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  • 1人~4人
  • 60分前後
  • 13歳~
  • 2020年~

惑星Xの探索リーゼンドルフさんのレビュー

360名
2名
0
1年以上前

論理推理ゲームは数多くあれど、死体も出ない、盗みもないSFものとなっている。


推理物の中には出題者と回答側に別れるものとなることがあったりするが、このゲームはアプリにその役目を与えてプレイヤーは衝立をして、手元を隠しながら頭を抱えるものとなっている。


惑星Xという謎の天体物を4つの世界を代表する天文台に別れて場所を特定するというものとなっている。

ちなみに特定したとしてもそれは終了条件が切られたことになるだけで、最終得点が高い人が勝利するというのがこのゲームの目的となる。


コンポーネントは結構すっきりしていて、外周にあるコマがぐるぐる回り、内側の円盤が調査範囲を限定するようにぐるぐる回っている。円を12分割した(通常モードの場合)エリアに各々のコマを置いていくかんじになる。


ではアプリを通じてザックリとした流れを説明します。(画面はソロ用になっています)



個人にあてられた季節の紙をもらい


アプリに入力します(共用でもいいらしいが、できれば各プレイヤーインストールしたほうがいいらしい。

そして難易度を選択し


初期情報をもらいます。


それを紙に書きこみます。下には各天体の数と置かれているルールが掲載しています。


研究と学会というあのは対象の天体の位置関係やその天体のヒントを見ることができます。


目標となる惑星Xに関するヒントは学会によって研究しているのでヒントが出るのは時間がかかります。


毎ゲームこのテーマは変わります。


手元のメモに記入しておくといいでしょう。


このゲームは調査をするのに基本時間がかかります。といってもリソースとして支払うのではありません。


調査


こちらの注意のように調査ができる範囲は太陽と地球の関係で限定されています。


中央の黄色いのが太陽でこの図ですと真上にあるのが地球です。なので現在光っている部分(数字の1~6の部分)が調査できます。


アプリで調べたい天体と範囲を指定します。範囲が広ければ広い程消費する時間が少なくなります。


時計マークは消費した時間という扱いになます。得られた答えは自分だけの情報です。相手にわかることは調査した内容だけです。手元のメモに記録するなりしておきます。



消費した時間分右回りを移動します。


続いて赤が調査を行い4時間かけると1に誰もいなくなったので。


中央の視界ボードが最後尾のコマを追いかけるように移動します。つまり地球も公転して移動したということになります。


精密探査



精密探査はずばりその空域になにがあるのか探ることができます。(ただし惑星Xに関しては判明するわけではなく【『空』というどの種類の天体が存在しない】という状態で報告されますが、この状態の場所は2か所あります)


この調査に関しては、各ゲーム2回までしか行えませんので、使いどころ恥ずかしいですが、強力なアクションであるのは間違いありません。


学説フェイス


その中にこのアイコンを通過すると学説フェイスが発生します。



学説フェイスは12分割(通常モードの場合)されている各空間にどんな天体があるのかわかった場合(あてずっぽうでもok)こちらのトークンを裏返しにして


外側に置いておきます。学説は各フェイス1回して唱えることはできません。

(つまり、黄色の天文台としての研究成果を学会やネイチャー辺りの機関誌に寄稿したと解釈したほうがいいかもしれません)


他の学説フェイスにたどり着くと・・・


当然他の場所に関する学説は唱えられますが、すでに唱えたものは内側に1マス進みます。ちなみに何人かが同じタイミングで送られることもあります。


誰かが内側に達した場合、査読(ザックリ言えば答え合わせ)がはじまります。


小惑星という学説を送った人は正解を出しました。


そして途中まで進めた人でも全員のコマが裏返り、正解が判明します。むろんここで間違ってしまうと、ペナルティーはとくにありません。


ただ・・・学説コマの数は有限であり、仮にこの場所で別の天体の学説を唱えていた場合、その枚数分の学説は唱えられなくなります。


ちなみに査読をした場所は以降学説を唱えることができません。


この正解の有無は後の点数に関わってきます。


ということでボットでも誰かが惑星Xを見つけてしまいました。


ここで残された手は2択です


学説を1つか2つ発表する

無論最終得点を稼ぐ手段として有効です惑星Xの位置は特定できない人はこれを行えます。ただし惑星Xを発見した人とどれくらい離れているかによって、唱えられる学説は変わってきます。


惑星Xを特定する

ある程度情報が集まっているのならラストチャンスとして打つこともできます。

うっかり成功した場合・・・


発見した赤よりも何マス離れているかによってX発見のボーナスが変わってきます。


全員手番が終わりましたらゲーム終了して答え合わせを行います。


唱えた学説が正しいと各天体によって得点が変わります。ちなみに最初にXを発見した人は1点入り、さらに10点が追加されます。

後追いでXを発見した場合、最初に発見した人の1マスの距離につき2点ずつ増えていきます。


合計店の高い人が勝利します。



専門用語がわかりずらくしているとは思いますが、何度か遊ばれると楽しさがわかると思います。対人ですとこれで衝立してやりますので、相手の行動も調査の材料にしたり、自分の唱えた学説を見直したり、あと履歴で誰が何をやったかは見れます。


コンポーネントがすっきりしていますがさらなる難易度、上級モードも用意されています。


ちなみにソロで何度か遊びましたが、ボットの難易度は正直高いです。一度も相手より先に惑星Xは見つけられません。ただ、一人で黙々と遊ぶのには十分ですし、対人で遊んでも楽しめると思います。


ちなみにアプリに関しては1つのスマホを使いまわすより、各自でインストールしてもらって、お互いでゲームコードをリンクして遊んだほうが効率がいいと思います。


推理ゲームというカテゴリーが苦手じゃなければ試してみてはいかがでしょうか。

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