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  • 2人~4人
  • 120分~180分
  • 14歳~
  • 2018年~

ブラス:ランカシャーばってらさんのレビュー

963名
3名
0
4年弱前

面白いし、好きです!

ほんとは白ブラスを購入しようと思ったのですが、売ってなかったので本作、黒ブラスを購入。

他のレビューで散見されたのが、序盤から金欠になり苦しい展開を強いられる、とのこと。これまで3回ほどプレイしましたが(2人プレイ2回、4人プレイ1回)、そこまで苦しさは感じませんでした。この程度の苦しさは他のゲームでもよくあること、そんなふうに思いました。しかも、借りたお金は返済不要(収入レベルは下がりますが)なので、お金管理は楽なほうかと思います。

カードの引きや遠方市場への売却の成否など、多少の運要素はあるものの、基本的には戦略で大きくゲーム展開が変わると感じました。それゆえ、時間はめちゃめちゃかかりました。2人プレイで2時間、4人プレイで4時間くらい。慣れればもっと短時間でいけるとは思いますが。


本作で面白いと思ったところは、

①建物を建てても、点数には結びつかず、(建物に乗っている)資源を使って初めて点数獲得できるところ(順番としては、建物を建てる→資源がその建物に乗る→その資源を使う→収入レベルと点数が増える、という感じです)。

②他プレイヤーを直接攻撃したり、何かを奪ったりすることはないが、一方で、他プレイヤーの施設や資源は利用できるところ。利用するとそのプレイヤーの点数獲得に寄与することになりますが、自分も手番を稼げる。自分の資源を利用するとなると、「建てる→利用する」で2手番必要ですが、他プレイヤーの資源を利用すれば1手番でよい。ケースバイケースでどう使い分けるか考えるところが楽しい。

③輸送経路を確保しないと、遠方市場への売却や資源の利用ができないところ。また、他プレイヤーの輸送経路も利用できるので、他プレイヤーの次の手を考えながら、自分はどうするか考えるところ。

④先手番が必ずしも良いとは限らないところ。他のプレイヤーの建てた建物や輸送経路を利用したいなら、手番はあとのほうが良いこともあるので。

⑤産業革命当時のイギリスの事業構造を余すところなく忠実に再現しているところ。具体的には、

  • 街が実名
  • 建てられる建物の数で、街の規模を表現している
  • 炭鉱・紡績所・造船所を建てられる街が当時盛んに行われていた産業と一致している
  • 当時、石炭は大量に消費するため船舶や鉄道でしか輸送できなかったが、鉄鋼は少量消費だったので馬車で運ぶことも可能だったことがゲームで再現されている(石炭の輸送は交易アイコンと接続してる必要があり、鉄鋼の輸送はその必要がないところが、そのように感じました)。


総じて言うと、他のプレイヤーの手番を見て何をしているのか、これから何をしようとしているのか、だから自分は何をしよう!と考えるところが当時のイギリスの実業家になった気分になれて非常に面白いと思いました。

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