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  • 2人~4人
  • 20分~30分
  • 7歳~
  • 2020年~

コーデックス・ナチュラリスじむやさんのレビュー

528名
5名
0
3ヶ月前

アートワーク100点。豪華かつシックなデザインのカードゲーム。ソロルールは付属していないものの、公式がBGGにソロルール掲載しているのでそちらを参照。カード類が美しい配置パズル。ソロのみですがご紹介です。


概 要

フレーバー:原生林にあるという4つの種族の王国の全てを記した写本「コーデックス・ナチュラリス」の編纂を行う。4種のカードを配置して資源獲得・使用して目標を達成しながら最も精巧な写本を作り上げる(=勝利点を得る)というもの。

システム:タイルならぬカード配置パズル。場の資源アイコンによる得点化(セットコレクション)もあり。

ソロ:製品には入っていないけど、公式がソロルールをBGGに掲載。オートマとの対戦。

ラウンド:なし。終了条件を満たしたラウンド+1ラウンド終了後の得点計算で高い人が勝ち。


コンポーネント

カード:サイズはミニユーロ。カードの質はいいんですが、金色のとことか剝げたら嫌なんでスリーブ必須。内訳としては資源40・財宝40・スタートカード6・目標カード16の102枚。

・資源&財宝カード。これらをプレイして繋いでいきます。それぞれ紫(虫)、水色(動物・鳥類)、緑(植物)、赤(菌類)のアート。分かりづらいけど裏面金色付きは財宝。4種のアイコンのほか羽ペン等のアイテムアイコン(終了条件に得点化できるものあり)等もある。

・スタートカード(左列)&目標カード(右3列)。スタートカードは6枚からランダムに1枚選択。両面仕様でどっちから初めても可。中央シンボルあり(永続)か、4つ角全てシンボルの2択。目標カードは公開される2枚と1人1枚自分にのみ適用される目標として適用

・得点ボード&マーカー&取説:2つ折り両面。マーカーは赤青黄緑が2個ずつと黒(スタP用)が1個。取説は箱の内径に収まる正方形。多言語版なので3冊入ってました。

収納はこんな感じ。ちょっと大きめジップ袋2つをカットしてカードを2つに分けて収納。マーカーは3個入りのケース2つ(ソロは2人プレイ分使うので、2人+スタPとそれ以外で分けている)


ゲームについて(ざっくり)

配置条件のあるカードを上手く並べて資源や得点を獲得していきます。やることは手札から1枚場に配置し、場に出ている2枚ずつのどちらかor山札からカードを1枚獲得するだけ。共通目標やプレイヤーごとの目標もあり、満たすことで得点になります。

※配置ルール※
資源:上書き可能な1角を1つ以上覆い隠すよう配置。上書き不可の1角で場の上書き可能な角をかくすことも可。一部勝利点付きカードあり。
財宝:資源カードの条件+カード下面に描かれている資源が場にあることが条件(その手番で隠れても可能)で、置けたら勝利点。

・手札から1枚場に配置

・場から1枚補充。資源・財宝どちらか1枚又はどちらかの山札から直接1枚手札に取る。※目標場札はあるけど引かない。出ている2枚が共通目標。

終了条件:最初に20点取った、もしくは資源・財宝カードの山札が両方枯れたら終了トリガー。条件達成時のラウンド+もう1ラウンドやって終了。

勝利条件:終了時に自分の得点+共通目標+自分のみの目標からの勝利点を加算して、最多得点の人が勝利。


ソロゲーム

和訳は必要ですがBGGの本ゲームの「ファイル」セクションに公式からのルールが掲載されています。詳しいところはBGG参照。

ざっくり説明すると、資源カードをリソースとして獲得していくオートマとの対戦になります。オートマは資源と財宝の場札を1セットとして見て左右それぞれで判定。
①財宝カード獲得可能なリソースがあれば支払って獲得&即時得点。
②①に満たない場合で財宝カードが5点又は目標カードの条件にかかる場合、財宝カードを裏返してリソースとして獲得(プレイヤー側への妨害)。
③②にも該当しない場合、資源カードをリソースとして獲得。

こんな感じで進めてきます。

プレイヤー側はゲーム中の得点+目標点を加算しますが、オートマは目標点の加算はありません。

そうして、ゲーム終了時にオートマより得点が高ければ勝利となります。

難易度も以下の通り調整可能。
・簡単:オートマの初期リソースを4から2に、スコアトラックのスタート位置0
・普通:初期リソース4、スタート位置0
・難:初期リソース4、スタート位置4(難易度難)


感想:良かった点

・アートワークがとてもツボ。所有欲が満たされます。
・ゲームとしてもしっかりしたパズル。カードの配置条件・資源・得点・目標と配置ゲーム的ポイントをしっかり押さえてくれています。ソロはオートマは配置はしない(場札から直接獲得)のでスペース的にはちょっと楽。
・カードに言語依存なし。仮に他言語版買ってもルールさえ和訳すればすぐプレイ可能。
・ルール自体も簡単で対象年齢も7歳から(この手のパズルゲーム慣れしてないと7歳は厳しい気もする)。
・通常ルールなら2人~4人までプレイ可能で30分以内に終わる(はず)。


感想:気になった点

・カードがミニユーロとはいえ4角の方向にどんどん広がるので意外と場所を食います。
・公式とはいえソロやるときに自力和訳が必要。


ということで、私は「付属品としてはないけど公式がソロルールを出してくれている」ことを確認して本作を購入した口ですが、デザイン・ゲーム性ともに結構好きな部類だったので満足しました。特に目新しいシステムが採用されているわけではありませんが、トータルのデザインとサイズ感の勝利(個人的には)。
多人数でやるとどんな感じかはわかりませんが、ある程度場所を取ることとルール和訳が必要なことが許容できるのであればソロもおすすめです。

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