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  • 2人~6人
  • 300分~999分
  • 1980年~

タイタンの掟ライタさんの戦略やコツ

168名
2名
0
3年以上前

基本的なところを解説します。

最初のレギオンの作り方

最初はタイタン、エンジェルのロードとオグレ(オグ)、ガーゴイル(ガゴ)、ケンタウロス(ケン)のクリーチャー2体ずつから4体で構成されたレギオンを作ります。

このとき、タイタンとエンジェルは同じレギオンにはできません。オグ、ガゴ、ケン2枚ずつをどう3枚ずつに分けるかを考えることになります。


切り方候補1

最も有力なのが

- オグオグガゴ

- ケンケンガゴ

です。どちらをタイタンにするかは好みですが、筆者はオグオグに入れることが多いです

この切り方の狙いは、早期にドラゴンにアクセスするです。

以降、オグレギオンは

オグオグガゴ+オグ+ミノタウロス(ミノ)+ミノ

と取っていき、ユニコーン(ユニ)かドラゴン(ドラ)を狙います。

一方のケンレギオンは

ケンケンガゴ+ライオン(レオ)+レオ+ミノ+ミノ

と取って同じくユニドラを狙います。 


切り方の候補2

- ガゴガゴケン

- オグオグケン


この切り方の解説の前に、ユニット強さの基本的な考え方について説明します。


ユニット強さの考え方

このゲームでは、各キャラクタは左下にパワー(P)、右下にスキル(S)という数値を持っており、各コマの強さ(倒したときの点数)はその掛け算で表されます。

例えばP6S4のエンジェルは24点という具合です。以降P6S4を6-4と書くことにします。

では、最下位クリーチャーであるオグ、ガゴ、ケンを見てみると、それぞれ6-2, 4-3, 3-4と一見すべて同じ12点のクリーチャーに見えます。が、この3体には明確に能力差があり、オグガゴケンの順に強いです

強さの違いの理由

このゲームの戦闘では、パワー分だけ6面ダイスを振り、攻撃と防御キャラクタのスキルの差分だけ出目をズラして命中判定をします。4以上で命中です。

例えばケンがオグを殴るときは、

ダイスを3個振って、スキル差2を出目に足して、4以上の数を数えます。つまり1以外が命中です。

一方オグがケンを殴るときは6個振って出目から2引きます。つまり6のみが命中します。

この命中数をダメージとして蓄積し、パワーを超えたらキャラクタは死亡します。

期待値としては、ケンはオグを2回殴ると1が1つは出るので、3回殴ると倒せる。オグは1回振ると6が1つは出るので3回殴ると倒せる。という感じのバランスです。

が、確率とは恐ろしいものです。オグは1発でケンを倒し得るのに対し、ケンは絶対にオグを1発では倒し得ません

これが非常にベースな考え方で、同点ならばパワーが高いほうが強いです。

では、切り方1では、なぜ点数でベア6-3に劣るミノ4-4を取りに行くのか。これは後ほど、オグガゴケンを定義づけるもう一つの理由があるのですが、それはまた別の解説で。


切り方2の狙い

閑話休題。

それではガゴガゴケン オグオグケン切りについて説明します。

この狙いはズバリ早期決着です。単純に「持ってるキャラクタを強い順に切ったらこうなった」であり、オグオグの部隊で切り方1のケンケンを殴れば、殴り勝てるといった具合です。

もう1つの狙いはサイクロプス(シクロー、シク)です。ガゴはこのゲームの盤面で、外側に増え目が多いクリーチャーです。このゲームは内側に行くほど、強力なクリーチャーが手に入れられる反面、進みにくいという特徴を持ちます。言い換えればガゴは適当に外側を回っていると増える、繁殖力の高いクリーチャーであると言えます。

ガゴガゴケン部隊は以降、外側を高速に周回しながら

+シク +シク +シク +ベヒモス(ベヒ)/ゴルゴン(ゴル)

と取っていきます。シク9-2は同じ2世代のクリーチャ、レオ5-3、トロール(トロ)8-2と比べ圧倒的に強く、これをタイタン部隊として、相手のタイタンにぶつけて勝つというプレイを狙います。

余談ですが、筆者のコミュニティではこの分割をジャドーと呼んでいます。邪道という意味を少し含みつつ、ガゴの最上位クリーチャー、サーペント18-2が蛇であることから蛇道というわけです。


レギオンの分割について

基本的には7体に達したレギオンを分割していきます。分割に際しては、1体のレギオンは作れないので、2/5分割か3/4分割することになります。(実はもう1つ候補があります)

基本的には2/5分割をして弱いクリーチャを切り離すのが良いでしょう。

切り方の1のケンレギオンは、

ケンケンガゴレオレオミノ の時点で、ケンケンが切れます。

実際はこれほどストレートに増えることは少なく、1度はガゴを取っていることが多いです。そのため

ケンケンガゴガゴレオレオのタイミングで、ガゴガゴを切ることがほとんどです。

このレギオンはこのあと内側に入って強力なクリーチャーを取りに行くため、ガゴの増える目はなく、増強方針に合わないためです。


3/4分割が推奨されない理由

このゲームにおいては、戦闘は数で決まります。

6-4のエンジェル1体は、ケンケン2体に勝てません。つまり3/4分割は瞬間的に最もレギオンが弱くなる切り方というわけです。

オグレギオンはオグオグオグと増えているので、この3体を切り離したくなります。

が、本体にオグが1枚残ってでも、基本的にはオグオグの2体を切ると良いでしょう。

2/2/3分割

このゲームでは5枚以上のレギオンは分割できますので、この切り方もありです。

この切り方の狙いは、いい出目を待つです。

レギオンの移動先に他の自分のレギオンがある時は、移動失敗とし、レギオンの分割をキャンセルすることができます。

例えばオグオグ/オグガゴ/ミノミノタイタンという分割をして、オグオグでレオが取れたらそちらを、オグガゴでガゴをとれたらそちらだけ動かし、残りは戻すという寸法です。

3/3分割 3/2分割

タワー横などで選択肢が多いときに、積極的に戦力を拡大する作戦です。最序盤で時々みます。


まとめ

この記事では最序盤のレギオンの作り方と、その狙いについて解説しました。

ガゴを分けて、ミノドラを狙う分割

ケンを分けて、ヘビを目指すジャドー分割

これ以外にもオグを分ける、それぞれ1体ずつが考えられますが、あまりメリットはないでしょう。

また、レギオンの強さは数で決まるという話を少しだけ触れました。安全が確保できていない場所では、2/5分割とし、本体の強さを維持するのが良いでしょう。



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