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  • 1人~6人
  • 40分~60分
  • 12歳~
  • 2023年~

アフターアスリーゼンドルフさんのレビュー

707名
11名
0
9ヶ月前


エッフェル塔をバックにサルたちが丘を臨む・・・


え?猿の惑星か何か?


と思いましたが、本当に猿の惑星でした。


人類がなんかわからないが絶滅して、地球では猿が跋扈する時代になりました。プレイヤーはサルの群れのリーダーとなりIQ(勝利点)を高めようというものとなっている。

とお堅く言うが、実際は山札から4枚引いて、できるだけ利益になるようにカードを並べてアクションし、より強力なサルを仲間に引き入れるというデッキ構築ゲームになっている。


ゲームの流れはこんな感じ、サマリーの裏表を見るだけでルールがわかるシンプルさ。


アイコンもこれくらいなので見ながらでもいけます。


1 部隊の招集


山札から4枚引いて表に並べますそして両隣のカードを見て黒く囲めるように並べられればアクションが打てます。


アクションの順番は上段はリソースの獲得から始まり、中段でリソースの支払いで得られるIQ、下段はリソースを支払ってさらなる効果が得られま。


ただ、初期カードを見ると下段はかみ合わないようになっています。


ある程度ゲームが進むと下段の強いカードが獲得できるようになります。


無論アクションを実行せずにリソースを取っておくこともできます。


2 新たなる猿の招待


いよいよデッキ構築の要であるカード獲得ですが、その前にプレイヤー各々にこのようなアクションディスクを4枚渡されています。


この4つの内好きなアクションを行うと、固定のリソースを支払い猿を迎え入れることができます。



ただ、注意しなければいけないのが、チンパンジー以外、支払うリソースの種類は決まっています。そして3支払うとレベル1のカードが、6支払うとレベル2のカードが手に入ります。


当然2のほうが強力です。


迎え入れた猿はデッキの山札に乗せますので次のラウンドには必ず使えるようになります。


あと地味に使えるアクションとしてリソースをなんでもいいので2個支払うと他の人のアクションをコピーして使えます。


それらが終わると次のラウンドに進みます。基本これを繰り返していきます。




3 特殊なギミック


あと補足としてデッキ構築でありがちな圧縮もできます。個人ボードの下の数値(見ずらいやつにしてしまった・・・)

怒りゲージというものがあり、4つ支払うといつでもゲームから除外できます。無論カードによって除外した時に得られるリソースやIQがありますので無駄にはなりません。



乾電池のリソースは主に人類が残した遺物に使用します。遺物によって使うタイミングが異なりますが、強力な効果もありますし、中には直接IQに変えてくれるものもあります。


これらを駆使して誰よりも早くIQ870を目指すレースで勝利しましょうというのがこのゲームとなっています。


ここまでの流れで十分説明しきったと思います。対人だとインタラクティブの薄いレースゲームになるのだが・・・


個人的に熱いのがソロモードである。


対戦相手の猿の王は、毎ラウンドある程度の資源を確保している。プレイヤーは手元のカードをうまく組み合わせて、猿の王の資源を強奪していく。


そうすることによって猿の王のカード獲得を阻止できる上に、特殊ルールによるIQ獲得を防ぐこともできる。当然IQ80までいくとゲーム終了のフラグが切られ、最終的に高い人が勝利する。


多人数プレイとは違ったインタラクティブ性の高いプレイ感に変わるのだ。


実際にプレイしてみて思ったのはもともとソロモードのような資源の奪い合いのルールを用いていたのではないか。

例えばこのルールを使ってお互いプレイヤーが毎ラウンド猿の王みたいにある程度のリソースを獲得した状態から奪い合ってプレイするとしたら・・・

などと考えたけど、インタラクティブ性が逆に高すぎて、ここ最近の風潮に合わなくて、今のルールになったのかもしれない。


ただソロは好きじゃないなーという人でも一回はやってみることをお勧めしたい。


デッキ構築をしつつリソース管理と得点管理、どのタイミングで遺物を使うのか、

カードを獲得しないと強くならない、しかしIQ上げるのをおろそかにできない

このジレンマが味わえる上に


このゲームプレイヤーが同時に行って処理していくので待ち時間も少なく、インスト込みでも1時間かかるかどうかだと思っています。


イラストが猿だから気に入らないという人もいるかもしれませんが、このゲームをやらずにスルーするには惜しい作品だと思います。



そしてある程度遊ばれたなら、是非ソロモードも体験していただきたいと思います。

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