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  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 8歳~
  • 2007年~

テーベ / テーベの東クロさんのレビュー

244名
1名
0
7年弱前

プレイヤーは考古学者になって遺跡発掘を行い、名声=勝利点を稼ぐゲームです。
いろいろと独特なゲームシステムが採用されており、独創的なゲームという印象です。
1,時間経過
プレイヤーのアクションには移動するのもカードの獲得、遺跡発掘に至るまでどれだけの時間経過するかが決められており、ボードの周辺上にある時間経過をしめす数字を元に各プレイヤーの現在時間が管理されます。そして、「現在最も時間を使っていない」プレイヤーが手番プレイヤーとなります。(パッチワークのようなシステムと言えば通じるでしょうか?)
これにより連続手番を狙って行動するなどが非常に重要になってきます。また、遺跡発掘するときにどれだけの期間を発掘に費やすかも重要な駆け引き要素になります。
2,遺跡発掘
遺跡発掘は自分が持っている知識を元に決められた枚数だけ、袋からタイルを引きます。
この袋から得点のついた遺産や発掘に使える知識タイル、そしてハズレの砂が入っており、遺産を引き当てた後に砂タイルだけを袋に戻します。よって、発掘が進むと袋の中の砂ばかりになって得点の出てこない枯れた遺跡になってしまいます。
そこで先に遺跡発掘に行くか、知識を蓄えに行くかのバランスで悩むことになります

発掘できるタイルの数を決める円盤のエンコーダーも非常に面白いです。これをくるくる回して次の行動を考えるだけでも楽しいです。
得点の獲得方法が運要素が強いため、プレイスタイルや嗜好によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。自分が遊んだときは引くアクションだけでもすごく盛り上がって楽しかったです。

袋からジャラジャラとタイルを引く、エンコーダを回す、時間経過を考えながらアクションを考える。
どのルールもが非常に良いかみ合い方をして、楽しいゲームでした。

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