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  • 2~4人
  • 90~150分
  • 12歳~
  • 2020年~
(3.4)

アルマ・マータ

メーカー:アークライト

日本語ルール付き/日本語版
教授を雇って研究を進め、時代を代表する名門大学を目指そう! 大学運営をテーマにしたワーカープレイスメントゲーム!

 このゲームは、各プレイヤーがそれぞれ自分の大学を運営し、より発展させることを目指す対戦型のワーカープレイスメントゲームです。

 プレイヤーは修士コマ(ワーカー)を配置して、優秀な学生を自分の大学に引き入れたり、さまざまなメリットをもつ教授を雇ったりして、目的タイルに示された条件を達成していきます。

 また、プレイヤーはそれぞれ、「教本」を使用することでさまざまなアクションをおこなうことができます。

 研究が進めば教本そのものもアップグレードすることができ、さらに、他のプレイヤーから教本を買うこともできます。

 ゲームで使用する学生や教授、目的などは遊ぶたびに変化。何度でも新鮮なプレイを体験可能です。

 本の形をした精巧で可愛いトークンも120個収録。

 数ある選択肢の中から最適なものを見つけ、ルネサンス時代を代表する名門大学を目指しましょう!

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 10件

レビュー
1464名が参考
4年以上前

2020年のアッキトッカの新作。プレイヤーは大学の学長となり、自身の運営する大学の名声を高めるのが目標。

このゲームは日本語版の発売も噂されており、今年後半の話題作の一つになり得る作品となるので、できるだけ詳細にレビューしたいと思う。

まずはコンポーネントから。私は海外で50ドル弱で購入したが、内容が非常に豪華なことに驚いた。プレイヤーボードはマルチレイヤーとなっており、見た目も良く使いやすい。

正直なところマルチレイヤーでなければゲームの特性上とても不便を感じていたと思う。

また、各種タイルはしっかりとした厚みがあり、メインボードはプレイヤー人数に応じて使い分けられるよう二面仕様となっている。

収納が付属されており、購入時に検品しながらそのまま仕舞うことができるのも素晴らしい。収納には何をどこに幾つ仕舞うのかが記されており、これもかなり好印象だ。

ただ、本棚が4色あるのに対し仕舞う場所が3ヶ所しかなく、本棚タイルの総数も3で割り切れず、スリーブにカードを仕舞うと入らない、など「純正の収納はあまり良くない」という私の先入観を覆すまでには至っていない。

それでも価格からするとお得感、満足度が非常に高い。

本のトークンにも拘りが感じられる。汎用性が低い形でありながらもきちんと作られており、視覚的に満足させてくれるだろう。しかしながら、数量が若干不足気味な印象を受けた。足りなければ代用品で賄うようにマニュアルには書かれてあるので、4色分のキューブを少量準備しておくと良いかもしれない。

次にゲーム内容について。

システムはワーカープレイスメントだが、無制限にワーカーを配置できるアクションスペースが2箇所あることと、既に占有されているスペースにも追加でワーカーを配置することにより利用する事が可能なため、インタラクションは薄い。これは最近の流行を踏襲したものだろう。

最も大きな得点源は教授と生徒の招聘となる。特に教授はそれ自身にも得点が備わっているため、多く雇う事ができるとより勝利に近づく事ができる。

教授や生徒を集めるには本が必要となるが、それを集めるにはお金が必要だ。自分の大学の本は少額で集められるが、他の大学の本を集めるには少し纏まった額のお金が必要となる。

本の需要はその価値により変化する。より研究の進んでいる大学の本は需要が高まり、そうでない大学の本の需要は低くなるというわけだ。

お金を得る最も効率の良い方法は本を売る事だが、このゲームには本を売るというアクションはなく、他のプレイヤーに購入してもらうのを待つ他はない。リソースの主要な獲得方法がパッシブなのは大きな特徴と言えるだろう。

本の価値を高める以外にも需要を伸ばす方法はあり、それは教授の招聘に多くの自分の本を使用することだ。だが、教授で得点を伸ばすには研究を進めないと効率が悪いため、オルタナティブな方法としては成立しきれていない印象を受けた。

このゲームは一応テーマは大学となっているが、ゲームプレイからはテーマ性を一切感じなかった。教授とその担当する学問や、生徒とその学んでいる学問とそれに付随する能力との関連性が見出せないのである。彼らはエンジンビルドにおける記号としての役割しか果たしていない。モダンなゲームとしてはテーマ性は低いと感じた。

システムは抽象的で非常に洗練されている。ルールも少しばかりの疑問点は浮かぶものの、複雑さとは概ね無縁で、ルールブックを一読すればプレイできる。アイコンも一度プレイすれば覚えられる内容で、繰り返し確認する必要もなくかなり遊びやすいという印象だ。

ゲームのエッセンスを抽出すると、基本的には生徒や教授、総長の能力を集めてエンジンビルドしリソースを管理して効率よく点を稼ぐゲームとなる。最近の流行に追従した作りになっており、特に最近の重ゲーにハマった人にはたまらない作品だろう。逆に言えばこの作品ならではの目新しい点は特に見当たらない。

流行のいいとこ取りをしつつシンプルにルールを洗練させた、例えるならば有名アーティストのベストアルバムのような、万人受けするタイプの完成度の高いゲームと言えそうだ。

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山本 右近
山本 右近
レビュー
1411名が参考
4年以上前

来月、日本語版が発売されることになったアルママータ。

文学部芸術学科、法学部、医学部、理学部数学科の4つの学部を持つ大学を経営します。


このゲームは、特化戦略がしにくいグループの範疇に入ります。得点源は主に4つ。

■教授を招聘することによるVP

■学生をゼミに呼び込むことによるVP

■研究トラックを果てしなく進めることによるVP

■エラスムス、パラケルスス、コペルニクスなどの教育者の銅像を造ることによるVP

教授や学生は、ひたすらカード・タイルを集めればよいだけです。

研究トラックも、ひたすら研究マークを取ります。ただ、トラックにしては異常に長く、双六のような一本道です。

銅像作りは、プレイヤー共通の条件目標。達成したら銅像(永続効果とボーナス)を貰えます。銅像は3つあります。条件目標は、上記の3種(教授、学生、研究)に関するものなので、つまり、このゲーム、「3種を満遍なく進める」ゲームといえます。


手番は、ワーカー4人によるワーカープレイスで、他プレイヤーがいるアクションスペースには、炭鉱讃歌システム(他人が1人いるところにはワーカー2人置くことで使える)を採用。全員置き終わったら、管理、収入フェイズを惰性的に行い、ラウンド終了。これを6ラウンド行います。

↑ 学生を集めるのはキャンパススペース(α〜δ)。教科書(各プレイヤーの色)や辞書(黄色)をコストとして渡さねばならない。一番集めにくいのは、理学部数学科の学生達だ。その下には、考古学室、実験室、芝生広場、聖堂、会議室などのアクションスペース(ε、ζ、η、θ…)がある。左にある黒い線が、見切れるほど長い研究トラック。ギアの研究マーク(緑はタダで、黒はコストを払いながら)を取れば進めることができる。実験室ではいつでも研究マークが取れる。


↑ こちらは学部棟。教授を招くことができる。教科書のコストは、文学部芸術学科が一番高く、理学部が一番少ない。下の記念館には、3人の教育者達。abcそれぞれ、条件を満たすと銅像が建てられ、永続効果とボーナスが貰える。


取った教授カードは、個人ボードの横に置いておき、ラウンドに1回、ワーカーを使わずアクションできるようになります。

学生タイルは、ほとんど永続効果で、つまり、学生と銅像が永続効果ということになります。

↑ 個人ボード。勧誘した学生達を並べていくが、永続効果がズラリ…。下にあるのが終了時得点の一覧。左から、研究トラック1位12VP2位7VP…、研究トラックレベル×教授カード枚数、教授カード自体のVP、理学部生タイル自体のVP、A棟教室の学生数×B棟教室の学生数(この写真の場合4×4=16VP)、銅像の数(3つで12VP)。特化戦略が効かないのがよく分かる。ただ、学生は10人増やすと、6×5=30VPになる!


それにしても、かわいい教科書&辞書達です。

個人ボードはレイヤー構造になっていて、上部の本棚は、ベルトコンベアのようなスライド可動式。この本棚が面白く、自分の色の教科書を置くことで毎ラウンドの収入(置いた数分のお金)となるわけですが、実はこの教科書、他プレイヤーに売りに出しているのです。他プレイヤーの色の教科書を入手するため、最上段にある金額でお互い買うことができます(会議室アクション)。フレーバー的に言うと、知識の交換ですね。他プレイヤーにお金を渡すことになるのですが、考古学室で普通に教科書を買うと(一人黙々と知識を得ようとすると)高いのです。他プレイヤーから買えば、教科書とセットで小さいVPも貰えます。つまり、この会議室アクションがこのゲームのインタラクションとなっています。


ポイントとしては…

■学生、教授、研究トラックの3種を満遍なく進める。序盤は、教科書とお金両方を必要とする教授は狙いにくいが、早めに取りに行く手もある。研究トラックなら、先手で実験室に入りコツコツ緑のマークを取っていく。学生なら、文学部芸術学科の学生が集めやすい

■教科書の取り方。自分の色の教科書は、一人目の学生(スタート時から存在している)のアクションスペースで、6金6冊までいつでも増やせる

■他プレイヤーの色の教科書は、考古学室より会議室に入り、討論(教科書を買収)するほうがお得

■辞書はオールマイティの教科書。法学部の学生や教授がくれるので、早めに彼らを招集しておきたい

■研究トラックは長いので、途中5つのレベルボーナスがある。このボーナスはおいしいので、レベルにピッタリ到達するイメージで、最終的に余りが多くならないよう進みたい

■理学部の学生は全員、終了時VP(6〜10VP位)。序中盤は相手にせず、終盤に取りたい

■芝生広場(10金→7VP)や法学部教授などが持つ、お金を直接VPに替えるアクションは終盤役に立つ。戦略の一つとなるが、法学部教授は強すぎるきらいがあるので、気になる方は、スタート時抜粋してもよいかも…



序中盤は意外にもサクサク進み、終盤長考になりやすいです。これはそもそも、16種の学生など永続効果の多さが原因の一つです。初見で遊ぶ時は、少なくとも学生タイルと学長の内容をみんなで確認した方がいいと思われます。

戦略コツのスレッドに、主要な学生や教授を整理しておきました。

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荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
レビュー
942名が参考
4年弱前

ゲームそのもののレジューというより、改善点のような批判的な文面になりますので、嫌いなかたはバックしてください。

発売して当初に買いましたが、いまいち魅力を感じず手放してしまいました。

2人プレイで1戦したあとに、多人数でどうなるのかを有識者と考察をしただけなので、4人プレイを実際にしたわけではありません。

①プレイ時間の長さ

ラウンドは固定なのですが、ワーカーを使わないアクションも増えてくるので長くなります。

テラフォは盤面や称号を確認すれば大丈夫ですが、本作は根っこがワカプレなので適当な一手が致命的になります。そのためダウンタイムが長くなります。

②生徒の強弱

このゲームは自分のボードにどんどん学生を雇うことでエンジンを強化していきます。

学生に強さの差があること自体は構わないのですが、プレイごとに全ての学生を毎回使用するのが疑問でした。つまりある程度強い定石が固定してしまうように感じたからです。

並べる列にランダム要素はありますが、先手が強い戦略に行った際に後手番は他の戦術に行かざるを得ないように感じ、強弱がはっきりしている以上それは雑なように感じてしまいます。

ドミニオン等でも2番手3番手等、後手番ゆえにとる戦術はありますが、2時間以上のゲームでそれはおそまつな気がします。


③そのた

教授自体は、後から雇う人も買える仕組みにはなっているが、初期購入者の本が大量に必要になるので結局各人が違う教授をとりあうことになるだろう。その際には、教授の強さがこれまたはっきりしているので先行できるかどうかが非常に大切。逆にいうとそこのインタラクションを楽しめる。

ワカプレ部分が窮屈な気がしている。おける場所のバリエーションは多くないので多人数だとワーカーを重ねておくことになると思うが、それだとなかなかやれることが増えなくて拡大の展開がどうなるのだろうか。これは純粋な疑問

まとめ

ベスト人数はきっかり4人が適正なので、4同レベルのプレイヤー4人で何度もプレイし色んな戦術を研究してみるならありだと思います。

BGG上位のゲームと比べるとやはり隙が多く感じるので、このあたりは好みでしょう。



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仙人
わんにゃんてるお
わんにゃんてるお
ルール/インスト
777名が参考
4年以上前
暫定で作成していますでの、ルール間違いおよび誤字・脱字等のチェック漏れは連絡ください。よろしくおねがいします。

PDF版をGoogleドライブにもアップしました。
https://drive.google.com/file/d/1ev9IbAUDl-0x8Wv3PgOueJn6EhzZ2R9S/view?usp=sharing


ALMA MATER アルマ・マータ インストメモ

概要

15世紀初頭には、学問に対する宗教の影響力に対抗するために大学が設立されました。ルネサンス初期のこの時代における、皆さんの役割をは新興大学の学長です。あなた方の目標は、最も成功した権威ある大学を作ることです。これらの目標を達成するには優れた学生、さまざまな分野で最高の教育スタッフを雇い、他の競合する大学と知識を交換する必要があります。                                                                        

                                                                        

ラウンドとフェーズの説明

ゲームは6ラウンドで1ラウンドは3フェーズ構成になっています。                                                                        

※ラウンドのメインはアクションフェーズで手番ごとにアクションを行い、すべてのプレイヤーがパスをしたらフェーズが終了します。                                                                        

1.アクションフェーズ

プレイヤーは手番順に下記の2種類の選択肢から1つを選択します。


①修士駒(ワーカー)
 の配置
メインボードまたは個人ボード上のアクションスペースに修士駒を配置し該当するアクションを行います。


②講義の開催

プレイヤーの持っている教授カードを1枚選択して、アクションを行います。
2.管理フェーズ

①ターン順番の決定

ビショップスペースに多く修士駒を配置しているプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーになります。


②本の保持上限確認

本の上限数は個人ボード上にあるA講義室を基準として増加します。

保持条件を超えた分の本はサプライに戻します。(ディスプレイの本は数えません)

※学生タイルの効果で本の上限数が増えることもあります。


③本の評判

研究トラック上のマーカーが最も高いプレーヤーから本の評判トラックに配置します。

※同一の位置に研究トラックが存在するときは一番上のマーカーを優先します。

※1ラウンド目のアクションフェーズには本の評判トラックは存在しません。


④教授カード準備

教授カードをすべてアンタップ(使用可能)にします。

⑤修士駒の回収
メインボードまたは個人ボード上の修士駒を回収します。

⑥ラウンドの前進

ラウンドマーカーを次のスペースに移動させます。

最終ラウンドの場合はすぐにゲームが終了します。(収入フェーズはありません)

3.収入フェーズ

収入フェーズは各プレイヤーが同時に行っても構いません。

①ディスプレイの収入

ディスプレイにある本1冊に付き1金を取得します。

その後、7番目の本棚を一番右に配置し、左から押し出された本棚の上に配置されている本はサプライに戻ります。(本棚はまた使用します。)


②学生タイルの収入
収入マークのついた学生タイルから金貨や本を受け取ることができます。

③本の評判トラックの収入
本の評判トラック上のあなたの位置に応じて金貨を取得します。

お金は大切な資源ですから、安定した収入を得られるようにしましょう。

ディスプレイに教科書を置くことは良い収入源となります。                            


基本情報

 本のサプライは無限です。                                                                    

 ストレージ                                                                    

  本や金貨は、個人ボードの横に置いて下さい。ラウンド終了時の保管できる本の数には限界があります。

 教科書について                                                                    

  教科書とは、自分の色を含むプレイヤーカラーの本のことです。獲得したら、自分のストレージに置く

  必要があります。                                                                

  星が付いている教科書は、自分のプレイヤーカラーの教科書です。                                                         

  獲得したら、そのまま自分のディスプレイに右から置くか、自分のストレージに置くことができます。         

  辞書は教授や優秀な学生を採用するための特別な本です。

  教科書が必要な場合は辞書を使ってはいけません。(2020/09/29修正)

 名誉点                                                                    

  自分のマーカーが名誉トラックの0スペースより下がることはできません。                                              

  修士駒の追加(最大2つまで)  ①「A」の栄光タイルの条件を満たす。                                

                  ②名誉点が15点以上になる。                                

                  ③6番目の講義室に学生タイルを配置する。                                

 研究トラック                                                                    

  緑の研究ステップを取得した場合、そこに示された要件を満たすことなく、コストを支払うことなく、           研究トラック上でマーカーを1レベル進めることができます。                                                               

  黒の研究ステップを取得した場合、そこに示された要件を満たすか、コストを支払うことで、

  研究トラック上でマーカーを1レベル進めることができます。                                                               

  ※次のレベルにすでに他のプレイヤーのマーカーがある場合、その上に自分のマーカーを置きます。             

 マイルストーン                                                                    

  各研究カードの最上位レベルは、いわゆるマイルストーンです。マイルストーンのすぐ下のレベルに

  到達すると、自動的にマイルストーンに進み、ボーナスを即座に得ることができます。

  これは研究ステップを必要としません。                                                                

  5つ目のマイルストーンは4人対戦の場合は3番目までが取得可能です。                                                 

      それ以上のプレイヤーが到達した場合、プレイヤーマーカーは研究トラックの上のスペースに

  置かれたままになります。                                                                

研究をすることは利点があります。マイルストーンに到達することで貴重なボーナスを得ることができます。研究トラックの上位にいると、あなたの教科書の価値が上がります。


アクションの説明

修士駒の配置ルール

空いているアクションスペースを使用する場合は修士駒を1体配置すればよいのですが

既に修士駒が存在する場合は1色の最大の修士駒数+1を配置する必要があります。

※希望するアクションスペースに自分の修士駒が存在する場合はそこは使用できません。

※ビショップスペースとコロキウムスペースは上記の配置ルールはありません。

講師駒
(黄色ワーカー)


特定の教授から得ることができる特別な駒のことです。アクションスペースに講師駒を配置した場合、

そのアクションを解決した後、その講師駒をサプライに戻してください。

※自分の修士駒の色と異なるので同一アクションスペースを使用することもできます。

※各ラウンドの終了時には、すべての講師駒をサプライに戻さなければなりません。

※講師駒を通常駒と一緒に使用できる。(使用後すぐにサプライに戻る) Zzz(おやすみ)にも使用可

<アクション スペース>
●キャンパス
(Campus:大学構内)
学生タイルを獲得します。

ボード上には4つのキャンパススペースがあります。対応する列の学生タイルを一枚選択し、その学部(列)に基づいて費用を支払います。費用はボード上の学部の上部に示されています。

本の評判によって、どの異なる教科書を適切な量で支払わなければならないかが決まります。

※1ラウンド目は、まだ本の評価がないので、どの教科書を使用しても構いません。

●個人ボードの学生タイル

サプライから自分の色の本を購入することができます。    

※個人ボードの最初の学生タイルも1人として集計する    

●アカデミー
(Academy:学会)

教授カードを獲得します。

他のプレーヤーがその教授カードを獲得していない場合、教授カードの左に表示されている金貨と本(辞書)を支払わなければなりません。

他のプレイヤーが以前にその教授カードを獲得した場合、以前支払ったのと全く同じ本を支払わなければなりませんが金貨を支払う必要はありません。

即時にこの教授カードの講義を無料で行えます。(一番多く払った色の本をサプライから取得して乗せます)

自分の色の本で一番コストを払うと、自分の教科書を手に入れやすくなり、他のプレイヤーにとっても自分の教科書が重要になるのでおすすめです。

●アンティクァリアン(Antiquarian:古物研究)

3つの中から1つを選んでサプライから本を購入する。    

    3金払って教科書を1冊獲得する。

    6金払って教科書を1冊と辞書1冊を獲得する。

    9金払って教科書を1冊と辞書2冊を獲得する。 2020/10/01修正)

●ラボラトリー(Labolatory:実験室)


2つのいずれかを選択する。    

    黒の調査ステップを3つ獲得する。

    緑の調査ステップを1つ獲得する。

●パーク(Park:公園)

10金を支払い、名誉点を7点得ます。    
<スペシャル アクション スペース>
●ビショップ
(Bishop:教会?)

修士駒を複数同時に配置することができます。    

    修士駒を1個配置すると2金を獲得します。

    修士駒を2個配置すると5金を獲得します。

    修士駒を3個配置すると8金を獲得します。    

    このスペースは1ラウンド中に複数回使用できます。

    このスペースに配置されている修士駒の合計数(場合によっては順番)によって、次のラウンドのプレイヤーのスタート順番が決まります。従って左から順に修士駒を配置してください。

●コロキウム
(Colloquium:討論会)

修士駒を1体配置し、以下の2つの中から1つを選択します。    

①他プレイヤーの教科書を購入    

 他のプレイヤー1人のディスプレイにある教科書を何冊でも購入することができ、コストとしてディスプレイの上に表示されている金額を支払います。教科書は左から順に購入しなければなりません。    

 ディスプレイにある数以上の教科書を購入したい場合は、その色の教科書を追加で4金で購入できます。    

 このターンに教科書を購入した本棚を1つだけ選択し、その本棚に表示されている名誉点を獲得します。    

 その後、その本棚は裏返しますが、同じ位置に置いておきます。    

 教科書を購入した本棚がすべて裏返しになっている場合、名誉点は得られません。    

 自分の本棚が裏返った場合、その本棚を戻せませんが、本を配置することはできます。 

②辞書を購入する    

 辞書は何冊でも1冊あたり4金で購入することができます。

●ホール オブ フェイム
(Hall of Fame:栄誉殿堂)

栄誉殿堂にある3つの栄光タイルは、すべてのプレイヤーに任意の目的を与えます。

目的を達成すると、追加の学長能力、資源、名誉点を得ることができます。

自分のターン中、3枚の栄光タイルのいずれかの条件を満たしている場合、学長カードの下から対応する文字の胸像カードを1枚取ることができます。これは、自分の学長カードの能力に加えて、今後は対応する学長カードの能力を使用することができます。

胸像カードを取ると即座にボーナスを得ます。(修士駒1体、辞書2冊+教科書1冊、緑の研究2つ)

※最終得点計算時に自分の胸像カードの枚数によって名誉点を獲得します。

最終名誉点について

ゲームが終了すると同時に、各プレイヤーは以下のステップを集計します。        

    1.ストレージにある教科書1冊ごとに1金と交換します。    

    2.ストレージにある4金ごとに名誉点を1ポイント獲得します。    

    3.ストレージにある辞書1冊ごとに名誉点を1ポイントを獲得できます。    

    4.本の評判トラック上の自分の位置(1位/2位/3位)に応じて、12/7/3の名誉点を獲得します。    

   2〜3人用のゲームでは、本の評判トラック上の自分の位置(1位/2位)に応じて、12/5の名誉点を

   獲得します。    

    5.研究トラックで達成したマイルストーンの合計数に教授カードの枚数をかけたものを名誉点として

   獲得します。    

    6.教授カードの右上に表示されている名誉点を獲得します。    

    7.数学部の学生タイルに表示されている名誉点を獲得します。    

    8.A講義室の学生タイル数とB講義室の学生タイル数を掛け合わせたものを名誉点として獲得します。    

    9.胸像カードの所持数が3/2/1枚の場合、12/7/3の名誉点を獲得します。    


ゲームの準備

全体の準備

メインボードの設置

研究カードを背面の文字ごとにランダムで1枚配置する

同じ生徒タイル3枚組をキャンパススペースの対応する学部にランダムに表向きで配置する。

各学部の教授カード2枚をランダムに選び、同じカード3枚組を学部が一致するようにアカデミースペースに配置する。

栄光タイルを背面の文字ごとにランダムで1枚選び、栄誉殿堂の上部の対応する各スペースに配置する。

栄誉殿堂の対応する各スペースに、プレイヤー人数分の胸像カードのセット(a、b、c)を配置する。

10枚の学長カードをシャッフルし2枚のカードを栄誉殿堂の胸像カード「b」と「c」の上に表向きで配置する。

残りのカードからプレイヤー人数+1枚のカードを引き、これらのカードを表向きでメインボードの隣に配置する。

ラウンドマーカーを最初のスペースに配置し、フェーズマーカーをフェーズトラックの左端のスペースに配置する。

プレイヤー色を選択し、個人ボードと本棚7個修士駒4体を取ります。修士駒4体はアーカイブに配置する。

セットアップカードをシャッフルし、ゲームボードの隣に山札を作ります。

名誉トラックの0にマーカーを配置する。順番トラックにマーカーを配置し、研究トラックにもマーカーを配置する。

残りの修士駒2体とすべての教科書、すべての講師駒、プライスタイル、金貨、辞書をサプライに置きます。

未使用のカードと未使用のプレイヤーカラーの駒をすべて箱に戻します。

個人の準備

セットアップカード    

    各プレイヤーは山札から4枚のセットアップカードを引きます。それをドラフトし最後の1枚は戻します。

    取得した3枚のセットアップカードにより初期資源とカード上段の数値合計の低い順にスタート順が決まります。

学長カード    

    各プレイヤーはゲームボードの横にある表向きの学長カードの中から1枚を選び、個人ボードの隣に置きます。

    残りの学長を、栄誉殿堂の胸像カード「a」の上に置きます。

ディスプレイ    

 各プレイヤーは色のついた面を上にして本棚を並べます。そのうち6枚を好きな順番で自分のディスプレイに置き、7枚目の本棚をその脇に置きます。

初期資源の取得    

    手番順に、各プレイヤーはセットアップカードに記載されている初期資源を獲得します。

    ※研究マーカーは他のプレイヤーの上に乗ることがあるので注意してください

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大賢者
よっしぃー
よっしぃー
レビュー
609名が参考
4年以上前

ルネサンス期の新興大学の学長となり、様々な学問の教授を採用し、学生を集め、研究レベルを高めることで一流の教育期間になることを目指します。


コンポーネントは樹脂製の書籍コマと紙製コイン、4つ折りのメインボード、ダブルレイヤーの個人ボード、あとはカード類とタイル類がある。

カード類には言語情報を減らすためアイコンが多用されている。一部言語依存があるが、複雑な内容は見られない。


基本システムはワーカープレイスメント&リソースマネジメント。他のプレイヤーのワーカーがあっても追加のワーカーを支払えばアクションが可能なので、比較的やりたいことができるようになっている。

リソースは、お金と教科書、辞書のみで、教科書はプレイヤーカラー毎にあり、それぞれ個別のリソースとなっている。

教科書はそれぞれのプレイヤーが作成(供給)し、各プレイヤーが購入することで売り手はお金、買い手は教科書が手に入るようになっている。

作成した教科書を自身のリソースとするのか、販売して資金を得るのかが非常に悩ましいポイントになっている。

なお、その他のリソース(お金、辞書)はワーカーのアクションで獲得できる。


獲得したリソースを元に学生や教授を獲得でき、学生は収入やアクション強化、勝利点の獲得、教授は独自のアクション能力を使用できる様になる。


研究レベルは、リソースを支払って上げるのだが、リソースを支払わなくても上げれるアクションスペースも存在する。


6ラウンドを行い、教授、学生、研究レベルに応じた得点を追加して、最も勝利点が高いプレイヤーが勝利となります。


実際プレイしてみると殆どのアクションが得点に繋がるため、様々な戦術が取れる。基本的には初期資源や学長能力があるため、方針が立てやすくなっている。

他のワカプレにある様なワーカースペースの取り合いの要素は低く、リソースマネジメントの要素が非常に高く、教科書の自家消費と販売のバランスが非常に悩ましく、面白いポイントとも言える。


注意点としては、学長や学生の能力処理(〇〇時に+α)が多く、見落としがちなので、しっかりと確認しながらのプレイが推奨される。

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大賢者
きねちん
きねちん
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