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  • 4人~6人
  • 10分前後
  • 10歳~
  • 2019年~

赤い扉と殺人鬼の鍵かくさんのレビュー

611名
2名
0
5年以上前

サイコスリラーな恐怖を味わえるボードゲームってなかなか無いのですが、本作はそれをお手軽に味わえてしまいます。


基本的なシステムは、卓上に裏向きに置かれた扉カードから一枚を選びそこに書かれた指示に従うだけというシンプルなもの。プレイヤーは鍵カードを三枚手に入れた上で脱出口を見つけることが勝利条件です。


脱出を試みるプレイヤーに対し、扉カードには即死トラップ、仲間の中には殺人鬼という二段構えの緊張感。さらに絶望的なのは、『扉カードのリシャッフルがコンスタントに発生して情報が失われる』、『使用すると取り除かれるカードがあるため即死トラップを引く確率がじわじわと上がる』、『殺人鬼を連れたまま脱出を宣言すると全滅する』、などの凶悪な(褒め言葉です)ルールです。


実際、難易度が高く脱出できる確率は体感で10~20%くらいかなと。運悪く一手目で即死トラップを踏んでしまうこともありますが、1プレイが短くサクサクプレイできるため「次行こう、次!」となりストレスにならなかったです。何度もリプレイする前提の『死にゲー』としてプレイするのが正しい楽しみ方と思います。


1プレイが短いのであっさりしたゲームがと思いきや、緊張感の波やドラマが生まれてとても盛り上がりました。細い勝ち筋を繋いで脱出できたときの達成感は格別です。カジュアルにプレイ出来、ついつい「もう一回」とリプレイしてしまう良ゲーでした!


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ozplanning
Nun Nori
皇帝
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