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  • 1人~8人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 1975年~

ダンジョン!稲妻老人さんのレビュー

384名
3名
0
約6年前

1975年に初版が発売されて以来、常に版が重ねられてきたらしい「ダンジョン!」

私が持っているものは2014年作成なので、実に39年が経過している訳です。

この「ダンジョン!」ですが、ダンジョンズ&ドラゴンズのクラシック(初版)がベースになっているのは疑う余地がないものと思われます。

それは各職業の能力による所で分かります。

もし、ダンジョンズ&ドラゴンズを知らない方でも、単なるファンタジーものの

ダンジョンアタックと思って頂ければ問題ありません。

以下、各職業について語っていきたいと思います。


全般:

  1人でダンジョンに潜れるという事は、相当なレベルと思われます。

  エキスパートレベルを越えて、コンパニオンレベルでしょうか?


ローグ:

  罠回避や隠し扉の発見、先行偵察と、冒険には欠かせないローグですが、

  事、純粋な戦闘という意味ではちと厳しいものがあります。

  得意なのはこっそり背後に回っての奇襲攻撃。

  それも仲間がいてこそ。

  戦闘評価では4職業の内、最低に。


クレリック:

  神の奇跡による各種の支援、戦闘時における高い攻撃力、そして対アンデッド用の

  最強武器であるターンアンデッド等、実際の冒険では何かと重宝するクレリック

  ですが、呪文がない上にターンアンデッドもないとくれば、単なる劣化版ファイター

  にしかなれません。。。


ファイター:

  高い攻撃力、固い鎧に裏打ちされる高い防御力、そして高い体力と、戦闘での中核を

  成すファイターです。このゲームでもその高い能力が遺憾なく発揮されています。


ウィザード:

  杖を持っているだけの状態ではほとんど活躍は期待出来ませんが、本領は呪文の詠唱。

  ファイヤーボール、ライトニングボルトの両呪文は、使い分けを行い、敵の弱点を突い

  ていく事が出来ます。

  しかも呪文攻撃は遠隔で攻撃出来る為、敵からの反撃を受けません。

  また、テレポートの呪文は移動を大幅に軽減してくれます。

  そんなウィザードですが欠点は、1度呪文を使うと忘れてしまう事。

  呪文の書に書いてある数だけ呪文を使う事が出来ます。

  呪文が尽きた場合には、スタート地点である大ホールに戻りましょう。

  呪文を再充填出来ます。

  このように欠点の無さそうなウィザードですが、欠点はあります。

  勝利に必要な点数が高めに設定されているのです。


ターンは、

 1.移動

 2.遭遇

 3.戦闘

 4.宝物


と、進んでいきます。


1.移動

  どの英雄も5歩移動出来ます。

  部屋には扉から入って下さいね、当たり前ですが。

  隠し扉はその脇を通った時にチェック出来ます。

  6面サイで5-6で隠し扉を発見出来ます。

  ただしローグだけは3-6で発見出来ます。

  ローグなら、2-6でも良かったと、個人的には思います。

  部屋、または広間に入れなかった英雄はここでターン終了です。


2.遭遇

  どの部屋や広間にも怪物がいる可能性があります。

  部屋には1体が、広間には最大3体の怪物がいます。

  ただしスタート地点の大ホールは怪物がいません。

  また、撃破トークンが部屋に1つ、広間なら3つある場合には怪物は出てきません。

  上記のいずれでもない場合には怪物が現れます。

  とは言ったものの、広間でも怪物は1体ずつしか現れません。

  優しいですね。

  ここで怪物と遭遇しなかった英雄はターン終了です。


3.戦闘

  どんな怪物と遭遇するのかは、当該地区のレベルに対応する怪物カードをランダムに

  引いて決定して下さい。

  各怪物カードには、4つの職業およびファイヤーボールとライトニングボルトに対応

  するアイコンが書かれていて、その下に撃破に必要な数値が記載されています。

  その記載されている数値以上を6面サイを2つ振って出せば、怪物の撃破に成功です。

  アイコンの場所に「ー」と書かれている場合、その英雄では倒せないという事です。

  あぁ非情ですね。。。

  英雄の攻撃が失敗した場合、怪物が反撃してきます。

  怪物攻撃テーブルを参照して結果を適用して下さい。

  ここで怪物の撃破に失敗した英雄はターン終了です。

  ちなみに生き残った怪物はその場所に居座りますので悪しからず。

  なお、怪物の代わりに「罠」が潜んでいる事があります。

  その場合は、カードに記載されている事項を適用して下さい。


4.宝物

  運良く怪物を撃破出来た英雄は当該地区に対応する宝物カードを取得して下さい。

  ここで注意があります。

  広間で怪物を倒しても宝物は得られません。

  なんででしょうね?w

  ですが、他の英雄が落とした宝物は何処でも全て入手出来ます。


これでターンが終了します。

次のプレイヤーにターンが移ります。


このようにターンが推移し、首尾良く規定の宝物を集めて大ホールに帰還出来た英雄が勝利を得ます。


残念ながらホビージャパンでの取扱が終了し、日本語訳が添付したものは入手が非常に難しいと思われますが、元々ルールが簡単で記載されている英文も非常に分かりやすいので、何とかなると思います。

また、システムが単純なのでゲームに手を加える余地が大きく、個人個人で追加ルール等を考案して遊ぶのも良い可と思います。


最近は価格の方も安定してきたので、お求めやすくなっていると思います。


ダンジョンに潜って、様々な怪物と戦い、財宝を集めてはいかがでしょうか。

最近のボードゲームと違い、無骨ですよ♪

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