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  • 2人~5人
  • 75分~100分
  • 12歳~
  • 2000年~

フィレンツェの匠リーゼンドルフさんのレビュー

388名
7名
0
11ヶ月前

2000年に発売された名作ゲーム(この道の経験が浅く、話でしか聞いたことがないのでとりあえず)が今年リメイクされて登場したとのことで購入してみました。

基本はタイル配置ゲームでタイルやカードを獲得し、専門家にクオリティーの高い作品を発表してもらうというものとなっている。


そのために専門家の要望(わがまま)を聞き入れて、まるで南蛮貿易に傾倒していったキリシタン大名のごとく、言うがままに景観を作り、建物を建てていく。


その過程が昔のゲームのテイストがそのまま残る競りというシステムである。


競りゾーン

こちらのゾーンが基本競りで争う場所となる。



まずタイル配置のルールから説明します。


競りで購入できる公園、森、湖は建物や景観に辺で隣接して配置してもいいのですが・・・

建物に関しては辺でしか隣接できないルールとなっています(景観は辺で隣接が可能。

そこでまず競りの一つである建築家なのですが、基本建物を建てると700金かかります。(初期所持金はプレイ人数によって変わりますので、説明書の方をご参照ください)

しかし一人いると300金で建てられ、二人いると建物が辺で隣接して建てられ、3人目だと無料で建てられます。


で・・・ここからが問題なのですが・・・これ6枚しかないんですよね。プレイ人数ですか?最大で5人になります。


取り合いになるものの一つです・・・


二つ目道化師ですが、これは専門家を楽しませる万能の道具として居続けられます。


これも後々説明しますが、7枚しかないので取り合いになります・・・


勧誘カード、5枚しかありませんが全部右のテキストしか書かれていません。


使わなくても当然価値があるので競りでとってもいいものとなりますが優先度はちっょと下がります。


名声カード、最終得点ボーナスカードです。



アクションゾーン

こちらは競りの後のアクションフェイス(2回できる)で購入できる建物や特権、そしてカードたちである。盤面にそれぞれ購入レートと建築したら3名誉点がもらえることが書かれています。


下にある特権タイルはこちらに置かれます。基本芸術家の要望に応えるために購入します。


各種建物も建てれば名声は入りますが、基本専門家のために建てます。



専門家の発表


さて、じゃあどうやって発表するかというと・・・


カードの左側に条件が書かれていて、数値はそれだけの価値が得られるポイントとなっています。

なので天文学者の発表をします(これも1アクション消費します)


現在森と特権と建物が揃っていますので3+3+4で10の価値がある発表をしました。


で・・・ここからが厄介なのですが・・・


各ラウンドごとに発表できる価値が決まっていて、レートが吊り上がっていくのです。当然そのラウンド未満の発表ポイントだと発表することができません。


とりあえず今回は10ポイントあるので発表はできました。(1ターンでこのプレイは無理ですのであくまでも例としてだしています)


そして発表したポイントにつき100金もらえますので1000金手に入ります。


そしてその金を200金につき1名声点にかえることができます。

なので600つぎ込んで3名声点あげることができます。ここが悩ましいのは、次の競りでお金は取っておきたい、だけど名声点がないと勝利できない。このジレンマがあります。


ちなみにこれは言ってなかったのですが、基本所持金とカードはついたてに隠して行われますので、相手の情報はわかりません。


あと競りのフェイスに限定して1名声点下げることで100金に変えることもできます。(なので名声点を上げることが逆に損をする場合もあったりします)



ちなみにこれらのものでも価値は上げられます道化師に至っては1個につき2上がります。

未使用の専門家カード、あと購入できるボーナスカードによって価値を釣り上げることができるので考えながら発表するタイミングを見定める必要があるわけです。


これを7ラウンド行って最終名声が高い人が勝利します。



追加コンテンツ


今回は拡張で出ていたミューズと王女拡張がついています。(元のゲーム知らんから評判はよくわかりません)


競りの後にアクションフェイスに入る前にこのカードの競りが行われます。それぞれの数値の部分にコマを置いて競りをしていくのですが、それぞれ特殊効果があって、邪魔にならないものとなっています。


新たに追加された要素


基本ボードをひっくり返すと・・・


こんな感じで隣接して建物を建てることができます。お互いに共同で資金を出し合ったりして建物を建てていくのですが、まぁ基本建物で殴りあうと言った方がいいでしょう、デュエルモードだと思った方がいいかもしれません。

お互いの利害が一致したら相手の面積を使って建てられますけどいらないと断られたらそれまでですから。


だけどお互い名声点を競うという構図・・・


ちなみにこのゲームの最大人数が5人と言いましたが・・・

3人用


4人用


5人用となっていて、両隣との共用が可能になるという変わった遊び方ができます。


ソロモード

わたしにとってはありがたいことにソロモードがついてます。オートマカードによる名声点争いが楽しめます。


不満があるならばミューズと王女拡張がソロでは遊べないという点でしょうか・・・


何度かやりましたけど結構えぐい動きをしてくるので苦しいです。


肝心の競りはダイスを使ってラウンドごとに補正が加わり、それ以上の金額を出さないと相手にわたる仕様になってます。相手にわたるとそれはもう厄介なことになるので避けたいところですが・・・


プレイしてみて思いましたがこのゲーム人数が増えれば増えるほど苦しいゲームになると思いました。専門家カードは21枚と少なく、5人の場合一人3枚ずつで15枚がこの時点で減ってます。


残り6枚・・・ここにも取り合う要素が出てきています。


あと先ほど書きましたが道化師と建築家の数の少なさ・・・そして見えている建物や景観のタイル数・・・


この7ターンの間にいろんな悩ましさをつめこんで中で、プレイ時間はそれほどかからない中量級のゲームとなっています。


発売されてから13年後になり、いろんな要素を追加してリメイクしてさらなる楽しさを追加してくれたのはさすがというほかあません。


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