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  • 2人~4人
  • 90分~150分
  • 12歳~
  • 2020年~

アルマ・マータ山本 右近さんのレビュー

195
名に参考にされています
2020年09月28日 20時46分

2020年のアッキトッカの新作。プレイヤーは大学の学長となり、自身の運営する大学の名声を高めるのが目標。

このゲームは日本語版の発売も噂されており、今年後半の話題作の一つになり得る作品となるので、できるだけ詳細にレビューしたいと思う。

まずはコンポーネントから。私は海外で50ドル弱で購入したが、内容が非常に豪華なことに驚いた。プレイヤーボードはマルチレイヤーとなっており、見た目も良く使いやすい。

正直なところマルチレイヤーでなければゲームの特性上とても不便を感じていたと思う。

また、各種タイルはしっかりとした厚みがあり、メインボードはプレイヤー人数に応じて使い分けられるよう二面仕様となっている。

収納が付属されており、購入時に検品しながらそのまま仕舞うことができるのも素晴らしい。収納には何をどこに幾つ仕舞うのかが記されており、これもかなり好印象だ。

ただ、本棚が4色あるのに対し仕舞う場所が3ヶ所しかなく、本棚タイルの総数も3で割り切れず、スリーブにカードを仕舞うと入らない、など「純正の収納はあまり良くない」という私の先入観を覆すまでには至っていない。

それでも価格からするとお得感、満足度が非常に高い。

本のトークンにも拘りが感じられる。汎用性が低い形でありながらもきちんと作られており、視覚的に満足させてくれるだろう。しかしながら、数量が若干不足気味な印象を受けた。足りなければ代用品で賄うようにマニュアルには書かれてあるので、4色分のキューブを少量準備しておくと良いかもしれない。

次にゲーム内容について。

システムはワーカープレイスメントだが、無制限にワーカーを配置できるアクションスペースが2箇所あることと、既に占有されているスペースにも追加でワーカーを配置することにより利用する事が可能なため、インタラクションは薄い。これは最近の流行を踏襲したものだろう。

最も大きな得点源は教授と生徒の招聘となる。特に教授はそれ自身にも得点が備わっているため、多く雇う事ができるとより勝利に近づく事ができる。

教授や生徒を集めるには本が必要となるが、それを集めるにはお金が必要だ。自分の大学の本は少額で集められるが、他の大学の本を集めるには少し纏まった額のお金が必要となる。

本の需要はその価値により変化する。より研究の進んでいる大学の本は需要が高まり、そうでない大学の本の需要は低くなるというわけだ。

お金を得る最も効率の良い方法は本を売る事だが、このゲームには本を売るというアクションはなく、他のプレイヤーに購入してもらうのを待つ他はない。リソースの主要な獲得方法がパッシブなのは大きな特徴と言えるだろう。

本の価値を高める以外にも需要を伸ばす方法はあり、それは教授の招聘に多くの自分の本を使用することだ。だが、教授で得点を伸ばすには研究を進めないと効率が悪いため、オルタナティブな方法としては成立しきれていない印象を受けた。

このゲームは一応テーマは大学となっているが、ゲームプレイからはテーマ性を一切感じなかった。教授とその担当する学問や、生徒とその学んでいる学問とそれに付随する能力との関連性が見出せないのである。彼らはエンジンビルドにおける記号としての役割しか果たしていない。モダンなゲームとしてはテーマ性は低いと感じた。

システムは抽象的で非常に洗練されている。ルールも少しばかりの疑問点は浮かぶものの、複雑さとは概ね無縁で、ルールブックを一読すればプレイできる。アイコンも一度プレイすれば覚えられる内容で、繰り返し確認する必要もなくかなり遊びやすいという印象だ。

ゲームのエッセンスを抽出すると、基本的には生徒や教授、総長の能力を集めてエンジンビルドしリソースを管理して効率よく点を稼ぐゲームとなる。最近の流行に追従した作りになっており、特に最近の重ゲーにハマった人にはたまらない作品だろう。逆に言えばこの作品ならではの目新しい点は特に見当たらない。

流行のいいとこ取りをしつつシンプルにルールを洗練させた、例えるならば有名アーティストのベストアルバムのような、万人受けするタイプの完成度の高いゲームと言えそうだ。

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運・確率0
戦略・判断力3
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見2
作品データ
タイトルアルマ・マータ
原題・英題表記Alma Mater
参加人数2人~4人(90分~150分)
対象年齢12歳から
発売時期2020年~
参考価格未登録
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