で左のカードをプレイ。4つ合致でダイス4個配置】


②出したカードが土壌で色が一致

ペナルティなしで重ねることができます。ダイス無しの上に置いたときは新規ダイスは置きません。ダイスがある場合は目は継続ですが、次に置くときはダイスの色に応じたエリアとして扱います。

③場と出したカードの色が一致しない(食べ物やダイスの有無にかかわらず)

ダイスがあれば撤去し、出したカードの色に合致するダイスを「ネズミ」の目で置きます。以降このマスに重ねておくことはできません。

※1度だけ「エドウッドマウス」トークンを使うことでカードを重ねることができますが、該当マスにトークンを置き、ゲーム終了後マイナス点になります。該当マス以外でダイスを育てたいときなどに使います。


得点は9枚プレイ後のダイス目を合計します。そこからネズミ1つマイナス2点、トークンを使ったならマイナス5点した得点でランク認定を行います。

【下の図は45点からネズミ5匹10点を引いて35点。6段階中の下から3番目。ちょっとネズミ多すぎ】


【BGAプレイ画面。こっちは35点以下は即敗北。36点でギリでした】


感 想

何だかんだ3部作ともPNP版を作って遊びましたが、とりあえず今回製品版を入手出来て満足。(※アドオンで別ゲーム「MAQUIS」の拡張があったのが大きいんですけど)

テーマと絵柄がかわいいダイスを振らないカード配置パズル。ダイスが1→3→6→10→15と最大まで育てるとかなり点が高くなるので、不一致でネズミが出てくることになったり、場合によってはエドウッドマウスを使ってでも育てたいことがあります。その辺の塩梅が中々悩ましいんですが、1ゲームに使うのは9枚のカードのみ。サクサク進みます。

1つ気になる点があるとすれば、配置済みダイスの上にカードを置く場合の処理。ずれたりはちょいちょいある。先に置いたダイスの目変更&新規ダイスを用意してから重ねればよし。仮にタイルやトークンでも同じことだとは思うし、PNPで通常6面ダイスを1~15+ネズミに置き換えることでカードのみ作れば遊べるという手軽さもいいんだと思います。あとはBGAが手軽ですかね。プレミアムじゃなくてもプレイ可能。

プレイ条件に当てはまる人は結構限定的かもしれませんが、好きな人には刺さると思われます。当てはまった方、まずはBGAでプレイしてみるか、PNPでカード表面だけ作ってダイス15個準備(これがある意味ハードル高い?)すれば遊べるので試してみてください。

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山彦
びーている / btail
じむや
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