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  • 3人~8人
  • 10分~20分
  • 8歳~
  • 2013年~

犯人は踊る弥七さんのレビュー

314名
1名
0
5年以上前

犯人はこの中にいる!そう確信して犯人を捜していたのにいつの間にか自分が犯人になっていた…。
誰か一人が必ず1枚持っている「犯人カード」、これを所持しているプレイヤーを見つけ出すゲームです。

ただこのゲームではカードの効果によって形はどうであれプレイヤー間の手札が頻繁に入れ替わってしまうので冒頭のような状態になることもしょっちゅうです。
探偵カード」をばしっと出して自分の好きな探偵・警察もののドラマ・マンガ・小説のキャラになりきったセリフで犯人だと思う人を告発、崩れ落ち泣きながら犯行を認める犯人…ぜひ役になりきったつもりで楽しみましょう。

正体隠匿系に分類されますが、他の同系統のゲームと違い言質をとったり嘘を重ねたりということはなく、犯人が嫌ならかなりの確率でほかの人に役割を譲ることができるので、ピリピリした感じにはならずに終了時には必ず全員が笑顔になれるゲームです。


(私は初版しか所持していないので2版以降のルール変更と違う部分があると思われます。プレイ前にはルールのご確認をお願いします)
プレイする人数によってどのカードを何枚いれるか変わって来ます。
全員に決まった枚数を配り、「第一発見者」カードを持つプレイヤーからゲームを始めます。
自分の番になると手札から場にカードを一枚出します。
カードによっては出したときに何らかの効果を持つものもあります。
一番重要なカードである「探偵カード」もその一つです。
探偵カードは出した後に犯人カードをもってると思われる他のプレイヤー一人を指名して「犯人ですね?」と問いかけます。(ここのセリフは各自で大いにアレンジして楽しんで下さい)
もしそのプレイヤーが犯人カードを持っていれば素直に自供してそこでゲーム終了、探偵カードを使ったプレイヤーとその時点で犯人カードをもっていないプレイヤーに勝利点が与えられます。
ただし犯人カードをもっていない場合や、犯人カードを持っていても「アリバイ」カードをいっしょに持っていれば犯人ではないということができ、そのままゲーム続行。冤罪にもかかわらず探偵カードを使ってはずしたプレイヤーには何のお咎めもなしです。
これ以外には他のプレイヤーの手札を見ることのできるもの、他のプレイヤーと手札を交換するものなどがあります。
これらを使って誰が「犯人カード」を持っているのかを探っていきますが、手札を交換するカードが2種類あるので探偵カードや犯人カード、「いぬカード」(探偵カードに近い効果を持つ)といった重要なカードも意図的にも不意にもどんどん自分の手札から出入りしていきます。
万が一、自分の手札に犯人カードがあることがばれても他の人に流出させられるので見られたから終わりにはならないです。
犯人カード」は手札交換系カードの効果によって他のプレイヤーに渡す事ができますが、自分の番に場に出すことはある状況を除いてはできません。
犯人カードを場に出せるタイミングは手札が1枚になった状態で自分の番になったときのみで、その状況が訪れたときは犯人が逃げ切ったということで犯人の勝利です。
これを誰かが規定の勝利点に達するまで何ラウンドか繰り返し、勝者を決めます。


何度か遊びましたが、ボードゲーム初心者もすぐにいっしょに楽しめるゲームです。
ババ抜きに近いルールだと言ってから説明を始めるとたいがいの人はスムーズに入れますし、カードの効果もちゃんと書いてあるので覚えきらなくても読めばわかります。
ただ、いぬカードはちょっと特殊なのでフォローが必要でした。
よく言われるババ抜きと比べると、
・ゲームの序盤から犯人カード(ババ)を持つ人に探偵カードで告発される緊張感がある
・途中で1抜けがないので終盤まで全員で楽しめる
・犯人カードを意図的に他人に押し付けができる → 手札の移動が激しい
・犯人カードから逃げるだけではなく、探偵カード・いぬカードで犯人探しを楽しめる
・犯人カードを持つ人にも勝つチャンスがある
・ちょっとしたロールプレイも楽しい
ぱっと思いつくくらいでこれくらい違いがあります。
ババ抜きというゲーム自体に知名度的があることを活かして、
「ちょっと一味違うババ抜きって感じのゲームがあるんだけど」みたいにお誘いすればゲームのハードルも高くならないので興味を持ってくれると思います。
短時間で終わるゲームですが探偵カードで犯人を告発したとき、犯人カードを持って逃げ切ったときの快感はクセになります。

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弥七
弥七
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