クトゥルフ系ボードゲームは、『マンション・オブ・マッドネス第2版』→『パンデミック:クトゥルフの呼び声 』→『エルドリッチホラー』とプレイしてきて、これが4作目です(^-^*)/
まずはマップが4作の中で1番素晴らしく、マップが大きすぎて場所取りが大変だった『マンション・オブ・マッドネス第2版』と『エルドリッチホラー』よりもコンパクトなので、遊びやすさが増します。
加えて、『パンデミック:クトゥルフの呼び声 』や『エルドリッチホラー』のマップよりも没入感が高い不気味な雰囲気クオリティが増していてテンション上がりますし、パーツの組み合わせがシナリオによって変わるので、『マンション・オブ・マッドネス第2版』のような新たなマップのワクワクさも少しあります。
モンスターに関しても、棒立ちだった『エルドリッチホラー』に比べると様々な動きをして楽しめますし、『パンデミック:クトゥルフの呼び声 』よりも種類が圧倒的に多く、『マンション・オブ・マッドネス第2版』よりも悪い効果を様々発揮してきて、ワクワクします。
また、おなじみの神話フェイズがトークンを引く形になり、ますますドキドキ感が増したり、
アイテムにも協力者カードというのが加わった事で、アーカムの町の住人と共に戦う臨場感が高まりワクワクします。
破滅トークン増大からの絶望が増していく雰囲気は、『パンデミック:クトゥルフの呼び声 』と同じようなワクワクがあり、
物語カードの導入は『マンション・オブ・マッドネス第2版』のようなシナリオの重厚さを感じてワクワクします。
なので個人的には、
『マンション・オブ・マッドネス第2版』のシナリオの重厚さと、
『パンデミック:クトゥルフの呼び声 』の、各地でゲートのような地域絶望悪化を消し止めていくボードゲームのシステム的な面白さと、
『エルドリッチホラー』の全体的な魅力を凝縮&改善させた進化的な面白さと、
過去3作のクトゥルフ系ボードゲームの魅力をミックスさせて見事にまとめた、革命的な面白さを感じました!
僕は二人で遊んでいますが、一人でも遊べる造りも見事ですし、遥か昔に海外翻訳のゲームブックを夢中で読んでいたキラメキを、そのままボードゲーム化してくれた興奮に包まれて感無量です(^-^*)/
ただ一点、最重要なアイテムのクルートークンを得られる確率が低く、もう少し得やすくして欲しいとは思いますが、その辺りはプレイヤーの個々のアイデアでルールを変更出来るのもアナログなボードゲームの良いところだなと思います。
ルールが細かく、プレイヤーが手番で出来る事も多く、きちんと覚えるまでは少し大変というデメリットはありますが、
それでもクトゥルフ系ゲームとしても、ボードゲームとしても、
革命的な魅力が盛り沢山の名作として、是非オススメです(^-^*)/