チーム戦のトリックテイキングゲームになります。
4人の場合はジキルチーム2名とハイドチーム2名に分かれて戦うことになります。
このゲームのカードは28枚で一人手札を7枚持って勝負に望むのですが、自分の番ではルールがあり
自分のチームのカードしか、プレイすることは出来ません!
更に手番で出来ることは2つあり、
- 自分の手札から自分のチームのカードを出す
- 敵味方問わず、誰かを指名して、自分のチームのカードをプレイしてもらう
のどちらかをしなければならないのです。じゃあどうやってカードがわかるのかというと、このゲームでは手札の裏にマークがあり、それによって誰がどちらのカードを何枚もっているかわかるようになっています。
つまり、自分のチームのカードが自信の手札に無い場合、誰かを指名し続けるしかできないのです!
ここがこのゲームの面白いところで、あの人はさっきあれを出したし、、、とかもうあれはないはず・・・など様々な思考が飛び交います。パートナーとうまくいったときの喜びはひとしおです。
更にカードにも強さや効果があり
変身 各チーム1枚の2枚 最強カードだが、これが出たトリックのカードはいったんまとめておいて、次のトリックの勝者がまとめて持って行く 0点
人物 各チーム5枚の10枚 A~Eまでのアルファベットが振ってあり、それぞれ1点Aが一番強くEが一番弱い
舞台 各チーム5枚の10枚 全て同じ強さでFのアルファベットと数字が3~7まで振られていて、その数字が得点
行為 各チーム ×1 1枚 ×2 2枚 ×3 3枚 の6枚 最弱のカード。ただし×1~×3までの倍率が書かれていて最も大切
同じ強さが出た場合は先出しの勝ち。
7トリック解決後点数計算に移ります。
獲得した人物、舞台のカードの点数を全て足し(敵味方のカードは問わず)自陣営の行為カードの倍率をかける
ことでチームスコアが確定します。 ×1と×3を持っていた場合は 指数の足し算の用に1+3で4倍となります。
そのため全部取れれば最大 1+2+3で6倍にもなります!
その為自陣営の行為カードが無ければ、いくら点数をとっても0点となってしまうのです!自陣営の行為カードは取りたいし、相手陣営の行為カードも妨害のために獲得しておきたいカードになります。
このゲームはカードでそこまで多くないのでカウンティングもあまり必要なく、それほどカードを覚える必要はないかと思います。背面から誰がどの陣営のカードを持っているかもわかるので、ルール違反も起こりにくいのも良い点です。
プレイしてみたところ、最初のラウンドは何をどうすればいいのかまったくわからず、完全な暗中模索状態となりましたが、3ラウンド目から全員が理解しはじめ、かなり高度なゲームへと展開していきました。
あの人は敵なのにこっちの陣営のカードを持っているから、どんどんださせよう。 あの人はこっちの陣営のカードを1枚しか持っていないから、いつ出させるべきか・・?など考えることが多くなりとても濃厚なゲームでした。
このゲームでしか味わえない楽しさや奥深さがあるため、かなりオススメのトリックテイキングゲームになります。
難点としては今はなかなか手に入りずらい所でしょうか・・・
機会があれば是非プレイしてみるのをオススメします!
- 投稿者:
アカツキ
- 11興味あり
- 61経験あり
- 10お気に入り
- 52持ってる
タイトル | ジキルとハイド |
---|---|
原題・英題表記 | Dr. Jekyll & Mr. Hyde |
参加人数 | 3人~4人(60分前後) |
対象年齢 | 10歳から |
発売時期 | 1997年~ |
参考価格 | 未登録 |
レビュー 2件
- 69名に参考にされています投稿日:2017年04月20日 20時40分
トリックテイキングのジレンマと二重人格のジレンマのリンクが素晴らしい。好きだけど推せないゲーの一つ笑
hanikinuさんの「ジキルとハイド」のレビュー
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アカツキさんの「ジキルとハイド」のレビュー