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  • 1人~4人
  • 50分~100分
  • 10歳~
  • 2023年~

ケルタエリーゼンドルフさんのレビュー

718名
12名
0
1年以上前

ケルト人の部族のリーダーとなって反映していくのが目的とはなっているが・・・

まぁ箱絵がものすごいインパクトがある。古代ケルト人らしいのだが実はタイトルは箱の横にあったりするのでそのせいで、圧をすごく感じるのだが、開けてみると魅力的なゲーム内容だったので、ご紹介します。


プレイヤーは各自リーダーを選び



個人ボードの左に置いておきます。


各自3色のアクティブワーカーを持ち、プレイヤーカード5枚を持ってスタートとなります。

ちなみにこのアクティブワーカーは常に3個になるようにします。


ボードにおけるアクションの方法



画面中央にある黒いコマ、こちらを動かして各プレイヤーはアクションをしていきます。


歩数によって得点を受けたりマイナスを受けたりします。1歩だと戦力が+1、3歩だと戦力が-1されます。


アクションコマを置いたらプレイするアクションエリアが決め、手持ちのアクティブワーカーを入れ替えても構いません。(これはあくまでも任意なのでしなくてもいいです)

ちなみに戦力1を支払うとディスプレイされていたアクティブワーカーは除去され、代わりに真ん中に置かれているアクティブワーカーが配置されます。




このゲーム上と下でアクションするエリアは共通なのですが、カードの獲得や、建物の建築、戦闘相手のローマ人が異なってきます。


そして各アクションポイントに二つの矢印が伸びています。つまりどちらか二つのアクションを1つ実行できるということです。


そして一周して川を渡ると進捗が進み右側に立てられている進捗マーカーが消えます。これがすべてなくなるとゲーム終了のトリガーが引かれます。


アクションの説明


農業


このエリアは農業か建築のどちらかをアクション出来ます。


主に緑色(農家)のワーカーの数にかかっています。現在は1です。


上のボード側に描かれている緑のアイコン分消費する感じでカードを手に入れることができます。

ちなみに左端にあるカードは無料で手に入ります。以降は緑のアイコン分なので1のうちどちらかしか手に入りません。


建築


個人ボード中央にあるディスクの左端が対象になります。下の数字は3を差しています。

これは基本建築する要塞の色のカードを支払う枚数なのですが、現在黄色(建築)のアクティブワーカーが1つあるので軽減されて2枚のカードの支払いで建築することができます。

緑のカードが2枚あるので緑の要塞に建築します。



誰も建てていない場合右のボーナスタイルを獲得します。これも勝利点がついてます。


以降最終得点計算時に得点となります。



雇用



雇用はアクティブワーカーを部族として雇用します




個人ボードの上部にあるくぼみに差し込みます。その後に青いアクティブワーカー(貴族)がある数分差し込むことができます。

そして左側にあるのはアクションエリアによって南北に別れていますので現在は南のエリアにあるドルイドの修行を対象にしています。


ドルイドの修行をすると部族にドルイドが追加されます。


方法は部族ボードにドルイドの条件のタイルに合わせたワーカーコマを捨てるだけです。勝利点もついてきます。


こうしてアクティブワーカーにドルイドが加わります。まぁ、普通に考えたら2:1のワーカーの交換に勝利点だけのためにしてはリスクがたけーと思うでしょう・・・


しかし、このドルイドさん古代ケルトでは司祭として祀られているのかはわからんが、3色のオールマイティとして扱えるという(貴族は別)


ただ部族のマスはごっそり減らされるので、また雇用なりして埋めていく必要はあります。


あとアクティブワーカーは2つになりました。


なので1つは中央のところから1つ持っていくことができます。


戦闘


ということでローマ人との戦闘ですが、これも先ほどの雇用の時と同様南北に別れていますのでアクションコマの位置によって変わってきます。


戦闘の方法はこちらの数値の8戦力を支払えば勝利点タイルがもらえるというもの。

戦力は個人ボードの下にある数値でアクションコマを一歩ずつ丁寧に進めてコツコツ貯めたり、建設時のボーナスタイルで増やしたり出来ます。


といっても8は足りません。


ということでアクティブワ-カは 赤(兵士)とドルイドがいるので2兵士いることになります。

プレイヤーカードは戦闘に置いて一枚支払うとアクティブワーカーの数値分戦力を上げることができます。なので4枚支払うと8戦力増やせます。(ただしカード1枚から出せる戦力のMAXは4です)


ということでローマ人をわからせたのでタイルを獲得します。その後駐屯地に兵を置くという体で自軍のキューブを配置することができます。



プレイヤーカードの左下のアイコンに合ったカードを一枚支払い個人ボードの右端からキューブ取って配置します。ここはエリアマジョリティになっており、多く置いたプレイヤーにしかボーナスが入ってきません。


進捗マーカー

ここではアクションコマが一周したらどうなるのかの説明をします。



人数によって建てられているマーカーの数が違いますが、1本右側のカードの空いているところに立てます。


このカードはゲーム終了時に条件が整ったらボーナス得点が入るカードです。各カードに進捗マーカーが置かれると増加する点数が増えます。(ただし立てるてる本数には制限があります)


そして一周目はスタートプレイヤーがどこに立てれるか選べますが、次は左隣の人に、このテウタテスタイルを渡して進捗マーカーを立てる権利が得られます。(ゲームプレイは右回りの順で行っています)


もう一つ伝えなければならないのは、進捗マーカーが残り3本になった時、各プレイヤーは一つの決断を下します。


リーダーカード(A面)を裏返しにするかどうかです。実はリーダーカードも目標を達成していると勝利点をもたらします。裏面にするとその難易度は上がりますが得点は高くなります。


そして進捗マーカーがすべて尽きたらゲームは終了のフラグが立ちます。進捗マーカーが尽きたラウンドを終わりましたら。


各自連続して2手番ずつプレイしたらゲームは終了し、勝利点が高い人が勝利します。


点数としては各ボードに置かれたキューブやディスク、あとドルイドやローマ兵で勝利したタイル、進捗マーカーに置いたボーナス得点、リーダーカードあと個人ボードの状況によっても点数が増えます。

あとは戦力と手札の合計で5つにつき1点です。




ちなみにソロルールのありまして、右下にあるディスクを回してBOTと点数勝負をしていきます。

基本邪魔しかしませんが、着実に点数を重ねてきますのでけっこういい勝負ができます。


時間は50~100分となっていますが、プレイした感じだと中量級くらいじゃないかなと思っています。


資源などのリソースがプレイヤーカード1つに集約している簡潔さ、それでいて戦力や部族の強化をしないといけない上に、要塞や戦闘を行って稼ぎたいが資源が足りない。

アクションワーカーがぐるぐる回る間に自分が今、何ができるのかを考える悩ましさは面白い仕様だと思います。

サビカもロンデルで回りながらアクションをしていくシステムでしたが、このケルタエはそれをさらにすっきりさせた仕上がりになっているのではないでしょうか。


すっきりしすぎているけど、プレイ感としてはちゃんとしていて、気が付けは進捗ワーカーが尽きていたという感じはリプレイ性があるのではないかと思います。


あと1点が結構重いです。


このゲームはBGGでもまだ評価が出ていないほど世に出回っていないらしく、デザイナーのオーランド氏は日本でリリースされている作品ですとポルトを作っています。

あとイラスト見たことあるなと思ったら西フランク王国シリーズのイラストレーターさんミハイロ・ディミトリエフスキ氏だったりと、ご存じの方には馴染みのあることでしょう。


なのでこのゲームが世界でどう評価されるかはさっぱりわかりません。


しかし、個人的には結構刺さった作品です。よろしければどこかの機会に遊ばれてみてはいかがでしょう。


長文おつきあいくださりありがとうございました。

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